躰道シーラカンスの整体体操

躰道を人生の道連にできるよう、健康体力の保持を願い「谷式健康体操」は、45年前初代祝嶺先生より許可、考案 20年で集大成

躰道シーラカンスの整体体操 No.26

2012-12-22 | 武道護身

12月21日(金)午前は、入間市黒須公民館、健康体操サークルの指導、前日の狭山コミニティーと、午後の所沢市武道館、躰道健康体操の各サークルは、共に同じ、1年間の締めとして整理体操「心身のストレスを解消する呼吸整体法」この 3団体は、今年度の稽古納めになり、この一年、暑さ寒さにもめけず、体操に参加して頂いたことに、感謝を申し上げ、良いお年を迎えて下さるよう、締めくくる。

中高年から、85歳の高齢の方も、数名おります、私を信じて、良く動いて下さる姿を見て、感動を覚えることが、多々あります。私も精進し、できれば80歳迄は、躰道の実技が出来ればと思う。

現在男性の平均寿命79.55歳、健康寿命は70.42歳、女性は73.62歳、厚生労働省が算出、この健康寿命を平均寿命に、少しでも、近ずけて行ける様、社会に貢献できればと考えています。

午後は、車の運転免許更新の為、高齢者講習会、70歳からは、この講習を終了しないと、免許の更新が出来なくなり、二回目の更新になる。
飯能自動車学校で受講、1時30分から4時30分の3時間、受講料金は6000円、高齢者の交通事故が多いとして、行なっているそうだが、年齢とはあまり関係性が無いように思います、スピードの出し過ぎ、酒酔い運転、精神や体調の不安定が、事故多発の原因ではないですかね。 

高齢者でも、精神の安定と体調を整え、無理しないよう注意すれば、安全に運転が出来ます、直接事故に結びつける事の、無いように願いたいものです。

参考までに、講習予備検査結果は、3年前と比べて、左目の視力1.0が0.8に低下、アイパッドで目の疲れ?右目は前と同じで1.2、両眼で1.0。
今回もメガネ無しで、免許の更新が出来そうだ、動体視力とブレーキ反応時間0.50秒で、やや優れていると評価、前回と同じで先ず安心。

21世紀への武道して、創造された躰道が、この健康体力を如何に維持出来か、試されている一面でもあると思います。

谷式健康体操
NPO法人正しい運身で転倒防止を進める会

 

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躰道シーラカンスの整体体操 No.25

2012-12-20 | 武道護身

全日本躰道選手権大会、選手、各役員の皆さん、お疲れ様でした。当日は、全国的にも少々寒さも和らき、大会を応援してくれた様な気がしましたが、如何でしたか、私も東北の生まれで、この時期の寒さの厳しさは、骨身に浸みて知っています。本当にご苦労様でした。

又、埼玉県を代表して、大会に臨んで頂いた、選手の皆さんも、お疲れ様でした。勝負は時の運も、重なることが多くあります、しかし、目標に向って、練習を重ねた実技は、身に就いてまいります、めけずに頑張って参りましよう、人生の勝負は、最後になって見なければ、わからない事が多くありますが、競技は又、次年度を目指すことが出来ます。

当日、埼玉県も寒さも和らぎ、狭山道場の練習は、正拳の引き手の基礎から始める、肘を引く前に、拳は180度の2/3、120度の回転を終えた後、1/3 の60度の回転で肘内弦に集め、脇下の定位置に拳を引く、左右繰り返す。                                                                                  極め技としての正拳突きの妙技は、正確な引き手にあり、力やスピードだけに、頼ることの無いようにして頂きたい。

躰道が重視する、内功面(経絡)から、外功の躰技に移行する、この動作は、腕の内側(肺経、心包経、心経)の経穴を刺激すること、相手との攻防の防ぎ手として、効果を得られることを話した後、正拳突きと防ぎ手を入れた、左右え字の逆突き、引き手と防ぎ手を意識して行う。

四方帆立構えを繰り返し、起発起体の感覚を、体得してから運足ハ法、双手下段払いから四方二前蹴り、最後は天制の法形、最年少の会員、真崎よしひこ君は、マットで前転の練習。

 
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躰道シーラカンスの整体体操 No.24

2012-12-15 | 武道護身

12月13日(木)今月も半ばが過ぎ、寒さも厳しくなってきましたが、皆々様、ご機嫌いかがでしょうか、庭先の一本の山茶花も、2~3の花が咲きはじめました、今年も蕾みがいっぱいつき、赤紫の花で、埋めつくされそうです。

