旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

可児市で一泊・敦賀市へ

2024-02-29 23:55:00 | ドライブ

国道1号箱根新道の車窓 (神奈川県足柄下郡箱根町箱根)

令和6年2月24日土曜日。三連休の中日に出掛けてきた。朝からレンタカーで出発。江戸川に架かる国道6号水戸街道の新葛飾橋を渡り千葉県より東京都、下総国より武蔵国に入る。早く都内を抜けてしまおうと四つ木より首都高速中央環状線に流入。6号向島線に入ると両国JCTの手前から渋滞にはまる。そのまま国道6号を行けばよかったか。江戸橋JCTを越えて都心環状線内回りも渋滞しているようだ。予定を変更して外回りに入る。渋滞はない。一ノ橋JCTから2号目黒線へ。空いている。終点で他の高速道路に接続しておらず、目黒で流出して東京都道312号白金台町等々力線(目黒通り)を走る。交通量は多めだが渋滞していない。都道311号環状八号線を経由して玉川ICより第三京浜道路に流入。多摩川に架かる多摩川橋を渡り東京都より神奈川県へ。第三京浜も順調。保土ヶ谷PAで休憩。松屋できつねうどんを食べる。

PAを出発。国道1号横浜新道(有料道路)に入る。武蔵国より相模国に入る。横浜新道終点の手前から渋滞する。現道が合流。国道から神奈川県道30号戸塚茅ヶ崎線に逸れるが遊行寺坂で渋滞中。駅伝の練習なのか何人ものランナーを見掛ける。藤沢市街地を抜けると渋滞は解消。海沿いの国道134号に入り西へ。出川さんの番組で訪れていた野球場を見てここかと思う。この国道も渋滞する。三連休では仕方がないのか。ランナーの他にサーファーの姿も見掛けるようになる。渋滞は解消し西湘バイパスに入る。早川JCTから箱根方面へ。真鶴方面は渋滞している。無料開放された箱根新道に入る。雪の心配をしたが路面に問題なし。急勾配、急カーブを登っていたら突如渋滞してしまう。箱根湯本だけでなく箱根新道も渋滞するのか。千葉県から5時間以上かかってまだ静岡県に入れない。山の雪景色を眺める。渋滞の原因は事故現場での片側交互通行だった。ようやく箱根峠を越えて神奈川県より静岡県、相模国より伊豆国に入る。

四つ木-目黒 軽自動車等 ETC料金720円
玉川IC-戸塚IC 軽自動車等 ETC料金570円
西湘二宮IC-箱根口IC 軽自動車等 ETC料金150円(休日)



順調に坂を下ってゆく。しかし三島市街地に入るとまた渋滞が。


fuji 富士山(3,776m)を望む (静岡県三島市)

伊豆国より駿河国に入る。三島からは往復4車線ないし6車線あるのだが交通量は多い。右折レーンの列が一杯で本線にまではみ出すところが何箇所もあった。道の駅富士に入り休憩。桜エビの入ったお蕎麦が美味しそうだが、朝はうどんを食べたので止めておく。



道の駅を出発。富士川を渡る。由比海岸を快走する。東名高速道路と並走し、東海道本線の貨物列車と並走する。昨年、静清バイパスを通った時には橋桁落下事故の影響で車線が規制されて渋滞していたが、もう影響はない。安全に立体化を進めていただければと思う。途中から自動車専用道路となった。こんな高規格なバイパスが静岡市街地を迂回している。国道2号西広島バイパスは市街地に入ると高架道路が途切れ地上に降りてしまう。何とか高架を仁保まで繋げて欲しい。都市高速は距離に対して通行料金が高くて話にならん。静岡では一部に信号機のある交差点もあったがバイパスが連続して走りやすい。暫定2車線となる藤枝バイパスに入ると速度が低下してきた。しかし午前中の神奈川県内の渋滞を思えば快適である。大井川に架かる新大井川橋を渡り駿河国より遠江国に入る。浜松市では時速80km制限の浜名バイパスを快走する。かつて淡水湖だった浜名湖は明応7年(1498)発生の明応地震で海と繋がり汽水湖となる。陸地が切れた場所、今切口に架かる浜名大橋を渡ってゆく。静岡市以西の藤枝BP・掛川BP・磐田BP・浜名BPは有料道路だったが、平成17年に無料開放。

