第41回埼玉県躰道優勝大会を本日開催することが出来ましたことは、ご臨席賜った来賓の皆様、および諸先生の方々のご厚情があればこそと存じます。この場を借りて厚く御礼申し上げます。
前年の埼玉県40回記念大会、日本躰道協会創立50周年記念の節目の大会を無事に終え、今後の埼玉県躰道協会の新たな歴史を刻んでゆく最初の大会であると考えます。
初心にかえり、改めて躰道を見直し、未来につながる大会になればと思います「継続は力なり」という言葉がありますが、41回の大会にご尽力くださいましたすべての皆様に感謝しつつ、埼玉県躰道協会が益々の発展の為に関係者一同、今回の大会をスタートとして精進して参ります。
躰道は創造進化の武道です。柔軟な理性と判断力を持ち、卓越した運動能力を発揮して試合に臨んでいただきたいと思います。
本年は前年よりもさらに参加人数も増え、特に少年少女部では著明であります。選手の皆さん、最後まで悔いのない様、日頃の稽古の成果を発揮して、頑張ってください。
最後に今日一日選手の皆さんに精一杯の声援をよろしくお願いします。
今月26日に実施した埼玉県躰道優勝大会、大会会長としての役は最後となりますが、日躰協副会長を務めた後の30年間、振り返ってみれば長い会長職であったと思う。やる人がいなかったと言えばそれまでだが、県理事会の皆様のたゆまぬ協力の賜物と感謝しております。
又埼玉県躰道協会の指導者層が充実し、この数年会員数も増す方向にあり、5年を経たずに40年前の昔しの埼玉県躰協の全盛期を越せると思います。
私も来年は数えの80歳を迎えます、何一つ完成したと思う術は無い、しかし玄制流空手時代を含め60年余り人一倍の稽古が出来た事に感謝です。
又これからの稽古は、躰技として何が出来のか、何が大切なのか未知の分野で模索して行かなければならい、足腰が衰えても体軸の操法と各内弦の整体体操トレーニングが活かされると信じております。