旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

金武町より国頭村へ

2024-02-10 08:00:00 | ドライブ

沖縄自動車道 伊芸サービスエリア(下り線) (沖縄県国頭郡金武町伊芸)

令和6年1月25日木曜日。沖縄県国頭郡金武町にある沖縄自動車道伊芸SAに来ている。お昼ご飯を食べて出発する。下り線を名護市方向へ進む。金武ICを通過。以前、タコライスを食べるために利用した事がある。宜野座村に入り宜野座ICで流出する。料金所出口には二つのレーンがあるが、片方が閉鎖され、一箇所が開けられている。ETCと一般の両方を扱うが、ブースを先頭に列になって車が止まっている。どうも米軍の車両がいて処理しているようだ。在日米軍の車両は有料道路を無料で通行出来るがその分は日本政府が支払う。処理が終わったのか車が動き出す。並んでいた車は皆ETCである。三年半前よりETCの利用が多くなったのか。

那覇空港自動車道(南風原道路) 南風原北IC-西原JCT間 無料
沖縄自動車道 西原JCT-宜野座IC間 ETC料金(普通車)860円



国道329号に入る。カーナビゲーションは辺戸岬に設定しているが、高速に入り直すなり、県道に入るなり案内して、とにかく西海岸に誘導する。辺戸岬へは西海岸の国道58号を経由する方が早いのだが今日は東海岸のドライブである。国道329号を進む。名護市に入る。何やら物々しい区間を通過する。二見交差点で国道331号に入る。今朝、豊見城市のレンタカー営業所を出発して南城市でニライカナイ橋への県道に入るまで走っていたのが国道331号である。途中は高速で端折ってしまったが、再び同路線に戻る。実は宜野座ICで流出して走ってきた国道329号と重用区間だったので、ここから国道331号の単独区間に戻る訳だが。車を停めて海を見る。


沖縄県名護市大浦付近






奇麗な花が咲いており車を停める


琉球バス交通 底仁屋停留所 (沖縄県名護市天仁屋)




sakura カンヒザクラか


小学校は廃校となっている

子供の声は聞こえない。




平良湾を望む (沖縄県国頭郡東村字平良)

海沿いに出て東村に入る。風光明媚な海岸に車を停める。







さらに進むと国道331号は左に折れ、西海岸の大宜味村へ向かう。直進する東海岸は沖縄県道70号国頭東線となる。


道の駅 サンライズひがし (沖縄県国頭郡東村字平良)

県道70号に入ってすぐに道の駅があり立ち寄る。車を停めると隣にはOFFICIAL USE ONLYとプレートにある米軍の乗用車が。それはともかくお手洗いを借りる。


建物を通り抜けて…


いい天気になってきた




道の駅の裏は平良湾










先程は湾の向こう側から写真を撮っていた





道の駅を出発。交通量は少ない。前を走っている単車に追いつく。急ぐ旅ではなし後ろを走っていたが、片側交互通行で止まった時に先に行かせてもらう。先に行った直後に絶景の駐車場があるが、先行させてもらった手前、駐車場には入りづらい。先に進む。しかし途中で何箇所か写真を撮るため止まるので、この後で同じ単車を二度抜く事となった。県道は海沿いではなく内陸に入る。辺りには米海兵隊の訓練場がある。そしてついに沖縄本島最北にある国頭村に入る。道の駅に立ち寄る。


道の駅やんばるパイナップルの丘 安波 (沖縄県国頭郡国頭村字安波)

令和4年に開業したばかりの沖縄県で一番新しい道の駅である。


他に車が止まっていない…


展望台(海と丘の展望台)に登ってみた

静かで長閑なところだが、遠くにヘリの音が聞こえる。




CAMP VILLAGE やんばるの音(ね)






この先は支援エリア(有料)

ブランコ・森林散策路・森林観察棟などがある。大人300円。


駐車場に戻ると車が2台増えていた

出発しようとするとまた1台入ってきた。道の駅を出発。動画サイトで沖縄本島をバスで一周する動画を見ていたが、バスの繋がらないこの県道を歩かれていたのかと思う。安波の集落を通る。人里があると安心する。やんばるの道路のとび出し注意の標識はヤンバルクイナになっている。しかし天然記念物とあって一羽も見掛けない。


沖縄県国頭郡国頭村楚洲付近

海の見える場所で車を停め写真を撮る。





後で写真を確認すると釣り人の姿が。釣りはしないがこんな絶景の中で過ごすのはいいね。




太平洋を望む

この写真が今回の沖縄旅行で一番の青い海だった、気温は昨日より暖かく、朝のうちは車内では暖房をつけたがすぐに切った。少し窓を開けて走っている。もう風邪気味な感じはほとんどない。県道70号の旅も終わりが近づいてきた。国頭村奥の起点に到着。一旦、港の方へ行ってみる。


奥港 (沖縄県国頭郡国頭村奥)

またどんよりした曇り空となった。



港で向きを変えて県道70号の起点に戻る。国道58号の沖縄県での起点でもある。


一般国道五十八号について

 一般国道五十八号は昭和四十七年五月十五日の本土復帰に伴い国道として指定された。
一般国道五十八号は鹿児島県鹿児島市を起点とし海上を渡り種子島、奄美大島を経由して沖縄県那覇市(明治橋)を終点とする路線である。
一般国道五十八号が、沖縄県内に初めて上陸する地点が当地(沖縄県国頭郡国頭村字奥新田原五百四十一番地の一)となっている。 (碑文より)




やんばるぬ奥や 国道ぬ起点 山奥やあらぬ 海も前なち
 宮城親哲 一九九九年十二月


国道58号 起点 Origin (沖縄県国頭郡国頭村字奥新田原)


