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ミッドウェー海戦(2)(AF?)

2016年03月24日 | 歴史
ミッドウェー海戦(米軍に暗号が解読された日本軍)

米国太平洋艦隊司令長官は、ミッドウェーに日本軍の攻勢があると判断していた
日本海軍の主力部隊は、日本本土に集中しており、太平洋のどこかを攻撃することは確実である
米国軍は、日本軍の攻撃が、ハワイ、ミッドウェー、米本土と場所が特定できていなかった
『永遠の0(ゼロ)』百田尚樹著読み、興味を感じて書きました










ミッドウェー海戦(ネットより引用)

米国海軍情報班は、日本軍の暗号を断片的に解読
日本海軍が、太平洋正面で新たな大規模作戦を企図していることを把握していた
時期・場所などの詳細が不明であった
米軍は「AF」という場所が、攻撃目標であることまで判っていた「AF」がどこを指すのか不明であった
アメリカ側は、日本海軍の編成表から「A」「AO」「AOB」がアリューシャン方面と判断した

米軍ハワイの情報隊は暗号解読に成功
日本軍の各部隊の兵力、指揮官、予定航路、攻撃時期などが判明していた
日本軍が、米国本土を攻撃するのには、陸上戦力を伴わないと判断した
ハワイ情報隊は、太平洋の島が日本軍の攻撃目標と判断し、作戦準備を進めた

ハワイの情報隊は、ミッドウェー島が日本軍攻撃目標と把握
決定的な情報を暴くための一計が案じられた
ミッドウエイ島より、ハワイ島宛に通常文で「飲料水が不足しつつあり」といった緊急の電文
日本軍のウェーク島守備隊から発せられた暗号文で「AFは真水不足という問題あり」送付された
米軍は、AFはミッドウェー島を示す略語であることが確認した
ミッドウェー島及びアリューシャン方面が、日本軍の攻撃目標だと確定された

ミッドウエイ島米軍の事前準備
ハワイ諸島は、米軍にとって太平洋正面の防衛・進攻の戦略的に重要な根拠地であった
米軍大将は、ミッドウェーを視察し、同島守備隊の指揮官と防備の強化について打ち合わせた
ミッドウェー島に、最新鋭のTBFを含む約120機、アメリカ海兵隊約3千人の人員の補強
日本海軍陸戦隊5千名を撃退するには十分な兵力だった

海上の米軍の事前準備
ハワイの情報隊は、日本海軍のミッドウェーへの攻撃が、6月3-5日までに行われることを事前に察知
アリューシャン・アラスカ方面には最低限の戦力を送るにとどめ、主力をミッドウェーに集中した

アメリカ軍の作戦計画
第1:敵を遠距離で発見捕捉して奇襲を防止
第2:空母を撃破してミッドウェー空襲を阻止
第3:潜水艦は哨戒及び攻撃
第4:ミッドウェー島守備隊は同島を死守

日本軍のミッドウェー海域進出
第一航空戦隊(赤城、加賀)、第二航空戦隊(飛龍、蒼龍)を中心とする
長官から兵にいたるまで誰一人として勝利についていささかの疑問をいだく者はいなかった

日本軍のミッドウェー海域進出での禍根
9隻の潜水艦が予定配置についたのは、遅れてしまった
パイロットの技量不足で、夜間着水が困難で、米艦隊を発見する事は出来なかった
飛龍と霧島は衝突しかけたため、司令部では長波無電を使用して艦隊の針路を定めた
無線の使用により、アメリカ軍が第一機動部隊の行動を察知した
日本軍は、日本軍輸送船団が爆撃を受けたことを知ったが、米空母に関しては無警戒であった

日本軍のミッドウェー島空襲
第一機動部隊は、ミッドウェー空襲隊(零式艦上戦闘機108機)を発進させた
第二艦隊がミッドウェー島に上陸する日は、6月7日と決定されている
第一機動部隊はそれまでにミッドウェー基地の戦闘力を奪わなければならなかった
奇襲の成立が前提にあり、空襲の攻撃主目標は地上・上空の飛行機であった
各空母からの発艦機数は、赤城・加賀・蒼龍・飛龍より、108機発信

米軍のミッドウェー作戦
日本軍空母発見の報告を受け、米海軍は、3空母より出撃準備を開始
ミッドウェー基地上空の米軍戦闘機隊は、日本軍攻撃隊107機を発見する
戦闘は、米軍機の奇襲で始まり、零戦隊が逆襲に転じて空中戦となり、日本側の勝利に終わる
日本軍、空中戦では勝利したが、ミッドウェー島攻撃の成果が不十分で帰還
第一機動部隊は、ミッドウェー島上陸予定の第一次攻撃隊に攻撃は不十分であることを伝えた

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