潮見バイパスに入ると国道23号が分岐するが、国道1号を行く。この辺りで静岡県より愛知県、遠江国より三河国に入る。新幹線の高架、そして山には立岩が見える。愛知県に入ったなという感じ。しかし二川駅付近で国道は渋滞してしまう。地図を見ると豊橋市街地を通過する経路となっている。そういえば豊橋で路面電車に乗って国道1号を通った。豊橋には用はない。迂回すべき。どうやら愛知県に入った所で国道23号を行くのが市街地を迂回する経路だった。県道に逸れて道の駅とよはし近くの七根ICより国道23号豊橋東バイパスに流入する。暫定2車線で渋滞している。国道1号よりは流れているが。豊橋バイパスに入る。往復4車線となり流れもよくなる。日も暮れてきた、東の車窓に豊橋市街地の灯りを遠望すれば空には望月も見える。豊川為当ICで静岡県から続くバイパスが途切れる。県道を経由して国道1号に戻る。国府、御油、赤坂といった地名は東海道を歩いた時を思い出させる。歩いたのは旧街道だが。そして国道は渋滞している。暗くなったし、宿は午後8時到着で連絡してあるし、もう一般道で行くのはいいでしょう。東名音羽蒲郡ICを目指す。なかなか車が進まない。ようやくIC入口。他の渋滞にあった車とともに東名に流入する。



東名の速度は速い。まだ慣れないので走行車線でおとなしくしている。そして東名でも渋滞が。岡崎ICの先で解消する。さて今日は岐阜県に向かうがこのまま東名を行くのではない。豊田JCTで伊勢湾岸自動車道に入り、次の豊田東JCTで東海環状自動車道に入る。東海環状道は関東における首都圏中央連絡自動車道(圏央道)のような道路をイメージしていたので、勝手に暫定2車線で時速70km制限だと思っていたが、往復4車線で最高速度時速100kmの道路だった。そして交通量は少ない。猿投山トンネルを抜けると三河国より尾張国に入り、瀬戸市を通過すると愛岐トンネルを抜けて愛知県より岐阜県、尾張国より美濃国に入る。中央自動車道と接続する土岐JCTを過ぎると暫定2車線時速70km制限となる。五斗蒔PAに入りカーナビゲーションに宿の番地を設定しようとするが出来ない。近隣と思われる場所を設定してPAを出発。次の可児御嵩ICで流出する。

音羽蒲郡IC-可児御嵩IC 軽自動車等 ETC料金1,470円(休日)



ICを出ると国道21号可児御嵩バイパスを可児市街地へ。ところがカーナビゲーションは田圃の中の道へと案内する。もっと広い道があるだろうに。おかげで広見線が走る所が見られたが。市街地に入り宿を探す。見覚えのある看板が建物の上に見える。知らない街でも馴染みのあるホテルの看板を見ると安心する。駐車場に車を停める。千葉県から岐阜県まで12時間以上かかった。疲れた。


夜空には旧1月15日の満月

今日は元宵節。平溪では夜空に多くの天燈が上げられているのだろう。


ABホテル 可児 (岐阜県可児市広見)

もう午後8時半になる。チェックインする。宿泊料金はホテルの公式サイトから予約して、当日限定プランが5,400円だった。無料朝食サービスがある。可児市に宿を取ったのは岐阜県あたりで探していて中でも料金が安かったからである。可児といっても太多線のどこかという認識だった。


客室の様子



もう疲れたので近くのセブン‐イレブンに買い出しに行ってくる。


ななチキ(ペッパー&ガーリック)(232円+税8%)
サッポロビール サクラビール500ml缶(266円+税10%)

ななチキで麦酒を飲む。旨い。長時間の運転から解放された後に飲む麦酒は余計に旨い。かつて関門隧道を抜けて門司を出発した寝台特急の車窓にビール工場が見えたが、あそこが大正2年竣工のサクラビールだったのだ。昭和18年に大日本麥酒に合併し、戦後に日本麦酒→サッポロビールとの工場となった。平成12年、工場は大分県日田市に移転し、跡地は門司赤煉瓦プレイスとなっている。


大盛 明太マヨのスパゲティ(460円+税8%)

スパゲティにお箸をくれたのは明太子に海苔という和風な商品だからかな。知らんけど。ごちそうさまでした。食後に大浴場に入ってくる。


湯上りに動画を見て寛ぐ

可児のABホテルさんでは大画面で動画が見られる。



先月訪れたコザしんきんスタジアムだ。


チバリヨ~‼


これまで令和6年2月24日撮影 ※動画の撮影日は令和6年2月16日
※参照 https://www.youtube.com/@user-ew7xt3uu6j/featured


やはりキャンプ地を訪れるのならキャンプ中かな。疲れたので早々に就寝する。また未明に目が覚めるが、眠れない事はなく、朝まで寝ていた。


朝食ビュッフェ ※無料朝食サービス これより令和6年2月25日撮影

令和6年2月25日日曜日。可児市のホテルで起床する。大浴場に行くと銭湯かという程の盛況ぶり。一旦部屋に戻ってから朝食会場へ。焼うどんを取ったのに焼きそばもあり取りそうになる。炭水化物はご飯で十分なはずだ。しかし麵も食べたい。最後は納豆玉子かけご飯で締める。


coffee 食後のコーヒーsymbol6

牛乳がある所では牛乳を投入するのに、UCCのスジャータみたいなのを持ってきてしまった。コーヒーフレッシュである。ごちそうさまでした。


ホテル通路より北を望む


南を望む




客室からの眺め、東を望む

ホテルのチェックアウト時刻は午前10時だが、以前豊田市のホテルで作ってくれたポイントカードがあるので正午まで無料で延長出来る。そこまでゆっくりする事はないが、昨夜は早々に寝てしまったので少し動画を見ておこう。


