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武田薬品巨額買収決断の経緯

2020年01月03日 | 企業
武田薬品CEOの巨額買収決断の裏で積み重ねられた「社員との対話」

 ☆武田薬品工業、製薬大手シャイアーの大型M&Aが話題となった
 ☆世界を舞台に戦う企業を目指して大きな一手を打った
 ☆その経営者の手腕と哲学
 ☆ウェバーのモチベーションの源泉
 *日本では、製薬会社の評判は高くありません
 *私はこの会社を、高い名声を得られる会社にしたい
 *タケダを世界中の患者さんに貢献する真のグローバル企業にしたい

武田薬品の代表取締役社長でCEOクリストフ・ウェバー
 ☆取材前剛腕経営者に抱いていた印象は、剛腕経営者
 ☆ウェバーに関して社員からは
 *「威圧感はない」「穏やかで紳士」との声が多く聞かれる
 *社長が社員と気さくに話すなんて、昔のタケダではあり得なかった
 ☆ウェバーは、前社長に引き抜かれ、社長に就任
 ☆ウェバーは、社長就任後からグローバル化に舵を切る
 *アイルランドの製薬大手シャイアーを約6兆2000億円で買収
 ☆タケダは世界の製薬会社の売上高上位10社に名を連ねる
 *海外売上高比率は8割
クリストフ・ウェバーの買収に関してのコメント
 ☆社員との対話なくして戦略を立てることはできない、タケダの頭脳は現場にあるから
 ☆CEOは、数千人との対話を経て、新たなR&Dモデルを打ち出した
 ☆CEOの経営方針の3つのポイント
 *総花主義をやめ、治療対象領域を消化器系、がん、神経精神系に絞り込む
 *学術界やバイオテクノロジー企業との連携による最先端技術の獲得
 *革新性の高さにこだわる
 ☆CEOのグローバル化の推進
 *製造部門のグローバル組織を作る
 *社長を含む幹部候補を世界同一基準で育成する「アクセラレーター・プログラム」の開始
 *日本発グローバル企業の地位を確固たるものにしたのが、シャイアー買収
 *買収の構想は、着任した当時からあった分けではなかった
 ☆R&Dモデルの変革
 *企業にグローバル化が進んでいなければ、大型買収など出来ない
 *一緒になれば、R&D先行型のグローバル企業として成長を加速できる
 ☆日本市場でも類を見ない大型買収
 *ボードメンバーと、6カ月にわたり議論した
 *18年初頭ボードメンバーは満場一致で買収を決めた
シャイアー買収に皆が『賛成』
 ☆買収を機に、タケダの治療対象領域に希少疾患が加わった
 ☆一般的に、希少疾患は収益化が難しいとされる
 ☆希少疾患の多くは、治療法が確立されていない
 ☆この領域に取り組むのは、患者さんを第一に考える、タケダの理念に合致している
 ☆必要なことは、社員と「共に歩む一体感」
普遍性の中にある革新性
 ☆未来の姿を共有し、変革の原動力に変えると社内の雰囲気も変わった
 ☆タウンホ ールミーティング
 *社員が気軽に手を挙げ、社長に直接質問を投げかける
 ☆社長室
 *現状や未来を語り合う若手や中堅社員の姿が見られるようになった
社内には競争環境があるべきとの考えは間違い
 ☆必要なのは、共に歩むという一体感
 ☆武田は、湘南研究所を創薬ベンチャーや企業、大学の研究者などに本格的に開放した
 *パートナーシップ連携を加速させるのが目的
 *同施設では、山中伸弥の研究チームなど約60の企業が開発や活用に取り組む
 ☆CEOは、タケダは「5年以内に12の新薬を市場に投入する」と発表
 *新薬のパイプラインのうち50%がパートナーとの連携から生み出されたもの
 ☆普遍性の中にある革新性がタケダの強さだ
知識・意欲の向上目指し、記事を参考・引用し、自分のノートとしてブログに記載
出典内容の知識共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介しました
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
出典、『Forbes JAPAN  magazine』


武田薬品巨額買収決断の経緯
(『Forbes JAPAN  magazine』記事より画像引用)



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