7月26日(日)、前日の土曜日は、狭山入間道場指導のため日本躰道協会指導者講習会は 2日目の今日から参加となった。
勢命、活命、延命の法形は型のみ、内功、外功、実技に繋がる稽古なし、旧態以前として義務教育の学生に、強要した指導法で進歩していない。受講者は、40~60歳の年齢であることを認識していないことにある。
命の法形の「まとめ」では、受講者がらの質問で、命の法形の中に、正中線に添って手の平を上向きに重ね合わせる所と、手首を重ね合わせる動作の違いについて質問、我々ハ段範士は、明解な答えは出来ず終い、情け無い、勉強不足を痛感する。
受講者の中に詳しく明解に説明した者がいた、良く経絡と脈絡について勉強している。手の平を正中線上で重ね合わせるのは、任脈をかえし体気膻運、体気下丹等。
又手首を重ね合わす動作は、督脈をかえし体気上丹の諸動作、理にかなった説明に感心する。
しかし、下丹田の呼吸法は、内蔵(五臓六腑)を骨盤の中に押し込み、腹圧をかける感覚を養ってください。丹田呼吸法を修得をする事が出来てのことが始まりです。
ここからが体気九法です。武道修練者が帯を締めるのは、段級位を表わすものではなく、呼吸法を認識するためと考えくだされば幸いです。
若い指導者達も熱心に躰道に取り組む姿勢を感じる。競技や組織の中でのゴタゴタは、創造力と運動不足の高段者達が、創始最高師範のお考えを、衰退させているものと思います。
今年は躰道創立 50年周年を迎えます、初期の目標、三次元の動きは理解できたと思います。今後の目標の一つには、格闘技や競技の一辺倒からの脱着、躰道らしい社会貢献を考えて見ませんか?おのれ自身を知るのも大事な兵法の一つと考えられてならない。