沖縄の動画が上がっていた


既視感が…


モニターでこんな角度からの映像が見られるのか

ピーチさんの座席にモニターはなかった。片道一万円しないからいいかな。




那覇空港(OKA ROAHRWY36Lに離陸symbol5


道の駅の詳しい様子も…
※参照 https://www.youtube.com/@tabisuru_porco/featured

この動画を先に見ていたら道の駅許田に立ち寄っていたかも。ところで可児市は目的地ではなく経由地である。ゆっくりしてはいられない。午前9時に出発するつもりだったが、15分以上過ぎる。


快適なホテルをチェックアウトする



駐車場には沖縄と違って各地のナンバーが見られる。愛媛もあれば習志野も停まっている。この周辺だけで千葉県内のナンバーを自分以外に数台見掛ける。沖縄で借りたのは普通車だったが、今回は軽自動車を借りている。料金は沖縄の普通車の方が安かった。



ホテルを出発。市街地を抜けて国道21号へ。中山道である。可児市内に宿場はなかったが、太田宿(岐阜県美濃加茂市)、伏見宿(可児郡御嵩町)が隣の市町にある。旧中山道とバイパスが分かれて可児郡御嵩町を少し通って可児市に戻る。高速に入る前にガソリンを満タンにしておく。岐阜県での価格はあまり高くないように感じる。東海環状道可児御嵩ICより流入する。木曽川を渡る。景色が素晴らしい。暫定2車線で時速70km制限なので後ろより速い車が来ると面倒くさい。追い越し車線の設けられている区間で先行させる。美濃関JCTで東海北陸自動車道に入るようカーナビゲーションが案内する。大垣方面に行くから直進だろうと思ったが、東海環状道はこの先の山県ICで途切れている事に気付いた。今朝、ホテルフロントの女性に大垣方面に行く方法を尋ねると中央道を勧められた。なぜ東海環状道を勧めないのか疑問だったが、繋がっていないのなら勧めないだろう。未完の高速があると終点まで行ってみたくなる。このまま東海環状道を直進する。大半の車が美濃関JCTから東海北陸道に入ったたので交通量は極めて少なくなった。終点の山県ICで流出。ICはETC専用。

レギュラーガソリン(166円?) 21.77L 3,614円(可児市内の給油所)

可児御嵩IC-山県IC 軽自動車等 ETC料金740円(休日)



国道256号に接続する。往復4車線の山県市街を走る。広島県にも山県郡があるから読みは判る。大野神戸ICへの案内に従い進む。岐阜市に入る。案内に従い右折するがどこを走っているのか判らない。紙の地図が見たい。本巣郡北方町、本巣市を走っているようだ。建設中の東海環状道と交差する。揖斐郡大野町に入る。ようやく大野神戸ICがあった。福山ナンバーの車に続いて流入する。ETC専用。IC内で安八郡神戸町に入る。「神戸」は「ごうど」と読む。「こうべ」でも「かんべ」でもない。山県ICから未開通区間を一般道に迂回して走ってきたがなかなか遠かった。山県IC-大野神戸IC間は令和6年度開通予定で、途中には岐阜IC、糸貫IC、本巣PAが設けられる。



ここも暫定2車線、時速70km制限。交通量は少ない。折角高速に入ったが大垣西ICで流出する。

大野神戸IC-大垣西IC 軽自動車等 ETC料金250円(休日)



国道21号に戻る。不破郡垂井町に入る。鉄道の旅ではお馴染みの場所である。東海道本線、東海道新幹線に挟まれた区間。鉄道に乗っても登る感覚があるが、道路も登っている。国道21号は関ケ原バイパスが分岐する。現道は滋賀県米原市へ至るが、バイパスは途中までで別の国道に接続している。バイパスに入ると関ケ原町となる。東海道本線(垂井線)をアンダーパスする。暫く行くと関ケ原駅近くで東海道本線(新垂井線)をアンダーパスする。国道365号に入り長浜市方面へ。岐阜県より滋賀県、美濃国より近江国に入る。米原市となる。伊吹山の麓だが天気が悪く山は見えない。長浜市に入る。道の駅に入り休憩する。


道の駅 浅井三姉妹の里 (滋賀県長浜市内保町)