県道70号 起点 国頭村 奥 終点 東村 平良まで 49.63km

三年半前は西回りの国道58号で奥へやって来た。今日は東周りの県道70号で奥へやって来た。ぐるり一周ではないが一巡り出来たかなと思う。


奥川に架かる奥橋

県道70号、東村平良方を望む。


河口、奥港側を望む


国道58号、那覇市明治橋方を望む これまで令和6年1月25日撮影



国頭村奥は沖縄県における国道58号の起点だが、全線の起点となる鹿児島県鹿児島市も訪れている。


国道58号 0.7km (鹿児島県鹿児島市名山町) これより令和2年12月28日撮影

九州本土、鹿児島県鹿児島市にある国道58号は700m。正面に桜島が見える。近くには離島である鹿児島郡三島村の村役場が村内ではなく鹿児島市にある。また吐噶喇列島にある十島村の村役場も鹿児島市にある。三島村と十島村は元々一つの村だったが、戦後に北緯30度以南は米国の施政権下に置かれ日本とアメリカで分かれてしまったのだそう。昭和27年には日本に復帰。三島村と十島村の二つの村で現在に至る。役場が他の市町村にある例として沖縄県八重山郡竹富町役場(石垣市に所在する)がある。


この写真に鹿児島市内の区間の大半が収まっていると思う




国道58号 ROUTE


国道58号 起点 Origin 0km
(鹿児島県鹿児島市山下町)


西郷隆盛銅像前交差点が起点

国道10号との交点である。


上野の銅像とは雰囲気が違う これまで令和2年12月28日撮影



それでは奥を出発。沖縄本島最北端の辺戸岬を目指す。やんばるの国道を進み、辺戸交差点を右折する。辺戸岬の駐車場に車を停める。


辺戸岬へ 令和6年1月25日撮影

三年半ぶりに辺戸岬にやって来た。 (つづく)

豊見城市より金武町へ

2024-02-07 23:00:00 | ドライブ

那覇空港(OKA ROAH)を望む

令和6年1月25日木曜日。道を間違えて沖縄県豊見城市にある瀬長島に来ている。RWY36Rから離陸する航空機を堪能して島を後にする。なお瀬長島と沖縄本島との間は海中道路で結ばれており陸続きとなっている。タモさんの番組でかつて島だった那覇と首里とを結ぶ長虹堤という海中道路があったと知る。ここは現在の長虹堤か。沖縄本島に戻り瀬長交差点を右折して国道331号を南下する。



知らぬ間に糸満市へ。日本最南端の道の駅、道の駅 いとまんに入るが、商業施設が多くて雑多な感じがする。一度来た事があるので知っているが天ぷらのお店とかいろいろある。何か食べたい時にはいいがまだ空腹ではなく今は風邪薬が欲しい。薬局、ドラッグストアを求めて糸満市内を彷徨うがよく判らない。熱がある訳でもないのでもういいか。国道331号に戻り北上する。今日は沖縄ナンバーしか見てなかったが、福岡ナンバーの車が走っており二度見する。再び豊見城市に入る。


道の駅 豊崎 (沖縄県豊見城市字豊崎)

こちらは日本最西端の道の駅なのだそう。施設はすっきりしておりお手洗いを借りるだけならこちらでいい。ここでカーナビゲーションに目的地を設定して改めて出発。国道331号を走るだけだから案内は要らないが、あと何キロとか何分とか目安にしたい。国道を南下し再び糸満市に戻る。往復4車線の素晴らしいバイパス道路が続いていたが往復2車線となる。三年半前は沖縄本島最南端の荒崎を望む喜屋武岬に行ったが、今日は行かない。




ひめゆりの塔 (沖縄県糸満市字伊原)

今回は立ち寄らないが、駐車場に車を停めて入口で合掌する。



前回はこの先で県道に入り那覇に向かった。そして国道58号を通り西海岸で辺戸岬へ行った。今回は沖縄本島を一周するにあたって最短コースで辺戸岬に行き続きを走ってもいいが、糸満市から東海岸を北上してみようと思う。環状に一周という訳ではないが今日は東から辺戸岬を目指す。米須交差点で沖縄県道7号奥武山米須線が分岐する。前回はそちらに行ったのでこの先の国道は未踏である。平和記念公園の前を通る。島尻郡八重瀬町を通り南城市に入る。市内の奥武島に立ち寄る。


奥武橋を渡り奥武島へ


上空を旅客機が

今日も沖縄本島の南を回り那覇空港のRWY36Lに着陸するのだろう。


奥武橋 (沖縄県南城市玉城奥武・玉城志堅原)



奥武島に渡ったら反時計回りで一周してきた。ある旅の動画を見て天ぷらの島という印象を持った。実際に営業中のお店にはたくさんの人が訪れていた。




奥武橋より沖縄本島を望む


橋上からの眺め










猫ちゃんが現れた




いいこだね~とする間もなく行ってしまった…

奥武島には猫が多いのだそう。



奥武島を出発。奥武橋を渡り沖縄本島へ。国道331号に戻る。国道は海岸より高い所を通っており、眼下に海や港が見える。県道86号南風原知念線に入る。吉富高架橋(ニライ・カナイ橋)を登ってゆく。景色はよいのだが駐車場はない。道の駅でもあればいいのに。面倒なので通り過ぎる。さて国道331号から離れたが、県道は国道の北側を走っており。地図で見ると西に戻っているようだ。南風原町に入り那覇空港自動車道の高架に沿う側道を走り南風原北ICから流入する。国道506号那覇空港自動車道(南風原道路)南風原南IC-西原JCT間は有料道路だったが平成21年に無料開放されている。これにより那覇空港道は全線で無料で利用出来るが、開通しているのは西が豊見城・名嘉地ICまでで空港までは繋がっていない。その先の区間は現在事業中で高架橋やトンネルが出来上がりつつある。東は西原JCTで沖縄自動車道に接続する。那覇空港道は無料だが南風原北IC-西原JCT間にICはないので、南風原北ICから西原方面に流入すると必ず有料の沖縄道を通る事となる。中頭郡西原町に入り西原JCTにある本線料金所のETCレーンを通過する。沖縄道に入り北上する。



昨日、高速バスを降りた幸地BSを通過。浦添市に入り西原ICで西原町に戻る。宜野湾市を通り中城村へ。中城PAには立ち寄らず。北中城村に入り北中城ICを通過。沖縄市に入り沖縄南IC、沖縄北ICを通過する。交通量は多いが昨日の夕方程の混雑ではない。うるま市に入り石川ICを通過。国頭郡金武町に入り屋嘉ICを通過。休憩のため伊芸SAに入る。



