躰道シーラカンスの整体体操

躰道を人生の道連にできるよう、健康体力の保持を願い「谷式健康体操」は、45年前初代祝嶺先生より許可、考案 20年で集大成

躰道シーラカンス 2018年の稽古を振り返る

2018-12-26 | 躰道

2018年の稽古は運足と旋体技が重点になった。

近年、躰技一つ一つに疑問を持ち研鑽しようとする
会員が増えて参りました、とっても大切なことと
思います。鵜呑みでは消化しません、創造と進化は
躰道の目的の一つでもあります。

宗家祝嶺先生の旋体直状突きに良く似た動きを再現し、
3動作に分解してして見た。

360度の旋回の中に動功五戒を入れる、その中でも
起発制背(肩)を制されないこと、三動一体であること、
極技の足の差し入れ距離、角度は相手に対応する。

写真は動画 1動画 https://youtu.be/YGvlLEY4Mxk

写真2での起発部、130度の旋回と楕円降下と防手、
体の移動は1/2以下。旋体技の動きは既に前後左右の
相手の攻撃を躱している。

写真3、180度の送体部では、防手と突き手の正確な
位置と目標、足は着地していない。

写真4では手足体の三動一体の極技となっております。

いずれの動きも体軸の旋回を優先したい。

「体軸の変化で攻防を展開する武道」躰道では、体軸の
認識と体得は欠かすことは出来ないと考えます。
旋体技には、其れ等を会得できる要素が多くあり、躰道
の基本技としても重視しなければならない。

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躰道シーラカンス 42年前の指導日誌No.4

2018-12-19 | 躰道

昭和51年躰道指導日誌
1月18日(日)
埼玉県躰道協会指導者養成講習会を狭山道場で行う。
現代武道としての躰道、また社会体育として武道の
進むべき道について考える。

柔道にしても空手道にしても競技を優先すれば
スポーツ化し理論より術技、術技より力や速さに
走り、本来の術技の在り方が危ぶまれる。

我々躰道を志す者、この二の舞を踏んではいけない。
現代武道として躰道らしい3次元的思考法で捉え、
競技スポーツ一片の方向から思考することを避けたい。

実技はに入り、少年少女部の指導法
初階級では、基礎体力と旋運変捻転の基本操体
中階級では、相対運動(運身での抜け技)を重点
上階級では、運足相対の指導
各階級では、法形での正座、礼法、構えを
初階級より重視し社会性を実践し身につける。
出来れば各家庭でも朝晩の挨拶は正座して行わせる。

 

昭和51年1月20日(火)
今日は、私の誕生日、生を受けて38歳となる。
気持ちは20歳の時とあまり変わら無いのに
歳だけ勝手にとって行くように感じる。

しかし、稽古の度に瞬発力が無くなっている、
ことに気づく、2日に1度は毎朝ジョギングと
ストレッチ50分して会社に出掛けるが、
技と体力は比例してか術技は上達していない、
しかし、真の躰技を習得したいと思う。

この世に生を受ける時、母は夢を見たことを話す。
白髪の翁から巻物を頂いて、生まれいると
私が物心つくようになって良く話しておりました。
生んでくれた母の気持ちに添えるよう、一歩一歩
あゆんで行きたい。

夢にせよ母は指導者の中の指導者ではなかったかと
事に当たって時々思い出す。
真の指導者とは夢を託すことではないだろうかと。

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