お市の方と浅井三姉妹



道の駅を出発。木之本で国道365号より国道303号を経て国道8号に入る。北陸自動車道木之本IC口を通過。琵琶湖の湖畔を走る。近江塩津駅前を通り山間に入ってゆく。といっても山深くはない。新道野越で滋賀県より福井県、近江国より越前国に入る。坂を下ってゆくと国道161号との交点。琵琶湖の西側を通る国道である。鉄道で言うと国道8号が北陸本線で、国道161号が湖西線か。敦賀バイパスと現道が分岐するが、現道を進む。小浜線の踏切を通過。敦賀市街地を行く。敦賀駅に向かうが、ちょっと寄りたいところがある。


北陸道総鎮守 越前國一之宮 氣比神宮 (福井県敦賀市曙町)

車窓におやしろを見て敦賀駅へ向かう。 (つづく)


海中道路

2024-02-16 20:00:00 | ドライブ

道の駅 おおぎみ やんばるの森ビジターセンター (沖縄県国頭郡大宜味村字津波)

令和6年1月26日金曜日。沖縄県国頭郡大宜味村の道の駅で休憩して出発する。国道58号を那覇方面へ。名護市に入る。奥武島、屋我地島、古宇利島への県道の分岐する真喜屋交差点を通過。仲尾次(北) 交差点で右折して国道505号に入り羽地内海に沿って走る。今帰仁村に入ると沖縄県道123号へ左折して海沿いを離れる。山道に入ってきた。呉我山交差点で左折して県道72号名護運天港線へ。


ちまぐー (沖縄県国頭郡今帰仁村呉我山)

なぜ本部半島の山道を走っているかといえばこちらのお店を見たかったから。昨年の大晦日に放送されたドラマに登場。但しお店の方が体調不良で一月中はお休みされているという。ちょうどお昼時でゴロウさんと同じものを食べたかったが、お休みは知っていたので今回はお店の前を通るだけ。



今帰仁村より名護市に入る。中山交差点を左折して県道84号名護本部線で名護市街地に向かう。途中にテーマパークを見掛ける。山道から市街地に出てきた。A&Wの店舗がある。昨日訪れた所とは違う。白銀橋(東)交差点を右折して国道58号を那覇方面に向かう。さて、レンタカーには燃料計の他にあと何キロ走れるかの目安が表示され、返却場所の豊見城市まで走れる充分の量が残っている。しかし名護市内で一旦満タンにしよう。セルフ店(うどんじゃないよ)で給油。店頭には価格が表示されていなかったが、レギュラーガソリン1Lが170円だった。もう少し安い店舗を途中で見掛けた気もするが仕方がない。19.02Lで3,233円だった。ガソリンスタンドを出発。


オリオンハッピーパーク (沖縄県名護市東江)

名護市で行きたかった場所に立ち寄る。


☆☆☆ Orion オリオンハッピーパーク ORION HAPPY PARK

ここではビール工場の見学が出来る。無料だった工場見学は昨年の4月1日より入場料が要るようになっていた。それは構わないのだが見学は予約が必要。当日空きがあれば見学は出来る。問題は車の運転があるので試飲が出来ない。名護までバスで着て工場見学する事も考えたが今回はしなかった。とりあえず近くまで来たので場所の確認まで寄ってみた。


ちょっと見てみたかったが…


オリオンビール 名護工場 (沖縄県名護市東江)

こちらはビール工場の入口。自分が沖縄県産品で一番購入しているといってもいいオリオンビール。実はもずくという可能性も。オリオンビールは三年半前に初めて沖縄に来る前からも飲む事が多かった。美味しい麦酒を醸造している工場を一目見る事が出来てよかった。


運転があるので夕食の時にでも




名護城跡(南)交差点

ビール工場前の交差点。


sakura 工場見学の人たちが…


ビール工場は名護城公園のそば

公園にはおよそ1万本のヒカンザクラが植えられているそう。



翌日の1月27日よりさくら祭りが開催されるそうだが開花は遅れているという。


A&W 名護店 (沖縄県名護市東江)

昨夜に続き、またA&W名護店にやって来た。夜も混雑していたが昼間もまた混雑している。ちなみに名護店は24時間営業である。


Root Beer ルートビア R(280円)

もう美味しい事は判った。昨夜のSからRにサイズアップ。Orion BeerではなくRoot Beerをゴクゴク飲む。なおRoot Beerはお酒ではない。


Hot Dog ホットドッグ(370円)

お昼は軽く済ませる。ごちそうさまでした。



名護の街を後にする。海沿いの国道58号を行く。名護東道路数久田IC、そして道の駅許田を通過する。沖縄県第一号の道の駅で県内でも一番人気なのだそうだが今回も立ち寄らなかった。またの機会にでも。沖縄自動車道許田ICを通過。国道58号を進む。