沖縄県に来て他県ナンバーはほとんど見掛けない。この車はどこから来ているのかと見るのが楽しみなのに、今日他県ナンバーは福岡ナンバーを1台見ただけである。三年半前は北九州ナンバーと浜松ナンバーを見掛けたのみ。沖縄へフェリーで渡って来るとなると鹿児島-那覇間の航送運賃が乗用車(3~4m未満)70,800円に加えて燃料油価格変動調整金8,400円がかかる。引っ越しなら航送も仕方がないが、旅行ならレンタカーでいいかな。見掛けるのが沖縄ナンバーばかりだと地名ではなく「」「」(自家用貸渡用)とか、「Y」「A」(駐留軍人軍属私有車両等)かどうかを見るようになる。沖縄ナンバー以外にも米軍の車両も走っている。米海軍の車両を追い越したが緊張した。




沖縄自動車道 伊芸サービスエリア(下り線) (沖縄県国頭郡金武町伊芸)

首里のある那覇市へ向かう方が上り線で、名護市へ向かう方が下り線である。



三年半前には伊芸SA(上り線)に立ち寄ったがトイレ休憩のみ。今日は昼食をとってゆく。




沖縄そば(800円)

海を望む席でいただく。箸袋には「うめーし」とある。ご飯がうめぇし、という意味ではないとは思ったが、後日調べるとお箸の意味だった。本当のうめーしは少しいい感じの竹箸のよう。


コーレーグスを投入

泡盛が使われているそうだが、高速のSAにあるのだから調味料としては問題ない量なのでしょう。


三枚肉(豚バラ)が入っている

旨そう。


かまぼこ


麵はこんな感じ♪

いただきます。実に旨い。沖縄そば旨ぇし。(うめーしはそういう意味じゃないし)


おつゆを飲み干してしまう…

ごちそうさまでした。


レストランから見えた景色を屋外から望む


逆走はダメ

逆走ではないが、昭和50年開通の沖縄自動車道石川IC-許田IC間では、当時の沖縄県では自動車が右側通行だったため、現在の下り線が当時は上り線、現在の上り線が当時は下り線で通行していたのだそう。昭和53年に左側通行に変更されている。



曇り空なのが残念である。雨が降らないだけいいか。


ソテツ ソテツ科


フクギ オトギリソウ科


ホルトノキ ホルトノキ科


ガジュマル クワ科






金武湾を挟んでうるま市の与勝諸島、海中道路、勝連半島を望む


那覇方を望む


かりゆし門


そろそろ伊芸SAを後にする…


駐車マスには日よけのある区画も いずれも令和6年1月25日撮影

夏の日射しが強いんだろうなと思う。雨か曇りの伊芸SAしか訪れた事はないのだが。 (つづく)


那覇市より豊見城市へ

2024-02-04 20:00:00 | ドライブ

客室からの眺め

令和6年1月25日木曜日。那覇市のホテルで起床する。客室には時計も電話もなく、どうやって起きようかと思ったが、テレビのタイマー機能があり午前6時半にセットしておいた。その前には起きていたが。まだ風邪気味である。悪くならなければいいが。



天気は昨日よりいくらかいい。


tv 朝のニュースは…

九州・沖縄という括りだった。


九州は寒いな



沖縄の気温だけ見ると暖かく感じる。しかし昨日は寒かった。


福岡県の天気を見るとは…

九州各地の天気が続く。


沖縄県の天気

沖縄本島に晴れマークがない。


北海道は寒そうなんてものではない


台北からのニュースを見て…

台湾で低温といっても寒くないだろうと思っていたが、昨日の沖縄の寒さからして台湾でも寒いんだろうなと思うようになった。一月に台湾に行った事はないが、あまり暖房が効いてないような気がする。十一月に行ったら冷房が効いていたし。それでは地下一階の朝食会場へ。


朝食

旅行サイトで写真を見たところ和食か洋食の定食が載っていたが実際はバイキング形式だった。宿泊者数で変わるのか、疫病の影響だったのか。写真にポーク玉子があったので食べたかったが今日はベーコンだった。飯碗に蓋が付くと豪華な感じがする。


いただきます♪


coffee 食後のコーヒーsymbol6 とデザート

ケーキも三種類ありちょこっと貰ってくる。ごちそうさまでした。


エナジックホテル山市 (沖縄県那覇市牧志)

快適なホテルをチェックアウトする。料金はお安く、朝食も思ったより良かった。各フロアにはウォーターサーバーがあり水は飲み放題である。お湯もある。枕灯がないのだけ不便だった。モノレールの駅も国際通りも近く、国際通りには行かなかったが場所もいい。旅行三日目にもこのホテルを予約しているが帰ってくるのが楽しみである。さて時刻は午前8時15分。午前9時にレンタカーを予約しているので急がねばならない。


石敢當

道のどん突きに置かれるものだそうだが、定礎くらい見掛ける気がする。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 美栄橋駅 (沖縄県那覇市牧志)



Suicaで入場しプラットフォームへ。




沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (美栄橋)

入ってきた列車は2両編成だった。てだこ浦西那覇空港行普通列車。車内はかなり混雑している。満員列車である。何とか乗り込む。3両化がもっと進むといい。


metro ゆいレールで美栄橋を出発symbol6

途中駅に到着すると一旦プラットフォームに降りる。旭橋で空席に腰掛ける事が出来た。乗客に高校の生徒さんが多いようだ。目の前が空席になっても座らない事にしているのかも知れないが、狭い車内でその分だけ空間が無駄になる。普通の鉄道より狭いので他の乗客が空席に移動するのは困難である。とりあえず目の前の席が空いたら座って全体の混雑具合を下げて欲しいところである。日本最南端の駅の赤嶺を出ると、自衛隊の基地、モノレールの車両基地などを見て、日本最西端の駅で終着の那覇空港に到着した。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (那覇空港)

沖縄都市モノレール線 普通 美栄橋(8:24)→那覇空港(8:39頃) 1220 運賃300円


metro ゆいレールで那覇空港に到着symbol6




沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 普通列車 [1000形] (那覇空港)

