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「アーバスキュラー菌」「ストライガ」

2023年09月28日 | 生命科学
🌸大事な共生相手を攻撃する理由2

土壌改良資材の開発
 ☆最近では菌根菌を処置した上壌改良資材が市販されている
 ☆アーバスキュラー菌根菌は植物と共生しないと生育できない
 *絶対共生菌なので、単独での純粋培養ができない
 *アーバスキュラー菌根菌は高価だ
 *単独の人工培養が可能になれば、単価も抑えられる
 ☆アーバスキュラー菌そうなれば、土壌改良資材として
 *もっと用いられるようになることが期待されている

菌の助けを借りて植物は海から陸に上がる
 ☆アーバスキュラー菌が登場は、4億6千万年前のオルドビス紀
 *海中に生息していた植物が陸に上がったのもそのころ
 ☆当時の陸上の様子は、火山が噴火した直後の大地
 *噴出したマグマで形成された大地は、岩石のみの貧栄養環境だった
 *過酷な状況で、生命体が生存することは大変だった
 ☆生物が生息していた海のなか
 *栄養分が循環しており
 *海中植物は植物体全部の表面からたやすく栄養分を吸収できた
 ☆生物は、陸上に上がるとそうはいかない
 *土壌から栄養物を吸収する「根」という器官が必要になる
 *海中植物、コンブやワカメ根に見えるが
 (植物体を海中に固定するためだけのもの)
 *現在の陸上植物の根の様な、水分や栄養分を輸送する組織はなかった
 ☆当時、陸に上がった植物の祖先
 *「仮根」と呼ばれる貧弱な器官しかなかった
 ☆アーバスキュラー菌は、それを助けてくれた
 *リンや水分が乏しい陸上で
 *植物にリンや水分供給してくたのは、アーバスキュラー菌だった
 ☆陸上植物とアーバスキュラー菌根菌との共生
 *大昔、植物の陸上進出と共に始まった
 ☆雲仙普賢岳が噴火したおり
 *回復の一環としてアーバスキュラー菌根菌を組み込んだバッグ
 *ヘリコプターで散布された

⛳独立に進んだ植物と菌の認識方法
 ☆宿主植物と菌根菌が共生する際の認識方法
 ☆ストライガという植物
 *自身で光合成を行わずに他の植物に寄生してている
 *光合成産物や水分を横取りして生きる寄生植物
 *この植物は、宿主植物の根に寄生する
 *農作物に深刻な被害を与えその除去は大きな問題となっていた
 ☆ストライガは、宿主植物が近くにいない場合は
 *宿主植物が近くに生えるまで種子は何もせず、休眠で発芽しない
 *ストライガの種子は、宿主植物が出す化学物質を頼りに
 *宿主植物がどこにいるかを判断している
 *宿主植物が近くにいると分かると発芽し、宿主の根にたどりつく
 ☆宿主植物が、寄生植物を引き寄せる化合物を出す理由
 *普通、自己に不利に働く化合物を分泌しつづけることはしない
 *植物が共生したいパートナーである菌根菌を呼び寄せるのに
 *使われたシグナル化学物質が、 ストライガによって悪用されていた
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『「利他」の生物学』





                     (ストライガ)
「アーバスキュラー菌」「ストライガ」
『「利他」の生物学』記事、ネットより画像引用)

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