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「JSCC」「チャプターイレブン」「リーマンショック」

2023年06月17日 | お金
🌸革命の震源地「金融業界」1

 ☆リーマンショックと金融危機の余韻

日本証券クリアリング機構(JSCC)
 ☆東証傘下の清算機関で国内の証券取引所での取引を
 *一括集中して決済する会社である
 ☆JSCCおかげで、金融機関は各取引所で行った株取引
 *一カ所でまとめて決済することが可能となっている
 *JSCCが各金融機関の決済の相手方となることで
 *他の金融機関が破綻した場合でも決済が滞ることがない
 *金融機関は決済に伴う信用リスクを気にすることなく取引が可能
 ☆金融機関が破綻した場合
 *JSCCはその会社に代わって決済を履行する必要がある
 *JSCCは、各金融機関の信用状況に関する報道には敏感

「リーマン」大きすぎて潰せない
 ☆リーマン・ブラザーズは米国の名門投資銀行
 ☆日本法人であるリーマン・ブラザーズ証券
 *東証では日本株のみならずTOPIX先物取引や
 *日本国債先物取引、デリバティブ取引も積極的に行っていた
 ☆リーマン・ブラザーズは後に金融危機の元凶といわれた
 *リーマン、サブプライム関連商品への投資を積極的に行っていた
 ☆リーマン・ブラザーズはあまりにも大きい
 *全世界に展開している金融機関で破綻した際の影響は甚大なので
 *必ず政府が救済するか他が買収するはず
 *「大きすぎて潰せない」が衆目の一致するところだった
 ☆米国の中央銀行であるFRBの仲介により
 *HSBC(香港上海銀行)かKDB(韓国産業銀行)が
 *買収するとの楽観的な見方が強まっていた
 ☆事態が急変したのは、祝日だった15日月曜日

避けられなかったチャプターイレブンの申請
 ☆リーマンがチャプターイレブン(米連邦破産法11条)を申請する報道
 *土曜日から日曜日にかけて事態は急転していた
 *同社の東京オフィスに行き直接米国本社の状況について確認した
 ☆米国ではチャプターイレブンの申請が避けられないとの確信を得た
 *JSCCとして破綻処理に向けて準備を進める
 *その後直ぐに米国でチャプターイレブンが申請された報道があった
 ☆JSCCの職員は不眠不休で対応を行う
 *JSCCが行った破綻処理による損失は、担保の範囲内に収まった
 *マーケットでは、JSCCの破綻処理のメカニズムは機能した

「リーマン・ショツク」と呼ばれる2008年の金融危機
 ☆金融市場だけでなく世界経済を大きく後退させた
 *多くの会社が潰れ、そして多くの人が職を失う
 ☆危機において明らかになった
 *金融市場の制度的な課題や不備とサブプライム関連商品
 *金融危機の一因の、店頭デリバティブ取引等
 ☆筆者は一貫して最前線での実務を担当した
 *プロジェクト、制度企画、マーケット関係者との調整、システム構築
 *日本に参入した海外清算機関との競争戦略の立案実行等
                   (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『仮想通貨とWeb3』








「JSCC」「チャプターイレブン」「リーマンショック」
(ネットより画像引用)

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