次に到着する列車を眺める。






自動券売機と改札口


SuicaPASMOなどの交通系ICカードが使えます

もちろん沖縄県のOKICAも使える。


沖縄都市モノレール 沖縄都市モノレール線 那覇空港駅 (沖縄県那覇市字鏡水)



空港で風邪薬を買うつもりだったが、この時はお店を見付けられなかった。レンタカーの予約時間もある。お手洗いにだけ行き、営業所への無料送迎バス乗り場に向かう。レンタカーを借りるのは空港ではなく隣の豊見城市にある営業所である。もう9時なのにまだ空港にいる。送迎バス乗り場の係の方に名前を告げて送迎バスを待つ。暫くしてマイクロバスで送迎していただく。途中までモノレールの高架のある国道を走る。モノレールが東の那覇市街地へと分かれてゆき、送迎バスは南下する。那覇市より豊見城市に入り、瀬長交差点を左折して程なくレンタカー営業所に到着する。


バジェット・レンタカー 那覇空港店 (沖縄県豊見城市瀬長)

三年半前に利用した時は、トラベルレンタカーの名前だったが、今回はバジェット・レンタカーに名前が変わっている。ブランド変更されたようで、運営する会社は変わらないようだ。前回利用してよかったので今回もここにした。料金で言えば半額位のところもあるが、口コミを見ていると気が滅入って来たので知っているところにしたのだ。車種はヤリスだったか。旅行サイトからの予約で2日間が8,000円。NOCで1,540円増しとなる。それでは安全運転で営業所を出発。


2日間お世話になるレンタカー (瀬長島サンセットパーク)

瀬長交差点を左折して糸満市方面に向かうつもりだったが直進してしまい瀬長島に来てしまった。一度来たかったし、まあいいか。公園の駐車場に停める。


那覇空港(OKA ROAH)がよく見える


那覇空港は自衛隊と共用である

空自のF-15Jか。空港には自衛隊それぞれの格納庫が並ぶ。


海上自衛隊


航空自衛隊


陸上自衛隊

陸海空が揃う。


全日空さん、RWY36Rから離陸




こちらも離陸…飛び立つか


第一滑走路(18L/36R)を望む

西側の第二滑走路(18R/36L)は見えない。離陸は第一、着陸は第二で行っているようだ。


航空自衛隊さん、RWY36Rから離陸



戦闘機の離陸は全然違うなあ。


続けて離陸


駐機場・旅客ターミナルを望む いずれも令和6年1月25日撮影

瀬長島に迷い込んで来ただけなのに、すっかり見入ってしまった。そろそろドライブに出掛ける。
(つづく)



三県境

2023-12-31 08:00:00 | ドライブ

道の駅 さかい (茨城県猿島郡境町)

令和5年12月29日金曜日。先日の夜に休憩のため立ち寄った道の駅について調べていたら気になるお店があった。さっそく出掛けてみる。利根川に架かる境大橋を渡り、千葉県より茨城県に入ったところに道の駅はある。夜間と違って利用者は多い。


沖縄県国頭村公設市場 (茨城県猿島郡境町)

茨城県に何故沖縄の国頭村が。道の駅 ゆいゆい国頭(沖縄県国頭郡国頭村字奥間)と道の駅 さかいは友好交流協定を結んでいて、ここはアンテナショップなのだそう。辺戸岬に行く時に国道58号は通ったけど、道の駅 おおぎみ(沖縄県国頭郡大宜味村字津波)で休憩したので道の駅 ゆいゆい国頭には立ち寄っていない。さて店内に入り昼食にする。「レストランくいな」がある。自動券売機で食券を買いお店の方に渡す。麵とおにぎりで受け渡すカウンターが分かれている。昼食時で混雑していたが、何とか席を確保出来た。


ポーク卵おにぎり プレーン(200円)

おにぎりを先に受け取る。出来立てで温かい。


暫くして沖縄そばも出来上がった


沖縄そば(800円)

ソーキそばと何が違うのか知らなかったが、沖縄そばがバラ肉、ソーキがスペアリブだそう。じゅーしーとのセットメニューもある。Juicyではなく雑炊の沖縄読み。沖縄の炊き込みご飯だと認識しているが、沖縄で食べていないので次に行った時の楽しみに取っておく。ポーたまも沖縄で食べていないが、ファミリーマートのSPAMむすびを食べているからいいでしょう。


ホロホロのお肉♪


かまぼこ


麵はこんな感じ♪ これまで令和5年12月29日撮影

沖縄で食べたのとは違う。他の人の書いた記事を見ると、麵は二種類あって注文時に選択するような話だが、何も聞かれた覚えはない。これは沖縄そばではなく自家製麵のようだ。思ったのと違ったが美味しかった。ごちそうさまでした。


沖縄そば(550円) ※価格は当時のものです。 令和2年6月30日撮影

沖縄で食べたといっても那覇空港(OKA ROAH)にある空港食堂で一杯食べただけである。また沖縄に行きたい。沖縄県より茨城県に話を戻す。アンテナショップには数多くの沖縄の商品が。ブルーシールのアイスもあるが、今年は駅のキヨスクで買って食べた。沖縄ポッカさんぴん茶を買う。



道の駅を出発。食事をしたのでお手洗いに行きたくなる。引き返してもいいが、近隣の別の道の駅に向かう。国道354号より国道4号春日部古河BPへ。埼玉県と栃木県とを結ぶ新4号国道を構成するバイパスである。流れは非常にいい。利根川を渡るが県境ではない。レンタカーのカーナビゲーション(情報が古い)に騙され、かなり手前で側道に降ろされてしまったが、再びバイパスに戻り 道の駅に到着する。急いでいるのに。


