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「ムカサリ絵馬」の慣習(19)(聖地のあの世の奇怪な関係)

2021年02月01日 | 聖地
🌸あの世で幸せを祈った死後婚

⛳死後の結婚を表す絵馬
 ☆山形県天童市の若松寺、縁結びのお寺として有名
 *境内の「絵馬堂」に死後の結婚(冥婚)を表す「ムカサリ絵馬」がある

 ☆「ムカサリ絵馬」は、江戸時代から明治時代の間に始まつた風習
 *海外にも死後婚の風習はある
 *日本の場合、未婚の死者を供養する意味合いが強い
 *遺族が「せめてあの世で結婚できますように」と本納されている
 ☆死者の冥福を祈る風習としてされたムカサリ絵馬
 *本納時には、死者本人の名前や享年も記す
 *死者の結婚相手として、実在の人物は書いてはいけない
 *生きている人の名前を書くと、その人まで冥府に引きずり込む
 ☆東北の人々にとり、死者は弔いの対象であるが
 *生者を死の世界へと引きずり込む、恐ろしい存在だったのかも


人形による冥婚供養
 ☆冥婚による供養は、つがる市の弘法寺でも行われている
 *弘法寺は「西の高野山」と呼ばれている青森の修験道場
 *山伏が熱湯や炎で身を清める「火性三味祈祷」が有名
 ☆弘法寺には「人形堂」という御堂がある
 *内部には花嫁・花婿を模した人形が安置されている
 *弘法寺では絵馬ではなく、人形を使って死者を供養する
 *ムカリ綸馬と同じく結婚相手は、架空の人物である
 ☆人形婚はイタコなどの民間霊能者が勧めて広がった

津軽地方では子どもを亡くした親
 ☆我が子に見立てて地蔵を奉納する風習、おそろしいタブーもあるが
 *ムカサリ絵馬も人形婚も、身内の死後の幸福を願って始まった
 *生前は異性に縁がなくとも、あの世では幸せな結婚生活をしてほしい
 ☆これらの風習には、遺族の切なる願いが込められている
                       (敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳詳細は、出典記事・番組・画像で確認ください
⛳出典、「本当は怖い日本の聖地」



「ムカサリ絵馬」の慣習(19)(聖地のあの世の奇怪な関係)
「本当は怖い日本の聖地」記事より画像引用)

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