○麻黄根(まおうこん)
マオウ科の常緑小低木マオウや木賊麻黄などの根および根茎を用いる。地上茎は麻黄である。魔王の根は木質で、掘りあげると根の表面は紅褐色をしている。
最近、麻黄根の成分としてエフェドラジンA~Dが発見され、血圧降下作用や止汗作用が報告されている。漢方では麻黄には発汗、平喘・利水の効能があるが、麻黄根には止汗の効能があり、自汗、盗汗などに用いる。
虚弱体質のために自汗や盗汗のみられるときには牡蠣・黄耆などと配合する(牡蠣散)。また陰部湿疹などに用いる柴胡勝湿湯にも配合されている。
マオウ科の常緑小低木マオウや木賊麻黄などの根および根茎を用いる。地上茎は麻黄である。魔王の根は木質で、掘りあげると根の表面は紅褐色をしている。
最近、麻黄根の成分としてエフェドラジンA~Dが発見され、血圧降下作用や止汗作用が報告されている。漢方では麻黄には発汗、平喘・利水の効能があるが、麻黄根には止汗の効能があり、自汗、盗汗などに用いる。
虚弱体質のために自汗や盗汗のみられるときには牡蠣・黄耆などと配合する(牡蠣散)。また陰部湿疹などに用いる柴胡勝湿湯にも配合されている。
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