躰道シーラカンスの整体体操

躰道を人生の道連にできるよう、健康体力の保持を願い「谷式健康体操」は、45年前初代祝嶺先生より許可、考案 20年で集大成

躰道シーラカンス 国外からの高段位受審者(1)

2019-07-28 | 躰道

フィンランドからの留学生カッリ フリンクマン、四段位錬士への挑戦。
昇段審査会での実技は92点の高得点を出す審査員もいた。

課題の論文の序文を紹介 (1)

☆天性も天性の一刻、常に忘れ去られるものの、常に分かり得る、巡り合わせとしか思えない、一瞬の悟り。

☆その時その瞬間に、順逆を超えて、核心を突くかのようにあるべき姿が見える、
その瞬間に生じる疑問、現実への挑戦、しかし極めれば極めるほど、運は味方する。

☆これ、真の達人が求めること、永遠に腕を磨き、上には上を求めれば、ただ魔訶不思議な瞬間に、より遭遇する。

躰道の最大の特徴の一つは「芸術」である。他の現代武道同様「道」の文字があるが、正式な登録名は「日本武藝躰道」である。
武藝の言葉から、空手道、柔道、剣道等の他の現代武道に比べ躰道の芸術性が強調されていることがうかがえる。

だが、その強調は躰道に限らない。何故なら昔の古武道や兵法でも、芸術は重要な概念であったからだ。だからこそ「武藝」と言われていた。

だがそもそも「芸術」とは何を表すのか、なぜ戦いの術に、穏やかに聞こえる「芸」の文字が使われたのか。
その答えは拍子抜けするほど簡単である。

多くはこの謎に対して壮大な答えを抱くがために路頭に迷うが、その答えは全ての芸術が追い求める「創造」だ。
それ以上でもそれ以下でもない。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

躰道シーラカンスの整体体操 No.272 世界の仲間

2019-07-26 | 整体体操、 躰 道
手術から1ヶ月半ば、まだ強い運動は止められている。
不安だったが先々週からリハビリを兼ね
健康体操教室の指導に入った。
 
腰椎に負担を掛けない股関節亜脱臼の
整筋、整骨、リラックスの整体体操。
 
リハビリのつもりが運動量が多くなる、
性格でしようがないか、では済まされない。
 
週末には腰痛で動けない状態、
痛み止めの薬を飲み休養することになった。
 
 
現役600名余りの健康体操の会員の皆さんには、
心配とご迷惑を掛けました。
 
22日(土)回復を待って躰道の稽古に復帰する。
狭山道場の稽古にはフィンランド躰協、
Espoon taido 7人の会員が参加、充分な準備体操から
肘内弦を意識した拳の引き方、突き方から23連に連動。
蹴りでは膝内弦の使い方のトレーニングから、
腰内弦を合わせ伸びのある前蹴りの稽古。
 
帆立構えは前後の構えから四方構えで腰の下ろした
正確な後屈立ちを習得する。
 
交足からエビ蹴りを繰り返し、
エビ蹴りから連動の旋状蹴りに繋げ、
寸止できる旋状蹴りを体得させ、
最後は実戦で交流を深める。
Espoon Taidoの皆さんお疲れ様でした。
一階の喫茶店では懇親会。
 
脊柱管狭窄の手術後は両足に力が入り、
4年振りに納得できる帆立構えが出来た。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

躰道シーラカンス 大会後の反省

2019-07-06 | 躰道
大会後には何時も反省することですが、躰技を構成する三大要素体気、動功、制御、一つでも疎かにしては、真の躰技は会得できない。
 
 
現在の躰技は動功と制御の2つの動きで攻防を展開している、あまり玄制流空手の時と変わっていない。
 
 
実戦競技では運足無しでの直線的攻防には減滅を感じるのは私だけだろうか。また法形競技では体、陰、制、命の法形でも「体気」は表現できていない。
 
しかし体気とは、何なのかを理解している指導者が少ないのが残念です。
 
 
草創期の大学躰道部での学生達は、先生達からは誉めそやされお客様扱いの指導を受けている。
 
躰道の媒体拡充を担ったことには感謝しておりますが、体気九法の気や内功まで望む方が無理ですかね。
 
 
 
勢命の法形の「体気上丹」兵法兵技には日々の生活の中で五感を整え、第六感や洞察力を鍛えてゆかなければならない、千変万化する相手、視野に入らない後方の相手を察知する能力が必要です。
 
 
7月に入り午前午後の体操2教室の指導が続き昨夜は喉に違和感があるったが、今日の躰道の稽古は午後、2~4時入間市体育館多目的ホール、5~7時狭山道場、市駅前交流センター3Fホールと続くが、午前中は蜂蜜を持参しコーヒー店で喉をやすめる。
 
鹿児島、熊本、九州の豪雨も度を越して厳しい、思いやりがある梅雨であってほしい、自制心の欠如した時世を表しているような天候ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする