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市場は道徳を締め出す5(血液の売買他)

2021年09月07日 | 道徳
🌸市場は道徳を締め出す5(血液の売買他)

市場の商品化効果と結果
 ☆多くの経済学者たち、商品化効果の証拠を発見する
 *何かをやってもらうためにお金を払っても
 *無料で頼む場合ほどの努力を引き出せないことがある
 *善行の場合はなおさらである
 ☆社会心理学で、商品化効果の説明となりうる成果を上げている
 *内因的動機(道徳的信念や目の前の課題への関心)
 *外因的動機(お金をはじめとする有形の報酬)
 *そのの違いを強調する
 ☆本質的に価値があると思う活動に携わっている人々に
 *金銭の提供を申し出ると、内因的な関心や責任を「締め出す」
 *動機を弱めることになりかねない
 *例、教育、医療、職場、任意団体、市民生活など
 ☆最も基本的な経済『法則』の逆を意味した結果になる
 *金銭的インセンティブを増やすと供給は増えず減る


⛳血液を売りに出す行為
 ☆市場が非市場的規範を締め出すことの例証で有名な血液の献血
 ☆血液の商品化
 *市場に対する二つの異論(公正と腐敗)の実例を提供する
 ☆営利を目的とする血液バンクの成果と影響
 *現金がほしいスラムの住人から供給のほとんどを得ている
 *血液を市場の商品にすると、人々の献血への義務感が蝕まれ
 *利他精神が損なわれ、贈与関係が崩壊する
 *人々が血液を普通に売買される商品とみなしはじめると
 *献血に対する道徳的責任を感じにくくなる
 ☆血液の売買が広まる
 *無償で献血しようという意欲が奪われてしまう
 *市場主導の社会は利他主義にきわめて冷淡になる
 ☆市場信仰についての二つの基本教義
 *人間の本性と道徳生活に関する二つの仮定
 *その正しさを証明することはめったにない

市場信仰をめぐる二つの基本教義
 ☆第1の教義は、ある活動の商品化はその活動を変えない
 *お金が何かを腐敗させたり
 *市場関係が非市場的規範を締め出したりすることはない
 *以前は、取引されなかった善が取引できても何の害もない
 *市場での取引を認めれば幸福になれる人がいる
 *不幸になる人は誰もいない
 ☆第2の教義は、倫理的行為は倹約が必要
 *利他精神、寛大さ、市民的義務などに頼りすぎるべきでない
 *道徳感情は使えば枯渇する希少資源だ
 *市場は利己心に依存している
 *供給にかぎりのある美徳を使わずにすむようするのが必要
 ☆血液の供給を一般の人々の寛大さに頼ると
 *社会的・慈善的目的にまわす寛大さは減ってしまう
 *昔から非市場的価値が支配してきた生活領域も含まれる
 *利他主義、寛容、市民的美徳の供給量、決まっているとすれば
 *われわれはそれを節約すべきだ
 ☆市場への依存を強めることは
 *道徳への依存を弱めること希少資源を保全する方法
                                               (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、「それお金で買いますか」



市場は道徳を締め出す5(血液の売買他)
(ネットより画像引用)

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