🌸立正佼成会と霊友会3
⛳新たな都市民のための先祖供養
☆日敬は妙佼を自転車の荷台に乗せて走り回り、布教活動を行った
⛳新たな都市民のための先祖供養
☆日敬は妙佼を自転車の荷台に乗せて走り回り、布教活動を行った
☆宗教団体法が施行され、宗教結社大日本立正交成会となった
*妙佼のお告げで、本部を和田し、会の名称を立正交成会に改め
*宗教法人としての認証を受ける
☆高度経済成長の時代がはじまると
*立正佼成会は、急速に信者の数を増やしていく
☆立正佼成会の布教の武器になったのが
*先祖供養、妙佼の霊感と日敬の学んだ性名判断の組み合わせと法座
☆立正佼成会では、霊友会の伝統を受け継ぎ
☆立正佼成会では、霊友会の伝統を受け継ぎ
*総戒名をそのままとりいれ、先祖供養を実践した
*都市化の波に乗って地方の農村部から大都市に移ってきた人間には
*理解がしやすい信仰の形態だった
☆立正佼成会は、そうした新しい都市民に
*夫婦それぞれの家の先祖を祀る新しい先祖供養の形式を教えることで
*信仰の基盤を作り上げていった
☆生活を送るなかで、さまざまな問題が起こるし病に陥ることもある
☆生活を送るなかで、さまざまな問題が起こるし病に陥ることもある
*その際に効力を発揮したのが
*妙佼の霊感であり、日敬の姓名判断であった
☆こうした救済の方法は、俗信、あるいは迷信の類であり
*社会から批判を浴びる可能性もあるし
*教団の近代化を進める上で妨げになるものであった
*妙佼が亡くなっていることも影響し、しだいに立正佼成会は
*そうした霊的な救済手段を表に出さないようになっていく
*妙佼死後の日敬は、教義の体系化を進めていくが
*学界の動向に影響され、仏教の原点への回帰をめざした
⛳法座
☆法座も、立正佼成会が霊友会から受け継いだ方法である
⛳法座
☆法座も、立正佼成会が霊友会から受け継いだ方法である
*法座は、立正佼成会の活動の核になっている
*法座には、十人から二十人くらいの会員が集まり
*車座になって話し合いを行う
*「法座は佼成会のいのち」とも言われている
*「法座は佼成会のいのち」とも言われている
☆法座にはじめて参加したという若い主婦もいて
*連れてきた子どもについての悩みを打ち明け
*リーダーから指導を受けていた
☆法座で受けたアドバイスにしたがって行動することで
*何らかの「ご利益」を受けたとしたら
*何らかの「ご利益」を受けたとしたら
*深く信仰の世界に入っていって行く
☆法座に通うことで
*信者はそこに集ってくる人間に対して強い仲間意識をもつようになる
*そうした人間たちは、立正佼成会と出会うまで
*そうした人間たちは、立正佼成会と出会うまで
*孤独な生活を送っていたことであろう
*法座の仲間がいれば、いつでも相談することができるし
*リーダーは、問題を解決するために尽力してくれる
*法座は、人間関係のネツトワーク機能を果たしている
*だからこそ、法座は高度経済成長の時代
*都会に出てきたばかりの人間たちを救うことになった
⛳読売菩薩事件
☆創価学会が戦闘的で排他的な傾向を示している
⛳読売菩薩事件
☆創価学会が戦闘的で排他的な傾向を示している
☆立正佼成会の場合
*むしろ保守的で他の宗教についても、寛容な姿勢を示してきた
☆「読売事件」
*読売新聞は、立正佼成会による土地不法買い占め事件を報道した
*立正佼成会が急速にその勢力を拡大しつつあった時代
☆「読売事件」
*読売新聞は、立正佼成会による土地不法買い占め事件を報道した
*立正佼成会が急速にその勢力を拡大しつつあった時代
*立正佼成会の本部などに家宅捜査が入り
*日敬は、参考人として衆議院の法務委員会にも呼ばれた
*立正佼成会にとって大きなダメージで、会員数も減少した
*立正佼成会にとって大きなダメージで、会員数も減少した
☆読売新聞の創価学会に対する批判であったら
*学会は読売新聞に激しく抗議し
