○玄明粉(げんめいふん)
芒硝を風化、乾燥させて得られる白色の粉末をいう。芒硝の主成分は含水硫酸ナトリウム(Na2SO4・10H2O)であるが、空気中で風化されると結晶水を失い無水硫酸ナトリウム(Na2So4)に変化する。これは玄明粉あるいは風化硝という。
効能などはほとんど芒硝と同じである。華岡青洲は口内炎や咽頭の痛みに、竜脳・硼砂などと配合した氷硼散を口中剤として用いた。
芒硝を風化、乾燥させて得られる白色の粉末をいう。芒硝の主成分は含水硫酸ナトリウム(Na2SO4・10H2O)であるが、空気中で風化されると結晶水を失い無水硫酸ナトリウム(Na2So4)に変化する。これは玄明粉あるいは風化硝という。
効能などはほとんど芒硝と同じである。華岡青洲は口内炎や咽頭の痛みに、竜脳・硼砂などと配合した氷硼散を口中剤として用いた。