道の駅 ごか (茨城県猿島郡五霞町ごかみらい) これより令和5年12月29日撮影



幹線道路の道の駅とあって規模は大きい。お手洗いを利用しただけだが。



新4号で利根川を渡り、国道354号に戻る。古河市に入る。東北新幹線のガードを潜り、国道4号日光街道と交差し、東北本線を跨線橋で越して古河市街地に入る。バイパスの新三国橋ではなく、旧道の三国橋で渡良瀬川を渡る。茨城県より埼玉県、下総国より武蔵国に入る。下総国下野国武蔵国の三国で三国橋だが、三国国境は渡良瀬川の中にある。今日はこれから別の三国国境に向かう。三国橋は国道354号と栃木県道・群馬県道・埼玉県道・茨城県道9号佐野古河線との重用区間だったが、国道が分かれて県道単独区間となる。県境を通過。埼玉県より栃木県、武蔵国より下野国に入る。短い埼玉県のドライブだった、と思う間もなく次の県境が現れる。栃木県より群馬県、下野国より上野国に入る。すぐに次の県境が。群馬県より埼玉県、上野国より武蔵国に入る。戻るんかい。この県道、面白すぎる。茨城県を出て、僅かな時間に四県(茨城県・埼玉県・栃木県・群馬県)を通った。カーナビゲーションが「〇〇県に入りました」を連続して言う所だが、このレンタカーのは設定がそうなのか県境については黙して語らない。埼玉県に入ったところで道の駅に入る。


道の駅 かぞわたらせ (埼玉県加須市小野袋)

現在は加須市だが、以前は北埼玉郡北川辺町だった。埼玉県だが利根川の左岸にある町だった。


屋上より渡良瀬遊水地を望む


渡良瀬遊水地には調節池の谷中湖がある

かつて栃木県下都賀郡谷中村があった。




群馬県 板倉町

道の駅のすぐそばに埼玉県・群馬県の県境がある。


栃木県道・群馬県道・埼玉県道・茨城県道9号佐野古河線


栃木県 栃木市

その先には群馬県・栃木県の県境がある。


埼玉県 加須市

さらに先には栃木県・埼玉県の県境がある。



県道にはここから見える範囲で三つの県境がある。


三つの県境が一点に集まる場所がある



道の駅から歩いて行ってみる。



道の駅より階段を下ると早くも県境を越えている。埼玉県より群馬県、武蔵国より上野国に入る。邑楽郡板倉町。「つる舞う形の群馬県」だと鶴のくちばしにいるのか。


テッポウ厳禁

また県境を越えていた。群馬県より栃木県、上野国より下野国に入る。栃木県栃木市。現在は栃木市だが、以前は下都賀郡藤岡町だった。栃木県内を歩いて県境の集まる地、三県境に到着した。


三県境 (栃木県栃木市藤岡町下宮)



三県境は三国境でもある。では三県(三国)を一巡りする。




栃木県(下野)より群馬県(上野)へ


群馬県(上野)より埼玉県(武蔵)へ


埼玉県(武蔵)より栃木県(下野)へ

あっという間に一巡り終了。






埼玉県マスコット「コバトン」


中心には三県境界標が設置されている

令和3年8月に前の三県境界標は盗難に遭っている。これは同年11月に再設置されたもの。ところでアメリカ合衆国には四州境である Four Corners があり、ユタ州、コロラド州、ニューメキシコ州、アリゾナ州の境が一点になっていて Four Corners Monument が設置されているそう。






三県境を後にする

ところで、ここはどこだ。


栃木市

栃木県にいます。踏切の鳴る音が聞こえる。東武鉄道日光線柳生駅より歩いて訪れる事が出来る。






群馬県に入り…もういいか


群馬県より道の駅(埼玉県)を望む


道の駅の名称が変更されている

以前は道の駅 きたかわべだったそう。昔の町名は残らなかった。



道の駅を出発。少し北に行くと県境。埼玉県より群馬県、武蔵国より上野国に入る。県道の県境の確変は続いていた。そして群馬県より栃木県、上野国より下野国に入り確変は終わった。さて新4号国道に戻ろうかとも思ったが、県道で宇都宮を目指す。楽しかった栃木県道9号より栃木県道11号栃木藤岡線に入る。(東武)日光線に沿った経路。跨線橋で越えてゆく。途中から往復4車線となった。快適な道が続く。栃木市街地で知らぬ間に栃木県道309号栃木環状線に入り両毛線を跨線橋で越えてゆく。(東武)日光線・宇都宮線を跨線橋で越えてゆく。市街地をバイパスする素晴らしい道路。また知らぬ間に栃木県道2号宇都宮栃木線に入る。宇都宮線に沿った経路。ここで言う宇都宮線は元国鉄本線の一部区間に付けられた愛称の方ではない。県道は往復4車線が続く。栃木県の道路がよいのは新4号国道だけではなかったのか。下都賀郡壬生町に入り宇都宮線を跨線橋で越える。北関東自動車道のガードを潜る。壬生ICがある。国道121号との重用区間となり宇都宮市に入る。重用区間が終わり県道単独となる。(JR)日光線を跨線橋で越える。県道2号の起点まで来て右折。国道・県道からなる道を宇都宮駅へと向かう。途中で東武宇都宮駅のある百貨店も見える。


正面は宇都宮駅 (栃木県宇都宮市駅前通り)

駅には用はない。東北本線・東北新幹線をアンダーパスで抜けて、駅の東側に出る。



適当に曲がって路面電車の走る電車通りに出た。鬼怒通りという。栃木県道64号宇都宮向田線。しかし、なかなか走っている電車を見掛けない。国道4号を跨道橋で越えた先で、宇都宮駅東口停留所に向かう電車とすれ違う。道路の真ん中を通っていた線路が高架になって離れてゆく。路面電車は別の橋梁で鬼怒川を渡る。県道は柳田大橋で鬼怒川を渡る。ゆいの杜地区で路面電車と再会する。こちらでは何本も電車を見掛ける。芳賀郡芳賀町に入る。管理センター前交差点で路面電車は北へ向きを変える。車もそちらに走らせる。電車と並走、と言いたいところだが、電車は最高速度40km/hで車は一般道路では法定速度60km/hなので抜いてゆく事になる。電車の終点に先回り。


宇都宮ライトレール 宇都宮芳賀ライトレール線 普通列車 [HU300形] (芳賀・高根沢工業団地)

電車がやって来た。






宇都宮ライトレール 宇都宮芳賀ライトレール線 芳賀・高根沢工業団地停留場
(栃木県芳賀郡芳賀町大字下高根沢)