*新聞の講読ボイコットまで行っていたかもしれない
☆立正佼成会は、読売新聞のことを「菩薩」と呼んだ
*読売新聞が、自分たちの行き過ぎを戒めてくれたものと解釈し
*これでは社会との摩擦には発展しない
☆戦後に勢力を拡大してからの立正佼成会
☆戦後に勢力を拡大してからの立正佼成会
*創価学会と対抗し、反創価学会系の新宗教教団が集結した
*新日本宗教団体連合会(新宗連)の中心教団として活動を展開した
*平和運動や宗教間対話の運動にも熱心で
*世界宗教者平和会議には、その創立以来関与している
☆読売事件の後、内紛が起こったことがあったものの
*内部対立が表面化することもないし、分派も生まれていない
⛳インナートリップの霊友会
☆霊友会の方は、立正佼成会などが分かれていった後
*久保角太郎が癌で亡くなる
☆霊友会の場合、喜美が神憑りする霊能者で
*角太郎が組織をまとめる組織者であった
*角太郎の死は大きな痛手であった
*結果、次々と分派が生まれていくことになる
*結果、次々と分派が生まれていくことになる
*喜美の独善的な傾向が、数多くの分派を生んだとも言われる
☆霊友会、金塊隠匿と脱税、赤い羽根共同募金の横領が発覚した
*戦前の分派の際には、分かれていく集団に属する人間の数が少なかった
*戦後の分派では、大幹部が多くの信者をともなって分派していった
*霊友会は大きなダメージを受けることとなった
☆しかし霊友会は、さまざまな教団を生み出す源流の役割を果たした
*総戒名を中心とした先祖供養や法座、
*法華経信仰は、分派した教団でも積極的に活用されている
*法華経信仰は、分派した教団でも積極的に活用されている
☆霊友会は、 会長の喜美が亡くなり、久保継成が二代会長に就任する
*久保の息子である久保継成は、東大卒のインテリだった
*久保の息子である久保継成は、東大卒のインテリだった
☆継成は、「インナートリップ路線」を掲げ
*若年層をターゲットに宗教活動を展開していく
*インナートリップは
*インナートリップは
*若者向けの人生論雑誌のタイトルでもあったが
*今なら「自分探し」に相当する
☆若者たちの関心は、政治的な問題から
*ファッションや消費に変わりつつあり
*個人としていかに生きるべきかを説く宗教への関心も高まっていく
*霊友会のインナートリップ路線はそれを先取りするものだった
*継成には、時代を先取りする先見性があった
☆継成は、さまざまな改革を断行し
☆継成は、さまざまな改革を断行し
*先祖供養を中心とした古い体質の霊友会を刷新しようとし
*在家主義仏教を強く打ち出す
*継成他の幹部と対立「在家仏教こころの会」を作り霊友会から独立
*松本廣を中心とした集団が独立し、現在の霊友会は3分割されている
☆日本の戦後社会、とくに都市部において、核家族化が進行した
☆日本の戦後社会、とくに都市部において、核家族化が進行した
*時代はさらに進み、核家族さえ解体しつつある
*そうした状況のなかでは
☆霊友会系教団の先祖供養という武器は十分に機能しなくなっている
*インナートリップ路線は、その一つの答えだったわけだが
*若年層のあいだでの人間関係の希薄化のなかで
*集うという行為さえ成り立たなくなってきた
*霊友会系教団は大きな転換点にさしかかっていると言えよう
*霊友会系教団は大きな転換点にさしかかっていると言えよう
(敬称略)
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⛳出典、『日本の10大新宗教』
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立正佼成会法座(神戸)

『先祖供養』『法座』『読売菩薩事件』『霊友会の分裂』
(ネットより画像引用)
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