旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

東京九州フェリー〔はまゆう〕 乗船

2023-07-17 14:00:00 | 

JR西日本 山陽新幹線 小倉駅JR九州 鹿児島本線 小倉駅《新幹線口(北口)》
(福岡県北九州市小倉北区浅野)

令和5年7月10日月曜日。資さんうどん魚町店で食事をして小倉駅の新幹線口にやって来た。




北九州市交通局 「松山行きフェリーのりば」行きバス

小倉松山航路があり、港までの連絡バスが小倉駅新幹線口(北口)から出ている。


市営バス若松方面行き・フェリー連絡バスのりば


小倉港松山行きフェリーのりば バス乗り場

毎日20時40分出発 所要時分5分 運賃100円

言わんとする事は判るが、「フェリーのりば バス乗り場」とは如何に。小倉・松山フェリーは上り下りともに21時55分発、翌日5時到着。松山観光港に入港する。小倉港は徒歩でも行ける距離。




阪九フェリー及び東京九州フェリーの連絡バス

泉大津行 毎日運航 小倉駅新幹線口16時10分発 17時30分出航
神戸行 日~木運航 小倉駅新幹線口17時20分発 18時40分出航
    金・土運航 小倉駅新幹線口18時40分発 20時00分出航

横須賀行 小倉駅新幹線口22時10分発→門司駅前22時30分発→東京九州FT23時00分着

阪九フェリー東京九州フェリーともに連絡バスの運賃は無料。門司駅を経由する。バス停には書いていないが、東京九州フェリーは日曜・祝日運休なので、バスも運休だろう。今日はこの東京九州フェリーを利用する。阪九フェリー東京九州フェリーとも新門司港を発着するが、フェリーターミナルは異なる。また駅から歩ける距離ではない。まだバスの時間まで1時間以上ある。駅ベンチに座ってみたり、コンビニエンスストアでお風呂で使う手拭いを買ったりして時間を潰す。


阪九フェリーのふねこがかわいい




連絡バス(西鉄バス)が到着

利用者は10人くらいだろうか。バスは小倉駅を出ると、国道199号を門司方面へ進む。小倉北区から門司区に入ると跨線橋で鹿児島本線を跨ぎ国道3号に移る。北九州貨物ターミナル駅が見える。山陽本線が不通となっているので本州方面との貨物列車は走れないだろうなと思う。門司駅前に到着。当初の予定では在来線で門司に来て、資さんうどん大里店で食事をして、このバスに乗るつもりだった。門司からの乗客はなし。運転士さんが一旦車外に出て乗客がいないか確認して出発。九州の東北の角を企救半島というが、この半島を関門海峡側から瀬戸内海(周防灘)側に越えてゆく。途中、北九州高速4号線(元の北九州道路)大里出入口がある。トンネルで瀬戸内海側に抜ける。九州自動車道新門司ICがある。鹿児島IC方のみのハーフインターで、本州・山口県方面とは利用出来ないので存在を知っているだけだったが、新門司港と九州各地の物流に重要なインターなのだろうと思う。バスは新門司港の東京九州フェリーのターミナルに到着した。


東京九州フェリー 新門司フェリーターミナル (福岡県北九州市門司区新門司北)

連絡バス 小倉駅新幹線口(22:10)→新門司フェリーターミナル(23:00) 運賃無料




東京九州フェリー〔はまゆう〕 (新門司港)




まだ新しいターミナル

東京九州フェリーは令和3年7月1日に横須賀新門司航路就航。2周年を迎えたばかりである。






ではターミナル内へ


総合案内所

ウェブサイトで予約、カードで決済。『e乗船券お客さま控』を印刷して持参している。乗船手続きの必要はないが、初めての利用で勝手が判らないので問題ないか確認する。大丈夫。


〔それいゆ〕の模型 これまで令和5年7月10日撮影

これから乗船する〔はまゆう〕の模型は横須賀フェリーターミナルにあった。


横須賀FTの〔はまゆう〕の模型 令和5年6月19日撮影


2階へ これより令和5年7月10日撮影


待合室

連絡バスを使うと早めにターミナルに来てゆっくりする事が出来ない。小倉駅あるいは門司駅付近で時間を潰さなければならない。門司駅からタクシーを使うと約9.6kmで約20分とある。


