○朴硝(ぼくしょう)
天然の芒硝を加工して得られる組成結晶のことである。天然の芒硝を熱湯に入れて溶解した後、泥や挾雑物を濾したものを冷却して得られる結晶を皮硝といい、上層部分の細く尖った結晶を芒硝、底に沈殿した塊を朴硝という。また結晶のうち六陵形をした牙のような結晶は馬牙硝、白石英のようなものは英硝という。
いずれも主成分は含水硫酸ナトリウムであり、朴硝には芒硝よりも不純物が多く含まれている。効能は芒硝酸とほとんど同じである。
天然の芒硝を加工して得られる組成結晶のことである。天然の芒硝を熱湯に入れて溶解した後、泥や挾雑物を濾したものを冷却して得られる結晶を皮硝といい、上層部分の細く尖った結晶を芒硝、底に沈殿した塊を朴硝という。また結晶のうち六陵形をした牙のような結晶は馬牙硝、白石英のようなものは英硝という。
いずれも主成分は含水硫酸ナトリウムであり、朴硝には芒硝よりも不純物が多く含まれている。効能は芒硝酸とほとんど同じである。