慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
「不老不死の気持ちで、知識の習得を!」

死の壁(養老孟司)

2020年09月18日 | 雑誌・書籍
🌸死の壁(養老孟司 )

 ☆人間の死亡率は100パーセントなのだが
 ☆現代社会では、身近で「死」と遭遇する事少ない
 *核家族生活で、身内と同居する世帯以前に比べ少ない
 *多くの死は、病院、介護施設等で起きている
 ☆現代社会、死が身近なものではなくなってしまっている?

「なぜ人を殺してはいけないのか」から始る本書
 ☆養老さんは蠅を例に挙げる
 *そんなもの、殺したら二度と作れねえよ
 *蠅だってどういうわけか知らないけれど現にいるんだ
 *無闇に壊したら取り返しがつかない
 ☆人間は殺してだめだが、牛や豚ならいいかの考えに対し
 *仏教の説く「無闇な殺生を戒める」としている
 *誰もがそういう罪深い存在であるという思い
 *持っているべきだと述べられている

著者は解剖学者として、多くの死体と向き合う
 ☆「死とはなにか」との抽象的なことについて考える場合
 *「死体とはなにか」と考えてみて気付かれたこと
 ☆人事にせよ、死にせよ「なかったことにする」ことは出来ない
 *死は回復不能で、一度殺した蠅を生き返らせることは出来きない
 ☆だから人を殺してはいけないし、安易に自殺してはいけない
 *死を簡単に考えないほうがよい

無常観
 ☆人生のあらゆる行為に回復不能な面はある
 *死に関わっていない場合には、そういう面が強く感じられない
 ☆日常生活を送っているとあまり感じないだけ
 *実は毎日が取り返しがつかない日なのです
 *今日という日は明日には無くなる
 ☆人生のあらゆる行為は取り返しがつかない
 *死くらい、それが歴然と示しているものはない

死とはどういう状態? 
 ☆死には3種類あるのではとのユニークな発想になる
 *「自分(一人称)の死体」「親しい人(二人称)の死体」
 *「他人(三人称)の死体」
 ☆死について考えるときに「一人称の死」ばかりに目が行く
 ☆「二人称・三人称の死」から目を逸らしてはいないか?
 ☆ 自分の死なん実態のない抽象的な概念でしかない
 *全ての死が「一人称の死」されているのでは?
                     (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、『死の壁』新潮社、中田敦彦ユーチューブ大学




死の壁(養老孟司)
(ネットより画像引用)

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