慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

『リベラル』『キャンセルカルチャーの快感、光と影』

2024年01月07日 | 社会
🌸正義は最大の娯楽である3

『要旨』
 ☆キャンセルカルチャーの快感、その光と影
 *総体としては、ひとびとの厚生を大きく引き上げたが
 ①過去の愚行は永遠に許されないのか?
 ➁キャンセルの対象がきわめて恣意的だ(有名人に限定される)
 ☆「リベラル」とは「自分らしく生きる」等の価値観

キャンセルカルチャーの快感
 ☆東京五輪の開会式直前のキャンセルカルチャー
 *楽曲を担当するミュージシャン、過去のいじめ行為を理由に辞任
 *演出担当の劇作家が過去にホロコーストをギャグにしていたとして解任
 *出演を予定俳優が、過去に障がい者を椰楡するコントを演じ辞退する
 ☆公的な地位からのキャンセル(辞任)を求められること
 *「キャンセルカルチャー」として欧米でしばしば問題になっている
 ☆アメリカでは近年、SNSでの発言が「人種差別的」と見なされた
 *高名な大学教授が学会からの除名を求められた
 ☆キャンセルカルチャーの背景には
 *世界的な「リベラル化」の大きな潮流がある

「リベラル」とは
 ☆この世に生を受けた以上
 *「自分の人生は自分で決める」
 *「自分らしく生きる」との価値観
 ☆自由の相互性・普遍性がリベラリズムの基礎
 *現代では、自分では変えられない属性による差別
 (人種、民族、性別、国籍、身分、性的指向等)
 *自分では変えられない属性による差別は、許されなくなった

ポリティカル・コレクトネス(政治的な正しさ)
 ☆従来、マイノリティはきびしい差別に苦しんできた
 ☆リベラルな社会を目指す運動
 *総体としては、ひとびとの厚生を大きく引き上げた
 *リベラル化は、疑いもなく「よいこと」だ
 ☆一方で、「絶対的な正義」の基準を決めた
 *有名人の過去を徹底的に調べあげ、正義に反した言動をした者を
 *吊るし上げる運動が起きるようになった
 ☆「差別は許されない」のは当然だが
 *過激化するキャンセルカルチャーには疑問がある
 ①過去の愚行は永遠に許されないのか?
 ➁キャンセルの対象がきわめて恣意的だ
 *批判を浴びるのはキャンセル可能な地位についた者だ
 *同じ言動をしていても、異なる立場の場合、過去は不問にされる
 *ネツト炎上が人格や人生を全否定する「私刑」に発展することがある
 ③有名人を袋叩きにしたからといって、問題が解決するわけではない
 *社会がよくなるわけでもないことだ
 ☆徹底的に社会的な動物である人間
 *不正を行なったと(主観的に)感じる相手に制裁を加えると
 *脳の報酬系が刺激され、快感を得るように「設計」されている
 ☆スマホをいじるだけで
 *これほど魅力で安全な「娯楽」はほかにない
 ☆リベラル化を人類にとっての光だとすれば
 *光が強ければ強いほど影も濃くなる
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『バカと無知』他






『リベラル』『キャンセルカルチャーの快感、光と影』
(ネットより画像引用)

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『貯金>投資の現実』『証券... | トップ | 『イギリスでの中国の脅威』... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

社会」カテゴリの最新記事