万国津梁館交差点で停車

ここを右折すると平成12年に開催された九州・沖縄サミットで会場となった万国津梁館がある。



名護市より恩納村に入る。今朝出発した宿の入口、希望ヶ丘入口交差点を通過する。瀬良垣交差点で恩納バイパスと現道とに分かれる。三年半前は万座毛に行ったので現道を走った。まだ通った事のない恩納BPを走る。国道58号は那覇市明治橋から国頭郡国頭村奥まで走っているけど、バイパス、現道と複数の経路を有する区間がある。今回は走り残した区間を通っていくつもりである。恩名交差点で現道に戻る。ところが恩納(南)交差点で恩納南バイパスと現道とに分かれていた。前回はバイパス経由だったのに今回もバイパスを通ってしまう。さっそく現道を走りもれるがこの時は気付いていない。恩納(南)交差点で現道と合流。長い国頭郡恩納村より中頭郡読谷村に入る。喜名交差点で右折して国道58号より県道12号に入る。現道から西側に離れて国道58号読谷道路が建設され、部分開通している。現道とバイパスは直接接続していない。交差点名も判らないが、読谷道路の開通区間の始まりで南下。北側にも道路は伸びて現道に接続するはずである。暫定2車線で整備されている。


国道58号 読谷道路が途切れる (沖縄県中頭郡読谷村座喜味)

この先の1kmほどの区間が未開通である。左折して東へ進み伊良皆(北)交差点で一旦現道に戻る。伊良皆交差点で県道6号に入りまた交差点名の判らないとこから読谷道路に入る。右往左往。こちらも暫定2車線だが、丘を下って行くようで気持ちがいい。ベースに沿う区間もある。読谷道路は終点。この先は国道58号嘉手納バイパスが建設されるはずだがまだ開通していない。



また国道58号の現道に戻るため県道16号に入るのだが曲がる所を間違え住宅地に入り込む。県道に戻り大湾交差点より現道に出る。比謝川に架かる比謝橋を渡り嘉手納町に入る。初日にバスに乗った嘉手納停留所を過ぎて、嘉手納交差点より県道74号沖縄嘉手納線に入り東海岸を目指す。国道58号完全走破は中断。すでに恩納南BPを走り残しているが。


道の駅 かでな (沖縄県中頭郡嘉手納町屋良)

道の駅に到着。休憩する。




野國總管之像

嘉手納町といえば野國總管さん。西暦1605年、明国・福州に渡った際に甘藷を持ち帰り育てた人である。甘藷はいわゆる薩摩芋だが、明より琉球に伝わり唐芋と呼ばれ、薩摩に伝わり琉球芋と呼ばれ、関東に伝わり薩摩芋と呼ばれる。知らんけど。


道の駅には展望所がある


登ってみた

小型のプロペラ機が飛んでいる。煩いのは興味ないのでこれでよし。


嘉手納飛行場(DNA RODN)を望む

05R/23L05L/23Rの2本の滑走路(ともに3,688m・12,100 ft)を有す。






東シナ海を望む

何とも広大な面積を占めている。


沖縄県道74号沖縄嘉手納線、嘉手納町の市街地方を望む

往復4車線の広い道路。


沖縄市方を望む


北側には緑が広がる

飛行場だけでなく弾薬庫もある。展望所から降りてきた。飲食店、キッチンカーまで出ていて、いい匂いがする。米軍基地開放の時に模擬店で出される料理と同じ匂いもする。道の駅を出発する。



嘉手納町から沖縄市に入る。三年半前に泊まったホテルの横を通り、今日もやって来た。


コザ運動公園 コザしんきんスタジアム (沖縄県沖縄市諸見里)

2月15日より広島東洋カープ2024春季キャンプが行われる。





野球場を後にして、沖縄市役所を見て県道20号を海の方へ。坂を下ってゆく。県道85号沖縄環状線との交点で左折する。海の近くの通りに出た。往復4車線ある立派な道路。ロードサイド店が建ち並ぶ。交通量も多い。やんばるの国道や県道を走っていた時と違い、都市部を走るのは快適ではない。うるま市に入る。平成17年に具志川市、石川市、中頭郡勝連町、与那城町が合併して誕生した。平仮名地名だが、「うるま」とは「珊瑚の島」の意。漢字で書けば「宇流麻」となる。前原交差点で県道85号は左に分かれてゆき、直進方向は県道33号具志川前原線となる。目の前が海のどん突きまで行き右折。県道37号に入り金武湾沿いを走る。県道10号伊計平良川線との交点を左折。海中道路に入る。往復4車線。右も左も海という絶景のドライブコースとなる。途中に駐車場があり車を停める。


海中道路、沖縄本島方を望む (沖縄県うるま市与那城屋平)