電車は折り返し宇都宮駅東口停留所へ向かう。



ここまで来たら行ってみたいところがある。しかしもう暗くなりかけている。塩谷郡高根沢町に入るとすぐ。御料牧場通りを走る。御料牧場は千葉県にあった下総御料牧場が移転してきたものである。明るいうちの通りたかった。ゆっくり走りたいのだが、抜け道になっているらしく後続の車が追いつく。幅員は狭いのだが、端っこに停めて先に行かす。ついでに写真を撮る。


夕暮れの御料牧場を望む (栃木県塩谷郡高根沢町・芳賀郡芳賀町)

御料牧場通りを通り抜けて、県道を経て国道4号に入る。鬼怒川に架かる新鬼怒川橋を渡ると宇都宮市に戻る。平出工業団地の交差点で直進が国道4号の旧道で宇都宮市街地、右折が国道119号日光市・東北自動車道宇都宮IC方面、左折が新4号国道となる。もちろん左折。大変流れがよいと言っておこう。河内郡上三川町に入る。北関道宇都宮上三川ICを過ぎる。下野市を経て小山市へ。栃木県より茨城県、下野国より下総国に入る。結城市になる。ここで大変快適な新4号国道から国道50号に入る。往復4車線だが混雑している。すぐに茨城県より栃木県、下総国より下野国に戻る。小山市街地の渋滞のようだ。跨線橋で東北本線を越える。上空には東北新幹線の高架があり、その間を抜ける。市街地を抜けると車の流れば順調となった。栃木市に入り道の駅で小休止。


道の駅 みかも (栃木県栃木市藤岡町大田和)

現在は栃木市だが、以前は下都賀郡藤岡町だった。道の駅の近くには東北道佐野藤岡ICがある。



道の駅を出発。すぐに佐野市に入り、インター入口を通過する。足利市に入り国道50号より県道へ。栃木県より群馬県に入ったところに、うどんの自動販売機のあるお店があり訪れたかったのだが、栃木県道・群馬県道38号足利千代田線に入るべきところ、群馬県道・栃木県道152号赤岩足利線に入ってしまった。当然、お目当てのお店は見つからない。群馬県道・栃木県道278号中野福居線も通るがこれでもない。レンタカーのカーナビゲーションには候補はなく、また所在地も控えてこなかったのでどうにもならない。県道は細くて暗くて、どこか停めるのに適当な場所も見つからない。後続の車がすぐ追いつくのでゆっくり走る事も出来ない。レンタカー返却の時間もあるのでうどんは諦める。どこかで佐野ラーメンを食べてもよかったけど。もう何度目なのか栃木県より群馬県、下野国より上野国に入る。邑楽郡邑楽町。国道122号を通り館林市に入る。国道354号に出てしまえば勝手知ったる道。群馬県より埼玉県を経て茨城県、上野国より武蔵国を経て下総国に入る。猿島郡境町のセイコーマートに立ち寄りガラナとサンドイッチを買って小休止。お手洗いも借りる。境町では北海道のガラナも買えるし(セイコーマート)、沖縄のさんぴん茶も買える(道の駅)。ルードビアもあるし。利根川を渡り、茨城県より千葉県に帰った。



本年もご覧くださりありがとうございました。

関宿城

2023-12-19 20:00:00 | ドライブ

レンタカーで出発symbol6

令和5年12月16日土曜日。千葉県香取市の佐原で中断していた千葉県一周を再開する。


新京成電鉄 新京成線 普通列車 [8800形?] (くぬぎ山-北初富)

先日と同じように国道464号を成田へと向かう。そして鎌ケ谷市内はやはり渋滞している。新京成線の踏切にかかり、上下列車を見送る。新京成電鉄の本社が近くにある。新京成電鉄は京成電鉄に吸収合併する事が決まっている。鎌ケ谷市街地を避けて迂回するがこちらも渋滞している。野田線の踏切にもかかり、上り列車を見送る。国道464号北千葉道路に入り快走する。流れの悪い箇所もあったが概ね満足である。北総線・成田空港線と並走する、いや高速で抜かれてゆく。バイパスは途切れ国道408号を経由して国道51号へ。佐原で国道356号に入るが、間違えてバイパスではなく現道の方だった。バイパスに合流して道の駅で小休止。


道の駅 水の郷さわら (千葉県香取市佐原イ)


利根川を望む


対岸は茨城県…ではない



この辺りは利根川が県境となっていない。それでは道の駅を出発。千葉市と茨城県水戸市を結ぶ国道51号。その高架と立体交差する交差点で千葉県一周の再開となる。国道51号の水郷大橋で利根川を渡った先は茨城県稲敷市。佐原から凡そ利根川の右岸を川に沿って遡る。市街地を抜けると土手の上をバイパスは行く。実に気持ちのいい道路。但し小動物が横たわっているのを見掛けると心が痛む。香取市より香取郡神崎町に入る。利根川には県境を越える神崎大橋が架かる他、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の橋梁も架かる。暫定2車線だが4車線化の工事中でもう1本の橋が架橋中である。圏央道神崎ICを過ぎると成田市に入る。利根川に架かる常総大橋との交差点で国道から逸れる。


自動販売機のうどんを食べに来た

以前うどんを食べに来たお店が経路の近くにあったから寄り道して昼食。店内には他のお客さんが誰もおらず、自動販売機に販売中などのランプが点灯しているように見えないので食べられないのかなと思ったが、硬貨を投入しボタンを押すと調理を始めた。




天ぷらうどん(350円)


天ぷら(かき揚げ)♪


麵はこんな感じ♪

うどんの写真を撮っていると他のお客さんが1名来店。さて二箇月振りに食べたけど美味しかった。ごちそうさまでした。


オートパラーシオヤ (千葉県成田市猿山)




国道408号 長豊橋 (千葉県成田市・茨城県稲敷郡河内町)

国道356号に戻り、千葉県一周を再開する。常総大橋のひとつ上流の橋までやってきた。


上空には全日空機が

利根川の向こうを高度を落として西へ飛行する航空機を何機も見掛けるが、この辺りで進路を変えて成田国際空港(NRT RJAA)に向かい着陸するものと思われる。印旛郡栄町に入る。道路沿いに紀文の工場があっていい匂いがする。よつ葉乳業の工場も見える。バイパスに不自然な曲線があり速度を落として通過する。印西市に入る。国道は川から離れるが土手沿いの県道を走る。我孫子市に入る。