11月は、胸部の歪みを取り除く、整体体操と腹内弦を重点に行ってきましたが、今月からは、1年間のストレス解消と疲労回復に重点を置き、各健康体操サークルとも、心身のストレスを解消する、呼吸整体法に入ります。

一定のストレスは、生き甲斐として、心身の働きに良い効果を、もたらすと言われていますが、過度のストレスは、ガン、脳卒中、心臓、うつ病等、万病の元と考えられております。 百薬の長と言われる、お酒と似てますね。
私も20年余り経験しましたが、腰痛等は代表的なものだと思います、このストレスとの係わり方、そして、つき合い方を研さんし、二人組みでおこなう、呼吸整体法を考案し、毎年12月は、この整理体操で、一年を締めくくることにしております。

4年前、読売新聞に記載された一部分で、東大名誉教授、小林寛道氏(生涯スポーツ健康科学研究センター)と各種学校が共同研究し発表したものですが、30年前、私が考案した呼吸整体法と類似しています。

今日の午前は、所沢市中央公民館、健康体操サークルの指導、ストレスと心身の係わり又、病いの関係を説明して、二人組みになり呼吸整体に入る。一人はうつ伏せでリラックス、もう一人は脇に座り、2~3の方法でうつ伏せの方の、ストレス状態を、確かめることから始める。

分かりやすい肝臓、胃、腎臓の位置を確認しながら、手の平で軽く押させ、違和感の有り無しを、互いに確かめ合い、異常の有り無しを確かめて、呼吸整体に入る、時間は、説明しながら30分程で終わり、交代して行い1時間程で終了。 体が軽くなったところで、胸郭、背骨の胴体を重点とした、整体体操を20分程、ストレス状態の身体は、極端な話し、冷凍マグロが解凍マグロに、変わる程の状態になり、心身が柔らぎ、楽しそうに帰って頂けた。

午後は、所沢市椿峰コミニティセンター健康体操サークルの忘年会、12時30分から始まり、私と家内二人で出席させて頂いた、体操の会場と違い、皆さん最初からリラックスし、いろいろな話しが出るので、何時ものことながら、私達も勉強になるとこが多くあります。今月から体操サークルの忘年会、新年会が多くなり、運動不足にならない様、注意しなければと思います。

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躰道シーラカンスの整体体操 No.23

2012-12-12 | 武道護身

12月9日(日)全日本に向けて埼玉県は、午前中から各競技の最終調整を団体ごとに実施し、午後は、2時から団体実戦の総仕上げを、越生高校武道場で行った。

埼玉躰道としての心構えを伝える、先輩達は何度も総合優勝してきたことなど、決して勝ちを焦る事のなく、品格を以て、正々堂々と競技に臨むこと、普段の練習が100%出すことが出来るよう、体調を整えることなど話し実技に入る。

それぞれ、午前中から各団体で、練習して来ているので、準備体操を省き実技に入る、正拳の引き手の正確性、構えの添え手の出し方、防ぎ手等の基本、実戦競技では、中段構えに崩れや、乱れが出ないよう、四方帆立構えを何度も繰り返し、起発起体を体得したところで、運足ハ法。

又、前後に向きを変え、双手を胸部深く集めて下段払い、前蹴りに続ける、前後に向きを変え二前蹴り、蹴り足はスローで行い、腰内弦の強化と引き足を意識し、全身のインナーマッスル強化。 

極め技は、0.2~3秒の速度の海老蹴りから旋状蹴り、 卍蹴りの三連動、原態復帰まで左右繰り返す、初動の動きが早く出来れば、二連動、三連動に加速が加わり、より正確な極め技を体得できる。

最後は、誘導間合いから即、相応間合いに入り、相手の技に対応、応変風靡で、後の先の技で極める、何度も繰り返し、選手の皆さんに、その感覚を体得し、自信を持つよう指導させて頂いた。
今年も、県の代表選手は、大学生が主で、一般の会員が少ないのが残念だ。
何時もの事だが、この状况を打開しなければ、躰道の発展に、繋がなっていけないと考えている。

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躰道シーラカンスの整体体操 No.22

2012-12-08 | 武道護身

12月2日東京武道館に於いて、第46回全国学生躰道優勝大会が行なわれ、 学生諸君の勇姿を目にして、良く練習して各競技にのぞんでいる姿を見て安心しました。
躰道の目標とする、三次元の空間での攻防を良く思考し、真の躰技の動きに近ずいている様に感じました、工夫、創造、体得と私自身も心して稽古又、指導して来ました、祝嶺先生のお話しには、体力は29歳までは鍛えられる、それが一生の体力となることを話して下さった、皆さんも頑張って続けて下されば幸いです。
躰道の勝敗は「躰道五条訓」を日常の生活の中で、如何に培っているかが、勝負を決めます又、その様に在るべきと思います。

