1971年第6・7回の全日本躰道選手権大会に於いての特別演武、はじめての「躰道と剣」相手は加藤賢司五段錬士、間合は剣に対し、少々距離を離しての相応間合「体気下丹」の帆立構え、相手の袈裟斬りに対し、上半身を変化し、旋状蹴りの極技から原態復帰。
此の時の演武は、五法の呼吸法で行なった、無気有体から球気背抜の2動作、体気下丹(上記の写真)、体気上丹は、自然体(向応向体)で立ち、背後からの抜き打ちに対応し、伏敵で躱し半月蹴り、此の時、己れの心は空にして、後方の相手の気配を感じとる。
最後は球気集包、4~5メーター距離を離し対峙し、相手は右八相の構え、私は球気を膻中に集めた帆立構え、間合を測り双方一気に、間合を詰め、限度間合から相応間合に入り、上段から斬り込んで来る、相手の剣の手元で体を躱し正拳逆突き、同時に足払い相手を崩し、崩れに乗じ剣の柄元で奪い取る。
因みに躰道では、この「躰道と剣」は、大会実行委員の依頼で、私が考案した、初めての演武です。
体気九法の実技は、1999年8月スエーデン躰道協会より、還暦の祝いで招待を受け、ストックホルムの道場で3日間の指導。オランダやフインランド等、近隣の国々の指導者や会員も参加し、真剣な目差しで講義や実技に応じてくれた。
体気九法の実技は始めての事で、躰道の奥深さに感心していた。躰技は、無謀な体力で無く、飽く迄体育として行ない、知育と合俟って、真技が生じることを話す。
上記の写真は、42年程前にさかのぼるものですが、場所は千駄ヶ谷体育舘、7000人余りの観客、客席は程んど埋め尽された、此の状態は3年間程続いた。
大勢の観客者の中又、関係者の中で、ビデオカメラで撮影され、保存している方が居りましたら又、知り合いの方、ご連絡頂ければ幸いです、是非ご連絡下さい、宜しくお願いし致します。
さっそく先生のブログを拝見させていただきました!
貴重な情報や写真、濃厚な内容に、後世に残すべき貴重な躰道史を垣間見ました。
先端メディア等も果敢に取り入れた先生の意欲的な活動にはいつも圧巻です。
これぞ、創造進化の武道、という真髄を感じます!
また、後日多摩地区躰道協会のHPに是非とも本ブログのLinkを貼らせていただければと思いますので、宜しくお願い致します。
P.S
生きた化石「シーラカンス」のネーミングも気に入ってしまいました(^ ^) 未来永劫、伝えていきたいですね。
また東久留米でも宜しくお願いいたします!
はじめまして。
新潟県躰道協会の荒井と申します。
ブログ興味深く拝見させていただきました。
泉先生からご指導いただいていることから
また一歩深いところのお話ばかりで
とてもワクワクしながら読ませていただきました。
泉先生にも
しかとお伝えしておきます。
これからも楽しみにしています。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。