平安座島方を望む

沖縄本島の勝連半島と平安座島とを結ぶ。橋梁ではなく堤である。


平安座島



流石に1月では寒いだろうなと思う。背後に巨大なタンクが見えているが、石油備蓄基地がある。






金武湾を挟んで国頭郡金武町方面を望む これまで令和6年1月26日撮影

昨日は金武町にある沖縄道伊芸SAより海中道路を望んだ。


金武湾を挟んでうるま市の与勝諸島、海中道路、勝連半島を望む 令和6年1月25日撮影



海中道路を東に進む。南側に沖縄本島との間に橋の架かる島が見える。平安座島に上陸。平安座島からも橋の架かる島がある。後で渡ってみよう。島の東側に出ると県道は埋め立て地を行く。隣の宮城島との間は埋め立てられて石油備蓄基地のタンクが並ぶ。埋め立てにより二つの島の間は細い水路を残して隔てられており、桃原橋を渡り宮城島に上陸する。



宮城島に入ると県道の線形が悪くなった。島には製塩の工房があり観光地となっているらしくバスが走っている。


伊計大橋を渡り宮城島より伊計島へ (沖縄県うるま市与那城池味) これより令和6年1月26日撮影

勝連半島から堤と橋梁で島伝いにやって来て、最も奥の島に渡る。


県道10号の終点を過ぎて、畑の中をまっすぐに伸びる道を進む

曇り空だが、今回で一番南の島にやって来た気がする。


どん突きはリゾートホテルだった (沖縄県うるま市与那城伊計)






来た道を引き返す




伊計大橋を渡り伊計島を後にする



宮城島の線形の悪い道を走り、平安座島の石油備蓄基地のある埋め立て地を走る。平安座島からは行しに気になった島へ渡る。


浜比嘉島より平安座島を望む (沖縄県うるま市勝連浜)


沖縄県道238号浜比嘉平安座線 浜比嘉大橋


海中道路を望む



自転車で海中道路、浜比嘉大橋を渡ったのか外国人旅行者のグループを見掛けた。人力はきついな。



平安座島、海中道路を経て沖縄本島に戻る。海中道路から見えた本島と繋がる島に渡ってみる。


島に入って進むとダートコースに… (沖縄県うるま市与那城屋慶名)

藪地大橋を渡った先は藪地島。かつては人が住んでいたが現在は無人島なのだそう。畑があって人の姿を見掛けたが、ネット上の情報では耕作のために訪れているようだ。島に入っていくらも進まないうちに舗装道路が未舗装となった。ドライブするという感じではない。向きを変えて引き返す。畑にいた人には観光客が迷い込んで来たという感じなのだろうか。早々に沖縄本島に戻る。



今回いくつもの島に渡ったか。最初から書き出してみる。

・瀬長島(豊見城市)
・奥武島(南城市)
・宮城島(国頭郡大宜味村)
・瀬底島(国頭郡本部町)
・屋我地島(名護市)
・古宇利島(国頭郡今帰仁村)
・奥武島(名護市)
・平安座島(うるま市)
・宮城島(うるま市)
・伊計島(うるま市)
・浜比嘉島(うるま市)
・藪地島(うるま市)

来た道を戻り、県道33号具志川前原線から県道85号沖縄環状線に入ったと思うが定かではない。沖縄市に入り、県道74号沖縄嘉手納線で嘉手納町に戻る。嘉手納交差点から国道58号の旅を再開。初日訪れたKadena Marinaのレストラン入口を通る。往復6車線で快調に走っていたが北谷町に入ったあたりで突如渋滞する。ベースの人の帰宅ラッシュが始まったのか。片側3車線あっても渋滞するのだ。宜野湾市に入り伊佐(北)交差点より海側に宜野湾バイパスが分岐する。走った事のないバイパスを通るが渋滞している。一番渋滞する時間に渋滞する区間を走っているのか。まだレンタカーの返却時間までは余裕があるからいいが。ラジオでお相撲を聴く。今日もテレビで見られない。宇地泊ICより自動車専用道路の浦添北道路に流入。これにより宜野湾BPのうち現道に合流するまでの宇地泊IC-牧港交差点間を走っていなかった事に後で気付く。



国道58号浦添北道路に入り、すぐに浦添市に入る。浦添北道路は浦添北ICまでで先は那覇港臨港道路となる。国道でも県道でもないらしい。陸上にはベースがあるので海上に橋を架けて通してある。空いていれば気持ちのいい区間だろうが。ついに那覇市に入る。臨港道路とあって那覇港の近くを通る。普通に市街地で混雑している。若狭ICより那覇西道路に流入。これは国道58号のバイパスであり自動車専用道路である。ここだけはスイスイ走れる。沖縄県初の海底トンネルである那覇うみそらトンネルを抜けると那覇空港IC。この先は那覇空港自動車道となるが、現在事業中であり未開通となっている。流出して国道332号に出る。宜野湾市より国道58号の現道を通らずに那覇空港まで行ける経路だが、夕方の渋滞もあってスムースには移動出来なかった。



