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生と死を扱う市場2(死亡賭博他)

2021年09月10日 | 道徳
🌸生と死を扱う市場2(死亡賭博他)

デスプール(死亡賭博)
 ☆インターネット上で人気を博した死にまつわるギャンブル
 *その年にどの有名人が死ぬかを予想して競う
 *プレイヤーは真剣で死亡者候補を安易に選んだりはしない
 *芸能誌やタブロイド紙を読みあさり、衰弱した有名人のニュース探す
 *有名人がいつ死ぬかに賭けるのはほんのお遊びだ
 ☆デスプール
 *バイアティカルや用務員保険同様、道徳的問題を引き起こす
 *映画の話だが、自分がリストに入れた有名人を殺そうとする
 *他人の命にお金を賭け、その死によって儲ける点
 *姿勢は軽薄さと妄執が不健全に入り交じったものだ
 *1人の死を凝視しつつも、それをおもちゃにしている
 ☆生命保険は、1つで2つの機能を担ってきた
 *おたがいの安全のためにリスクを共同で負担すること
 *死に備えて不快な賭けをすること
 *二つの側面が不安定に組み合わさって共存している
 ☆道徳規範と法的規制がなければ
 *賭けという側面が、生命保険を正当化する社会的目的を圧倒する
 *生命保険は、遺族に安心を与える制度から
 *金融商品⇒死を対象にしたギャンブルに落ちぶれる
 ☆生命保険が当初から招いてきた道徳的不安を振り返る

生命保険の道徳の簡単な歴史
 ☆我々は、保険とギャンブルはリスクヘの異なる対応法と思っている
 *保険は、リスクを軽減する手段
 *ギャンブルはリスクを招き寄せるもの
 *保険は思慮深さを示すが、ギャンブルは投機である
 ☆2つの活動の境界線は、歴史的に絶えず揺れ動いてきた
 *命に保険をかける、賭けの対象にすることに密接なつながりがある
 ☆以前、多くの人は、生命保険に道徳的な嫌悪感を抱いていた
 *生命保険は殺人のインセンティブを生んだ
 *生命保険は、人間の命に市場価格をつける過ちも犯した
 *何世紀にもわたり、生命保険はヨーロッパ諸国で禁止されていた
 ☆例外はイギリス、積み荷の保険、海上保険が発生した(ロイド)
 *イギリスの法律では保険にもギャンブルにも制約はなかった

⛳死の賭けがあるまじきものの理由
 ☆市場の論理を超えた、その種の賭けに表れる非人間的な態度
 ☆ギャンブラー自身にとり
 *死や苦しみに対する傲慢とも言える無関心は愚劣な人格のしるし
 ☆社会全体こうした態度、またそれを促す制度
 *品格を損ねて腐敗を助長するものだとした
 ☆アメリカでは、生命保険の道徳的な正当性浸透しなかった
 *販売していたのは大半が火災保険と海上保険だった
 *生命保険は「猛烈な文化的抵抗」に遭った
 *1850年代になると生命保険ビジネスが成長しはじめた
 *遺族を守るという目的を強調
 *商業的な面を目立たないようにして達成していった
 *生命保険は有利な投資ではなく、利他的で無私の贈り物で販売された
 ☆時を経るにつれ、生命保険の取扱業者
 *投資手段として保険を売ることを恥じなくなった
 *スタートは、未亡人や遺児を守る慈悲深い制度で販売されていた
 *その後、貯蓄や投資の道具になり、普通の商取引の一部になった
 ☆現代の社会、保険・投資・ギャンブルの境界線消えてしまった
 *用務員保険、バイアティカル、デスプールは始まりにすぎなかった
 *今日の生と死の市場
 *それを抑制していた社会的目的と道徳規範を追い越してしまった
                                              (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、「それお金で買いますか」




生と死を扱う市場2(死亡賭博他)
(ネットより画像引用)

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