躰道シーラカンスの整体体操

躰道を人生の道連にできるよう、健康体力の保持を願い「谷式健康体操」は、45年前初代祝嶺先生より許可、考案 20年で集大成

躰道シーラカンスの整体体操 No.22

2012-12-08 | 武道護身

12月2日東京武道館に於いて、第46回全国学生躰道優勝大会が行なわれ、 学生諸君の勇姿を目にして、良く練習して各競技にのぞんでいる姿を見て安心しました。
躰道の目標とする、三次元の空間での攻防を良く思考し、真の躰技の動きに近ずいている様に感じました、工夫、創造、体得と私自身も心して稽古又、指導して来ました、祝嶺先生のお話しには、体力は29歳までは鍛えられる、それが一生の体力となることを話して下さった、皆さんも頑張って続けて下されば幸いです。
躰道の勝敗は「躰道五条訓」を日常の生活の中で、如何に培っているかが、勝負を決めます又、その様に在るべきと思います。

貼り付けの写真は、3年前フィンランド躰道協会の依頼で、愛知県躰協の山本清隆ハ段範士と渡航、へルシンキ大学体育館に於いて、指導者研修会での指導、参加者70名余り、3日目最終の指導は、日本の武道は、礼で始まり、礼で終わると、格言の様に言われて来ているが、現実はなかなか難しく、失礼することの方が多くあり、しかし武道を志す者、その状况を、乗り越えて行かなければならない、その旨を良く話す。

上に貼り付けた写真の様に、障害物があっても、礼儀を尽すための実技、気は下丹田に落とし、臍下丹田に集め、腹内弦を締め、いろんな障害物があっても、礼が出来るよう呼吸法の指導。躰道の座礼は、型もだいじだが、心をこめることも、直、大切と思うしだいです。継いでになりますが下記の日程で指導させて頂きました。

1日目は、躰道概論に多く引用されている、経絡(経穴)と経絡十二経と胴体前(任脈)背後(督脈)の二脈合わせて、経絡十五の経について、経絡体操を合わせ、足の胃経、碑経、腎経、膀胱経等、又、手の大腸経、小腸経、肺経、心包経、三焦経等のストレッチ体操を入れながら理解して頂くよう指導。 通訳して頂いたエーロ君も、経絡の勉強をしていたので、参加した指導者の皆さんは、理解が出来た様だ。
認識が出来たところで、上、中、下段の構え、点足と踵を支奌に前後に向きを替え、足の経絡(脾経、肝経、胃経等を調整)中段帆立構えを繰り返す、丹田呼吸を合わせ、四方帆立構えを連動で行ない、手からの経絡、添え手、本手の心経、心包経、大腸経等の内功から、起発起体の外功へ、心技一体の躰技に移行していく、感覚を体得するよう指導する。
2日目の指導は、経絡の刺激と調整を取り入れた、二人組みでの天地返しの崩し技、女子の指導者達も、力なしで出来るので、楽しみながら繰り返し練習していた。
この日は、フィンランド日本大使館より、渡辺一等書記官が参加して下さり、私が相手させて頂きました、いろんな武道の有段者で、受け身も巧く、理解して頂くのに容易であった。
躰道も世界の武道を目指す為には、他武道との係わり方の、必要性を知るべきと思うしだいです。
後記になりましたが、躰道を通し日本文化の一端を伝えることが出来たのは、堪能な日本語を話す、エーロ君の通訳のお陰と感謝しております。

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