2018年の稽古は運足と旋体技が重点になった。
近年、躰技一つ一つに疑問を持ち研鑽しようとする
会員が増えて参りました、とっても大切なことと
思います。鵜呑みでは消化しません、創造と進化は
躰道の目的の一つでもあります。
宗家祝嶺先生の旋体直状突きに良く似た動きを再現し、
3動作に分解してして見た。
360度の旋回の中に動功五戒を入れる、その中でも
起発制背(肩)を制されないこと、三動一体であること、
極技の足の差し入れ距離、角度は相手に対応する。
写真は動画 1動画 https://youtu.be/YGvlLEY4Mxk
写真2での起発部、130度の旋回と楕円降下と防手、
体の移動は1/2以下。旋体技の動きは既に前後左右の
相手の攻撃を躱している。
写真3、180度の送体部では、防手と突き手の正確な
位置と目標、足は着地していない。
写真4では手足体の三動一体の極技となっております。
いずれの動きも体軸の旋回を優先したい。「体軸の変化で攻防を展開する武道」躰道では、体軸の
認識と体得は欠かすことは出来ないと考えます。
旋体技には、其れ等を会得できる要素が多くあり、躰道
の基本技としても重視しなければならない。