貼り付けの写真は、3年前フィンランド躰道協会の依頼で、愛知県躰協の山本清隆ハ段範士と渡航、へルシンキ大学体育館に於いて、指導者研修会での指導、参加者70名余り、3日目最終の指導は、日本の武道は、礼で始まり、礼で終わると、格言の様に言われて来ているが、現実はなかなか難しく、失礼することの方が多くあり、しかし武道を志す者、その状况を、乗り越えて行かなければならない、その旨を良く話す。

上に貼り付けた写真の様に、障害物があっても、礼儀を尽すための実技、気は下丹田に落とし、臍下丹田に集め、腹内弦を締め、いろんな障害物があっても、礼が出来るよう呼吸法の指導。躰道の座礼は、型もだいじだが、心をこめることも、直、大切と思うしだいです。継いでになりますが下記の日程で指導させて頂きました。

1日目は、躰道概論に多く引用されている、経絡(経穴)と経絡十二経と胴体前(任脈)背後(督脈)の二脈合わせて、経絡十五の経について、経絡体操を合わせ、足の胃経、碑経、腎経、膀胱経等、又、手の大腸経、小腸経、肺経、心包経、三焦経等のストレッチ体操を入れながら理解して頂くよう指導。 通訳して頂いたエーロ君も、経絡の勉強をしていたので、参加した指導者の皆さんは、理解が出来た様だ。
認識が出来たところで、上、中、下段の構え、点足と踵を支奌に前後に向きを替え、足の経絡(脾経、肝経、胃経等を調整)中段帆立構えを繰り返す、丹田呼吸を合わせ、四方帆立構えを連動で行ない、手からの経絡、添え手、本手の心経、心包経、大腸経等の内功から、起発起体の外功へ、心技一体の躰技に移行していく、感覚を体得するよう指導する。
2日目の指導は、経絡の刺激と調整を取り入れた、二人組みでの天地返しの崩し技、女子の指導者達も、力なしで出来るので、楽しみながら繰り返し練習していた。
この日は、フィンランド日本大使館より、渡辺一等書記官が参加して下さり、私が相手させて頂きました、いろんな武道の有段者で、受け身も巧く、理解して頂くのに容易であった。
躰道も世界の武道を目指す為には、他武道との係わり方の、必要性を知るべきと思うしだいです。
後記になりましたが、躰道を通し日本文化の一端を伝えることが出来たのは、堪能な日本語を話す、エーロ君の通訳のお陰と感謝しております。

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躰道シーラカンスの整体体操 No.21

2012-12-04 | 武道護身


「21世紀への武道」躰道草創期より活躍された両氏のご冥福を祈ります。貼り付けの写真は、昭和36年、県立伊東高校体育館建設チヤリティー演武大会後の記念撮影。

前列右の稽古着姿は、10月半ばに亡くなった、故中島章晧範士前日躰協会長、右上三列目、少々太めの藤丸世界躰道連盟会長、右隣りは今月27日に亡くなった、故谷口興一前日本躰道本院最高会議議長、謹んでお悔やみ申し上げます。

玄制流空手道から「21世紀への武道」躰道へと貢献して下さった先輩の方々、人の生死は、如何んともし難く残念でなりません、ご冥福を祈るばかりです。合掌

東京医科歯科大学空手部、伊東道場会員と関係者の皆さんです。医科歯科大の自現攻防(今の展開競技の元祖)、順位不動だが、中でも戸叫さんの型の華麗さには、感嘆した思いが今でも、私の心に殘っています。 


この演武大会は、伊東道場故山田晴康先生が主催し、右前列3人目は、最高師範、隣りは山田晴康先生、剛柔流荒川師範、浄円寺の石黒先輩、二列目、中央の黒の稽古着姿は私です。

 

最高師範の演武は、バク宙を入れた四十ハ手の型、山田先生は櫂棒、荒川師範はサイ術の演武、初めて覚える感動だった。

この時より公相君大の型の演武は、55年間の現在に至るまで、数えて百数十回を越える演武を行なうことになり、私なりに、この型の通称になった人物像まで、描ける様になって来たことは確かです。

 

今から6年前、奇しくも祝嶺先生の兄弟子であった、85歳の老師、比嘉清徳先生(沖縄古武道協会会長)に会うことに恵まれ、岸本祖考先師と公相君の話しを聞く事ができたことは、私の武道人生のなかで貴重なものになった。一年後にお亡くなりになったことを人伝に聞きました。

 

 
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