千葉県道・茨城県道4号千葉竜ヶ崎線 栄橋 (千葉県我孫子市・茨城県北相馬郡利根町)

成田線布佐駅の近く。ドライブ中の写真は信号待ちの時のくらいしかない。不意に県道に「茨城県」「取手市」のサインが現れる。河川の流路は改修で変更されており、利根川が県境と言う訳でもないのだ。茨城県取手市小堀という所。陸続きのまま千葉県より茨城県に入る。茨城県でもここは下総国のまま。千葉県一周の途中で茨城県に入ったがまあいいか。茨城県を通過して千葉県に戻る。



常磐線のガードを潜り、国道6号に入る。帰ってきた感があるが、千葉県一周の途中である。国道は渋滞している。そしてこのままでは利根川から離れてしまう。国道から田んぼの中を一直線に伸びる道を見掛けて行ってみる。入口にはポールが立っており大型車は入れない。軽自動車を借りてよかった。普通の道路とは違い農免道路らしい。抜け道なのか交通量はそれなりにある。柏市に入る。常磐新線(つくばエクスプレス)、常磐自動車道の高架と交差する。写真を撮りたいところだが路肩もなく車を停める訳にはいかない。幅員は広くないが開放的な風景の中を走る事が出来た。



千葉県道7号我孫子関宿線に入り利根運河を渡る。利根運河は利根川と江戸川とを短絡する運河である。野田市に入る。目的地は野田市だが、平成15年に野田市に編入された東葛飾郡関宿町を目指す。県道7号のどん突きから利根川に近い道に入って千葉県道17号結城野田線に至る。博物館入口交差点ですぐに県道を離れる。そして明るいうちに何とか目的地に到着する。




千葉県立関宿城博物館 (千葉県野田市関宿三軒家)

時刻は午後3時40分を回っている。そろそろ閉館なのではと思ったが、午後4時30分までという事で入館する。入場料は200円。


4階展望室からの眺め、南西を望む

硝子越しですが。窓は開けないでとの事。


北西を望む


首都圏中央連絡自動車道圏央利根川橋を望む

こちらの方角で利根川と江戸川が分かれるのだがよく判らない。圏央道は二度利根川を渡る。


北東を望む

対岸は茨城県猿島郡境町。しかしここでも利根川が県境ではない。




また北西を望む


この辺が利根川と江戸川の分岐点かな…知らんけど

なお分岐点がチーバくんの鼻の先ではない。


展望室の様子





博物館なので展示の撮影はしなかったが、この辺は撮影禁止ではないので載せておく。関宿藩主の久世氏は老中の職に就いており、朝鮮通信使に関する文書で老中に宛てられたものが展示されている。日付を見ると年号はなく干支が記してある。撮影は控えたので博物館のサイトにある資料を見ると「巳亥」とある。そんな干支はないので「己亥」の入力ミスだろうが、享保4年(1719)の事。以前に見た李氏朝鮮時代を舞台にしたドラマで清国の年号ではなく干支で年を言う台詞があったが、実際の文書でも干支のみ記されているのを見て合点がいった。第42代内閣総理大臣鈴木貫太郎閣下についての展示もある。先の大戦の終戦時の首相で関宿藩の出身。和泉国の生まれとあり、関宿藩は泉州にも領地があった事を知る。利根川東遷についての地図を見て下総国より武蔵国に移された地域を再確認する。もう少しゆっくり展示を見たいが、日没前に辺りを散策したいのでこれで博物館を出る。


蛇籠

蛇籠とは、災害復旧および河川改修の時に使われる工法の一つで、竹で亀甲形に編んだ円筒状の籠の中に自然石などを詰めて川底に入れ、川の流れを止めたり、弱めたりするものです。
(説明版より抜粋)


利根川と江戸川の船

利根川・江戸川では、大小さまざまな船が使われていました。展示している船はおもに、川漁に使われたもので1~2人乗りです。主に竹棹などで操作をしました。船底を補強する「トネギ」は固定されておらず、スライド式で取り外しできるようになっています。これは、時々はずして船底を乾燥させ、木材が腐りにくいようにするための工夫で、利根川水系の船に共通してみられる特徴です。
(説明版より)


海から 59.5 km


特定猟具使用禁止区域(銃) 千葉県

デッポウ厳禁。


チーバくんの鼻先を歩き回る







歩いて利根川と江戸川の分かれる場所まで行けるそうだが、悪路らしいので行かない。


千葉県・茨城県境

知らぬ間に千葉県より茨城県に入っていた。ちなみに利根川と江戸川が分岐するあたりも茨城県で、チーバくんの範囲を超えている。今日は陸上で千葉県から茨城県に入るのは二度目。猿島郡五霞町となる。今度は県境を意識して歩いて茨城県より千葉県に戻る。猿島郡は下総国なので県境は越えても国境は越えていない。






日本庭園


<!注意!> まむし

近づくと威嚇し襲ってきます。毒を持っているので近づけないでください(原文のまま)

何を近づけるのか知らないが、庭園には入らない。







江戸期の関宿城は廃藩置県後に取り壊されている。今の建物はスーパー堤防上に建てられた平成7年開館の千葉県立関宿城博物館である。実際の本丸跡はここから少し離れた位置にあり、本丸の建物の一部は明治4年に実相寺というお寺に移築されたそう。












これまで令和5年12月16日撮影

最もチーバくんの鼻の先にある集落。とりあえず千葉県で行きたい角は回ったか。


千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」
(Chiba Prefecture Mascot CHI-BA+KUN)


犬吠埼灯台 (千葉県銚子市犬吠埼) 令和2年11月19日撮影

チーバくんの耳の先。




野島埼灯台 (千葉県南房総市白浜町白浜) 令和3年12月28日撮影

チーバくんの足の裏。


令和3年12月28日撮影




洲埼灯台 (千葉県館山市洲崎) 令和3年12月28日撮影

チーバくんのつま先。




富津岬 (千葉県富津市富津) 令和2年5月31日撮影

チーバくんの…なんでもありません。




浦安海岸舞浜地区 (千葉県浦安市舞浜) これより令和5年12月19日撮影

後日こちらに出掛けてきた。海岸沿いに遊歩道、自転車道などが整備されている。



チーバくんの舌の先か。



護岸の向こうにまだ先があった。乗り越える事は禁止されている。


千鳥地区の方が舌の先っぽいか?