そしてレンタカー返却は那覇空港ではなく隣の豊見城市である。空港前の道路は渋滞している。県道231号那覇空港線をモノレールに沿って走り、国道331号に入る。県道との重用区間。赤嶺交差点でそれぞれ単独区間となり国道側を走る。給油についてレンタカー店の説明では営業所から5km以内で満タンにしてという話だった。もう2kmもないので国道沿いの給油所に入る。店頭には価格が表示されていない。レギュラーガソリン1Lが180円だった。高い高い。松戸市で入れるより13円高い。名護市で入れるよりも10円高い。8.26Lで1,487円だった。空港の近くはレンタカー店が多く、値段も高めという情報を得ていた。名護市で給油してちょっとだけ抵抗した。那覇市より豊見城市に入る。午後6時半、無事にレンタカー店に到着。返却する。走行距離は572km。東京IC(東京都世田谷区)から東名・新東名・伊勢湾岸道・新名神・名神・新名神・山陽道経由で龍野西IC(兵庫県たつの市)までの距離が574.4kmとなる。お店のスタッフの方々も親切。お店の名前は前回利用して記憶のあるトラベルレンタカーから変わっていたが、ここで借りてよかった。



空港まで送迎していただく。空港から豊見城市方面へは渋滞していたが、逆はスムースで空港に到着した。ありがとうございました。




那覇空港 旅客ターミナルビル 国内線エリア (沖縄県那覇市字鏡水)

空港からはモノレールに乗り市街地に向かう。 (つづく)


恩納村で一泊・本部半島へ

2024-02-13 08:00:00 | ドライブ

コンドミニアムホテル しまんちゅクラブ アネックス館 (沖縄県国頭郡恩納村名嘉真)

令和6年1月25日木曜日。沖縄県国頭郡恩納村の宿に到着。本館でチェックイン。旅行サイトからの予約で料金は一泊朝食付きで5,750円。部屋は本館から道を挟んだ向かいアネックス館である。


低層階で眺望はない

それは承知して予約している。コンドミニアムが何なのか知らないが集合住宅のようである。鍵を開けて部屋に入る。照明をつけてテレビをつける。


tv 今日の取り組みは終わっていた…


客室の様子

寝台が2台。畳に布団を2組敷く事が出来る。定員は4名。一人で泊まるには広すぎるくらいである。




コンロ、流し台もある

料理も出来るがお湯すら沸かさない。



それでは買い出しに出掛ける。ホテルではBBQのプランもあるそうだが朝食のみのプランとした。飲食店やコンビニエンスストアへはホテルのある坂の上の団地から降りて国道沿いまで出る事になる。食べて来てもいいが、車で出掛けるのでお酒が飲めなくなる。気になるお店があるので名護まで出掛ける。カーナビゲーションに設定すると10km以上ある。少し遠いが仕方がない。国道に出るまで道が入り組んでいて行き止まりに突っ込む。「右折です」と言われてもどの角を右かよく判らない。辺りも暗くなったので難儀する。後で地図サイトを見て確認すると簡単な道なのだが、カーナビケーションだと判りづらい。無事に国道58号に出ると名護方面へ。



名護市に入り、サミットの前を通り(スーパーじゃないよ)、沖縄自動車道許田IC、道の駅許田の前を通過する。海岸沿いで景色のよいところだが暗くて何も分からない。名護東道路には入らず現道を名護市街へ。街に入るとすぐに目的のお店はあった。


A&W 名護店 (沖縄県名護市東江)

米国のLexington, KYに本社のあるハンバーガーレストランのA&W Restaurants。日本では沖縄県のみで展開している。横須賀にもあるそうなのだが、ベースの中なので知らん。今回、初めてA&Wを利用しようと思う。持ち帰りする前に気になる飲み物を店内で飲んでみる。


Root Beer ルートビア S(200円)

一部ではサロンパス味といわれる飲み物。まあサロンパスを飲んだ事がないので何の事やら判らん。初めてのルートビア。口にすると…旨い。これは黒松沙士に似ている。沙士は好きなのでルートビアも好きな味である。Root Beerと綴るが、麦酒ではなくアルコールは含まれないから車の運転には支障はない。店内ではおかわり自由という話だが、宿に戻ってOrion Beerを飲みたい。気になっていたメニューを持ち帰りにする。隣接するファミリーマートで麦酒と水を買ってくる。



A&Wにはドライブインのある店舗があり、ここ名護店もそう。ドライブインというと主要道路沿いで街外れにあって駐車場を擁する食堂や土産物屋で、観光バスでトイレ休憩に立ち寄っていた印象がある。ここは米国式でドライブイン用の駐車マスに車を停め、ドライブスルーのように注文。料理が出来上がると店員さんが車まで持ってきてくれてお勘定も車でする。そしてそのまま車内で飲食出来るのだそう。ドライブインしてないので知らんけど。それより店内のソファーに腰掛けて飲食した方がいい気がするが、車から出たくない場合もあるのでしょう。では急いで恩納村の宿に戻る。



