○光慈姑(こうじこ)
本州の福島県以南、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸に分布するユリ科の多年草アマナ(Amana edulis)の鱗茎を用いる。チューリップと近縁の野生種であり、鱗茎は古くから食用にされ、食べると甘いためアマナ(甘菜)の名がある。
生薬名を山慈姑ともいうが、ラン科のサイハイランの鱗茎を基原とする山慈姑に対してとくに光慈姑という。鱗茎にはカタクリに類似した良質のデンプンが含まれる。
中国では軟堅散結の効能があるとして、咽頭腫痛や瘰癧(頸部リンパ腺腫)、腫れ物などに用いる。日本の民間では煎じて焼酎に漬けたアマナ酒を滋養・強壮に用いている。また葉を腫れ物に外用する。
本州の福島県以南、四国、九州、朝鮮半島、中国大陸に分布するユリ科の多年草アマナ(Amana edulis)の鱗茎を用いる。チューリップと近縁の野生種であり、鱗茎は古くから食用にされ、食べると甘いためアマナ(甘菜)の名がある。
生薬名を山慈姑ともいうが、ラン科のサイハイランの鱗茎を基原とする山慈姑に対してとくに光慈姑という。鱗茎にはカタクリに類似した良質のデンプンが含まれる。
中国では軟堅散結の効能があるとして、咽頭腫痛や瘰癧(頸部リンパ腺腫)、腫れ物などに用いる。日本の民間では煎じて焼酎に漬けたアマナ酒を滋養・強壮に用いている。また葉を腫れ物に外用する。