TDRのある舞浜地区の方が西側にあり、交通の便もよいので訪れた。


これまで令和5年12月19日撮影




チーバくんに遭遇! (海浜幕張駅前にて)
平成23年6月12日撮影

関宿城を後にする。今日は二度も思いがけず茨城県に入ったが、今度は意図して利根川を渡って茨城県に向かう。茨城県道・千葉県道17号結城野田線の境大橋を渡り千葉県野田市より茨城県猿島郡境町に入る。どちらも下総国で国境は越えない。圏央道の高架を潜った先にある目的地に到着。


セイコーマート 境長井戸店 (茨城県猿島郡境町長井戸) これより令和5年12月16日撮影



本州では茨城県と埼玉県にあるセイコーマートに入店する。


北海道バニラバー(98円 ※税抜き)

北海道のアイスを購入。旨い。


ホットシェフ 大きな明太子&マヨ(220円 ※税抜き)

お店で炊いたご飯でつくるおにぎりは実に旨い。


ガラナ(115円 ※税抜き)

ガラナも購入。どうして内地ではあまり売っていないのか。



セイコーマートを出発。茨城県道・千葉県道17号結城野田線の境大橋で利根川を渡り茨城県より千葉県に戻る。橋の上からライトアップされた関宿城が見える。茨城県道・千葉県道・埼玉県道26号境杉戸線との重用区間でもあったようで交通量は多いが、埼玉県方面への交差点を過ぎると交通量は激減する。境杉戸線の名前通り、境町と埼玉県北葛飾郡杉戸町を結ぶ路線で、千葉県内は経由地に過ぎないのだろう。交差点で曲がる事なく、利根川を渡る境橋と江戸川を渡る千葉県・埼玉県境の関宿橋を結ぶようにバイパスが工事中である。県道17号単独区間に戻り松戸方面に向かう。セイコーマートにいるうちに辺りはすっかり暗くなった。中里交差点で国道16号と交差。さて、このまま野田市街地を通らず、かつての松戸野田有料道路へ向かいたい。どこかで右折するのだが標識がないので判らない。右折する車が多かった交差点で曲がるとそこだった。



川間駅付近で野田線を跨線橋で交差する。中野台より千葉県道5号松戸野田線に入る。江戸川を渡り埼玉県に向かう野田橋方面の交通量も多い。川を渡る橋は限られているから交通が集中する。この先の県道5号は旧松戸野田有料道路で先日通ったばかりである。利根運河に架かる運河大橋を渡り流山市に入る。市境は運河より北側にあった。常磐道流山ICを通過。今日は流入しない。旧有料道路区間は終了。流山街道ではなくバイパスを松戸方面へ。先日走った三郷流山橋有料道路への交差点を通過。バイパスは突如途切れ渋滞する。整備されていない区間をクランク状に曲がりバイパスに戻る。早く整備して欲しい。流山線を跨線橋で交差して南流山へ。これで千葉県一周を終えてもいいのだが、京葉道路貝塚IC-千葉東JCT間を通っていない。これでは千葉県一周とは言えない。この区間を通るため千葉市へと向かう。松戸市に入る。レンタカー店の近くを通る。戻ってくるのは何時になるか。千葉県道51号市川柏線を南下する。市川市に入り千葉県道180号松戸原木線へ。かつての市川松戸有料道路である。船橋市に入り中山競馬場の前を通る。レースも終わりひっそりしている。跨線橋で(京成)本線と立体交差。中山競馬場入口交差点で国道14号と平面交差。総武本線・東西線の高架と立体交差。京葉道路原木ICより流入する。



さっそく船橋TBをETCで通過。軽自動車の通行料金は200円。先日、茨城県神栖市のホテルに残っていて郵送してもらったETCカードの動作確認も兼ねている。花輪IC付近で習志野市に入る。幕張IC付近で千葉市に入る。東関道と接続する宮野木JCTを通過し千葉西TBを通る。ここでは料金は取られない。ETCでない場合の通行券を貰ったイメージか。穴川IC付近でモノレールの高架を見る。総武本線の高架とも交差したはずだが気付かなかった。貝塚ICを通過。車で通っていなかった部分に入る。千葉東JCTを通過。これで千葉県一周達成だが、千葉東JCTは千葉東金道路との接続のみで流出出来ない。もうどこで降りてもいいが、馴染みのある名前の蘇我ICで流出する。ETCの軽自動車の通行料金は410円。前半の区間は安かったので割高に感じる。



千葉県道66号浜野四街道長沼線を海側へ。内房線の踏切に止まり上り快速列車を見送る。千葉県道24号千葉鴨川線を経て国道357号に入る。松戸まで一般道で帰る。京葉線の高架と交差するところで上り特急列車を見る。千葉港で国道14号との重用区間に入る。車線数は多いが、渋滞している。事故渋滞のせいかと思ったが、事故現場を過ぎても渋滞している。国道357号と分かれ国道14号単独区間に入る。渋滞は解消する。京葉道路幕張ICを通過。習志野市に入る。国道はなんと往復2車線となる。この後断続的に渋滞する。ETCの通行料金は200円だったし京葉道路を使うべきだったか。船橋市に入り船橋競馬場駅の側を通る。京葉道路があるとはいえ、船橋市を通過する国道14号が往復2車線では渋滞もする。総武本線を跨線橋で交差。武蔵野線の高架と交差して西船橋駅前を通る。先程通った県道180号で帰ってもいいけど別の道を通る。市川市に入り国道14号から国道298号へ。東京外郭環状道路である。高速道路の東京外環自動車道ではなく一般道を走る。道の駅いちかわに立ち寄り、松戸市に戻ってきた。給油所に入ると照明が消される。午後10時で閉店だそう。別の給油所で満タンにしてレンタカーを返却した。12時間借りたが、日帰りならこれくらいでいいかな。