15日~16日東京スポーツ文化館に於いて日本躰道協会主催の
夏期研修会が実施された。
指導局 審判局の研修、武芸躰道本院の講習、
課題の一つ、躰道の技や法形の成り立ちや
推移について、躰道のモノクロの動画が
参照資料にされた。
映りが悪るいが、玄制流空手道が躰道に変わっり、
変遷を経験した昭和40年、53年前の懐かしい
映像と出会うことができた。
東映テレビプロダクションからの依頼は突然で
場所は、川越市氷川神社の境内、打ち合わせなし、
プロダクションが用意した着物と袴に着替え
ぶっつけ本番の撮影だった事を思い出す。
映画「空手三四郎」のタイトルバックとして
撮影とのこと、動く範囲は制限されたが
誘導間合いは良く使えた。
袴の着用は運足の出始めを相手に察知されないために
用いられている。
現在の躰道着の原点が、此処にあったのかもしれない、
人と人の出会いは全てに意味があるように思う。2~3年後には
袴を着けて指導に当たった。
相手は体の大きい指導局長境一成師範、私は同じ
指導局次長 お互い27歳 の若さで身体が良く動いた。
私も前転蹴りが出来た時代があったんだ。