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桂・修学院離宮散策(10/8/19)

2010年08月19日 | Weblog
桂離宮散策

桂離宮

桂離宮は、江戸時代初期の造営当初の庭園と建築物です
特に、回遊式の庭園は日本庭園の傑作とされています
桂離宮の書院は「古書院」「中書院」「新御殿」の3つの部分に分かれ
このうち古書院の建設は1615年頃と推定されています、
その後、中書院・新御殿が建設されました
松琴亭内観古書院、中書院、新御殿はいずれも入母屋造、柿葺で
書院造を基調としています
古書院縁側から張り出した竹簀子のベランダ状のスペースは「月見台」と称され
桂離宮の主要テーマが観月にあることを示しております
中書院と新御殿の水墨主体の障壁画は、狩野探幽一門によるものです
回遊式庭園には、桂川の水を引いた池を中心に、茶屋、築山、州浜、
橋、石灯篭などを配しています

桂離宮庭園

特に建築設計士に「泣きたくなるほど美しい」と絶賛されています
離宮全体は、遠近法等活用し離宮壮大に見せる工夫がされています
当時の貴族は、月で有名ですが、「月の満ち欠け」を人生にたとえ、
「人生の輪廻転生」に結び付けて、月見を楽しんでいました
建築設計士で無くても、一度参観すると四季折々に行きたくなる離宮です


修学院離宮

修学院離宮散策
修学院離宮は上御茶屋、中御茶屋、下御茶屋の庭園からなります
各御茶屋の間には田畑が広がり、細い松並木道が各御茶屋を結んでいます
上御茶屋と下御茶屋は、後水尾上皇の指示により、1655年造営されました
下御茶屋は、池泉観賞式庭園で、門・塀以外の建物と柿葺の屋根を乗せた
簡素な建物です
中御茶屋は、後水尾上皇の第8皇女・光子内親王のために1668年に
造営された朱宮御所です
上御茶屋 は、巨大な人工池の浴龍池と大刈込を中心とした壮大な庭園です
離宮内の最高所に隣雲亭に登ると、急に展望が開け、眼下に浴龍池、遠方に
借景の山々を望む壮大な風景が広がり、非常に壮大な離宮です
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