🌸総理大臣へ!2003ー12(5)
⛳安倍晋三日銀と財務省の誤りを語る
☆謹慎中は、反省ノートをずっとつけていた
☆謹慎中は、反省ノートをずっとつけていた
☆民主党政権の間違いは数多い
*決定的な間違いは、東日本大震災後の増税だ
*震災のダメージがあるのに、増税するのは明らかに間違っている
*高橋是清蔵相は昭和金融恐慌時、増税とは真逆の施策だった
☆そういう思いから、経済の専門家に会って何度も議論した
☆そういう思いから、経済の専門家に会って何度も議論した
*浜田宏一・本田悦朗・高橋洋一・岩田規久男らの経済の専門家
☆日銀の金融政策や財務省の増税路線が間違っていると確信した
*そこでアベノミクスの骨格が固まってくる
☆安倍政権は、産業政策のみならず
*金融を含めたマクロ経済政策を網羅することになる
*極めて珍しい内閣だったと思う
☆デフレ下に加え、震災の影響を受けている時に
*消費税を上げるべきではない
☆一体改革は、税金を上げて社会保障に回すのではなく
*借金の返済に充てるのが狙いでした
☆政局的に見ても、自民党が政権を取り戻す上で
*民主党が掲げた増税と真っ向から勝負すべきでと思っていた
☆社会保障と税の一体改革、財務省が描いたもの
☆社会保障と税の一体改革、財務省が描いたもの
*当時は、永田町が財務省一色で財務省の力は莫大でした
*時の政権に、核となる政策がないと
*時の政権に、核となる政策がないと
*財務省が近づいてきて政権もどっぶりと頼ってしまう
☆菅直人首相は、消費増税をして景気を良くすると
☆菅直人首相は、消費増税をして景気を良くすると
*訳の分からない論理を展開した
☆民主党政権、痛みを伴う政策を主張することが
☆民主党政権、痛みを伴う政策を主張することが
*格好いいと酔いしれていた
*財務官僚の注射がそれだけ効いていた
⛳安倍晋三総裁再登板を語る
☆民主党政権への批判が高まる
☆民主党政権への批判が高まる
*野党自民党の総裁選が告示された
*安倍氏は、再登板を目指して総裁選に出馬すると表明した
*日本の戦後政治史で本来てき再登板は例がない
☆安倍氏が語る出馬の最大理由
☆毎年1年おきに首相が交代する不安定な政治が続く
*自民党、私、福田さん、麻生さん
*民主党には統治能力がなく、未成熟な政権で迷走
(首相は鳩山、菅、野田の3氏)
☆経済はデフレ不況が進み、リーマン・ショックを引きずっている
*その中で、東日本大震災に見舞われ
*東京電力福島第一原子力発電所の事故も起起こった
☆外交では中国が台頭し、尖閣諸島への圧力を強めてきた
☆内外の課題が山積する中
*自民党が政権を奪還できるかが問われる総裁選だった
☆私のことを思ってくれる人の多くが、出馬には慎重だった
*政権を放り出したのはまだ5年前
*出馬すれば、批判にさらされることになると心配してくれた
*私の母も妻も兄も、まだ早いという考え方でした
*森元首相も慎重論でした
☆主戦論を唱えたのは、菅義偉、甘利明両氏だった
*菅さんが私の家に来たのは、あの時だけです
☆菅氏の勝算は、国会議員票をうまくとりまとめられれば
*広がりが出るという考え方でした
☆尖閣諸島周辺で中国漁船が海上保安庁の巡視船に体当り事件が起きた
☆尖閣諸島周辺で中国漁船が海上保安庁の巡視船に体当り事件が起きた
*自民党内でも、中国には強硬な姿勢で臨むべきという声が増えた
☆安倍勝利のムードを菅さんは感じ取り
*保守派の私が総裁選に立候補すれば、支持が広がると思ったのでしょう
*私が勝つというのが菅さんの読みで、これが当たりました
⛳安倍晋三麻生太郎氏との総裁選へのスタンスを語る
☆第2次内閣発足時に副総裁をお願いした高村正彦さん
☆第2次内閣発足時に副総裁をお願いした高村正彦さん
*谷垣総裁を推していた
☆私は、菅さんから出馬を促されても
*麻生さんの支援がなければ勝てないと思っていた
*麻生さんの行きつけのバーに相談に行った
*私は、総裁選で保守政党としての姿を明確にしなければ
*次の衆院選で勝てないのではないかと私への支持を頼んだ
☆麻生さんは安倍氏に回答した
*野党転落後の3年間、谷垣総裁は自民党を引っ張ってきた
*野党転落後の3年間、谷垣総裁は自民党を引っ張ってきた
*谷垣さんの判断を待ちましょうとなった
☆私は「麻生さんの支持が得られなければ、出馬しません」と伝えた
⛳安倍晋三総裁選の内情語る
☆自民党総裁選
*安倍晋三、石破茂、町村信孝、石原伸晃、林芳正の5氏が立候補
*谷垣総裁は、宏池会の支持が得られず、出馬を断念した
*谷垣総裁は、宏池会の支持が得られず、出馬を断念した
☆情勢は当初、石原氏が有力でしたが
*「谷垣下ろし」に動いたと見られて支持を失う
☆伸晃さんは、谷垣さんに反旗を翻した、構図にされた
☆伸晃さんは、谷垣さんに反旗を翻した、構図にされた
*伸晃さんは、陰謀を企てたり、人を陥れたりという人ではない
*あの総裁選で、伸晃さんは、様々なことが悪い方向に行ってしまった
☆石原氏には失言もあり、安全保障観に疑問符がついた
☆石原氏には失言もあり、安全保障観に疑問符がついた
☆出馬を目指す町村さんとは2人きりで長時間話し合う
*町村さんは、私に自重するよう求めてきました
*清和研を率いてきた森元総理が仲裁に入ってくれた
*派の外の支持では、安倍君の方が多いだろうと森氏は語り
*派の外の支持では、安倍君の方が多いだろうと森氏は語り
*町村さんを思いとどまらせようとしていました
*町村さん、街頭演説会の帰りの機中で、体調を壊してしまった
*町村氏は最後まで総裁選を戦いましたが
*町村氏は最後まで総裁選を戦いましたが
*健康問題を抱えていては難しいと思われてしまった
*清和研は、町村さんと私に支持が分かれていたが
*清和研は、町村さんと私に支持が分かれていたが
☆私に一本化してくれたのは、町村さん本人です
*町村さんは、私が決選投票に残った場合
*私を支持すると派内で言ってくれた
*町村さんとしては面白くなかったでしょう
☆決選投票での勝利は町村さんのおかげです
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『安倍晋三回顧録』
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安倍晋三総裁選の経緯語る
(ネットより画像引用)
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