ターミナル(屋外)よりフェリーを望む

屋外にある喫煙場所より撮影。






乗船口 3階へ

『e乗船券お客さま控』の2次元バーコードを係員に読み取ってもらい乗船する。案内所で部屋の場所を案内される。部屋番号は『e乗船券お客さま控』に予め指定されている。


ツーリストA

この船で最も安いクラスを部屋を利用する。二等の桟敷席はない。


まだ新しい船内



ツーリストAなどと片仮名で判りにくいが、二等寝台に相当する。ブルートレインの2段式B寝台のようである。こちらは浴衣、スリッパはない。




ベッドメイキング完了

きれいに敷けないな。以前、八戸から苫小牧まで乗った船は二等しか空いておらず、まさに雑魚寝で体を横にする場所を確保するのも大変だった。舞鶴から小樽へも二等しか空いておらず利用した。こちらは枕と毛布が用意してあり、一人分の場所が確保されていた。しかし単にカーペット敷きなので床が硬かった。しかも1日目の夜に舞鶴を出港して、2日目は終日日本海を航行、3日目の早朝小樽入港と長時間。青函航路のように数時間なら桟敷席でゴロンとでもいいが、長距離フェリーは寝台を予約する事を強くお勧めする。この船は必ず寝台はあるので安心。


船内の様子






屋外となる甲板に出てきた


船上よりターミナルを望む




ちょっと屋内へ

冷房が効いていて快適。


ムシムシする屋外へ


もう出航していないか?



23時55分発のダイヤだったが、5分以上前に出航した。あまりにも静かな出航で岸を見ていないと気付かなかった。港の係員の方々が手を振ってくれている。こちらも振り返せばなあ。




北九州空港(KKJ RJFR) (福岡県北九州市小倉南区空港北町・京都郡苅田町空港南町)

近くには空港がある。


あのホテルのサインが遠くからでもよく目立つ


さよなら九州… これまで令和5年7月10日撮影

4時間の九州滞在。うどんを食べただけである。福岡県北九州市小倉北区と門司区のみの移動で福岡県、九州豊前国を後にする。


電球はLEDかな これより令和5年7月11日撮影

日付変わって令和5年7月11日火曜日。深夜だがレストランは営業中である。




カレーで麦酒もいいが…


コカ・コーラ500mlペット(190円) いいちこ ※飲みさしを持参
資さんうどん ぼた餅(150円) めんべいプレーン(160円)

北九でうどんを食べてきたのでレストランは利用せず、売店でコーラとめんべいを買ってきた。ぼた餅は資さんうどんで持ち帰りにした。



2枚入りが2袋入って160円。ちょこっとつまむのに丁度いい。



うどんもおでんも旨かったが、ぼた餅も旨い。いいちこは残りを全部飲んでしまおうと思ったが、これから船は太平洋に出る。土佐沖とかどんな具合か用心して少しで止めておいた。寝台に戻る。船内は消灯となった。もちろん通路など一部は消灯せず。何となく眠れないまま、午前3時頃にお手洗いに立つ。現在位置は豊予海峡付近。灯台の灯りらしきのは佐賀関の関崎か。まだ四国と九州に挟まれた豊後水道を航行中に寝てしまおう。本式に就寝した。


土佐沖を航行中

起床すると午前7時半を回っていた。よく寝た。全然船酔いしていない。土佐沖を航行中だが揺れも大した事はない。


レストラン うらら

船内のレストランを利用する。営業時間は朝8時から1時間程度で常に開いている訳ではない。


和風プレートセット(1,000円)

この船は所謂バイキングやカフェテリア方式ではなく、各席のタブレット端末からメニューを選ぶ方式。水やお茶はセルフだが、料理は席まで運んでくれる。和食を注文。





美味しかった。久しぶりにちゃんとした鮭を食べた。ご飯大盛は別料金で出来るが、昼食もレストランを利用する予定なので普通盛りにした。ごちそうさまでした。


船内の自動販売機

ご参考まで。






カップヌードルあります

給湯器も完備。


pepsi(160円)を購入

全く船酔いはないので、いいちこは飲んでしまおう。食いさしのめんべいも食べてしまう。
(つづく)

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