お店の前の国道が往復4車線で中央分離帯もあって、そのまま那覇方面に出られない。国頭村方面に少し進んでUターンする。来た道を10km以上戻り恩納村に入る。国道を離れて宿に向かうが、やはり途中で道を誤り行き止まりに突っ込む。何とか到着して駐車場に停めていると、他の宿泊客のグループが出掛けるところであった。会話は中国語のようだった。




A&Wの紙袋とオリオン ザ・ドラフト500ml缶(291円)

沖縄到着2日目にしてやっとオリオンビールを飲む。


A&Wでは2点購入


Super Poutine スーパープーティン(490円)

よく似た人名は関係ない。元々はカナダ料理でアレンジされている。


グレイビーソースとチェダー&ゴーダチーズがポテトにかかる

旨い。麦酒によく合う。お店で出来立てを食べればもっと旨かったろうが少し冷めてきた。宿で麦酒を飲みながら食べたかったから仕方がない。ホテルに電子レンジも置いてあるけど。


Hamburger ハンバーガー(260円)


中はこんな感じ♪ これまで令和6年1月25日撮影

シンプルなハンバーガーが旨い。ならば沖縄滞在中に他のハンバーガーも食べてみようか。ごちそうさまでした。さてテレビでは地上波しか映らない。動画サイトも見られない。何もする事がない。まだ午後8時だが就寝する。目覚まし時計はないのでテレビのアラーム機能を利用する。


tv 朝のニュース これより令和6年1月26日撮影

令和6年1月26日金曜日。沖縄県国頭郡恩納村の宿で起床する。早く寝たので午前2時には目が覚めてしまった。もう寝付けない。音が気になるので暖房を切ってみるが寒くてまたつける。そもそも冷蔵庫の音も気になる。旅行メモを書いたりしてから再び寝ようとする。少しウトウト出来たくらい。なかなか朝が来るまで長かった。



福岡からというのが慣れない。


海が見える部屋もあるのか…


本館のBBQ専用テラスと子供用プール


部屋にはベランダがついている


朝食会場に移動する

和文は「朝食会場 案内図」だけで説明は中文と英文がほとんど。内容は判る。訪日観光客の利用が多いのだろう。そう思ったがこの時間は日本人客が数人利用するのみだった。


朝食

旅行サイトで見た説明に「簡単なメニューではございますが」と断ってあったが、充分な内容ではありますまいか。美味しい朝ご飯を頂戴する。


coffee 食後のコーヒーsymbol6 と果物

ごちそうさまでした。



朝食会場の本館(写真右)よりアネックス館(写真左)の客室に戻る。間の道路から海を望む。



天気が良ければなと思う。昨日、総合テレビのdボタンを押して天気予報を見たら朝から晴れマークだった。これはいいと思ったが、よく見るとテレビの初期設定でこの場所が入っておらず、渋谷区の天気予報が表示されていたのだった。今の東京は冬晴れでしょう。恩納村で天気を見ると終日が曇りマークだった。広い部屋に戻ってゆっくり過ごす。


コンドミニアムホテル しまんちゅクラブ アネックス館

連泊してここを拠点に北部を観光するといいのだろう。今はシーズンオフなのかも知れないが、いい気候の時に訪れたい。すると料金もいい値段になるかな。


コンドミニアムホテル しまんちゅクラブ 本館

チェックアウトは午前11時までだが今日も回りたいところがいくつもある。快適なコンドミニアムホテルを午前9時に出発する。車に戻ると昨夜から窓が少し開いたままだった事に気付いた。



最後は道に迷わず国道58号に出られた。今日も名護市に入る。市街地に入り宮里4丁目(北)交差点より国道449号に入る。400番台の国道だが、往復4車線で中央分離帯もある。海沿いに出る。何やら物々しい区間を通過する。反対車線にはダンプカーが長い列を作っている。海沿いの国道を快走して本部町に入る。海上にフェリーの姿が見える。今朝、那覇港を出港して鹿児島新港に向かうフェリーである。これから本部港に寄港するところかと思ったが港を出た後だった。


港に到着、フェリーの姿はない…

正面に瀬底大橋が見える。鹿児島行のフェリーは橋の下を通らず、瀬底島の西側を航行する。水深なのか橋の水面からの高さの関係なのか。知らんけど。


本部港旅客待合所 (沖縄県国頭郡本部町字崎本部)




伊江島 鹿児島 行 フェリー乗り場

那覇港鹿児島新港の航路の他に本部港伊江港の航路がある。離島である伊江島へは伊江村営フェリーが沖縄本島とを結ぶ。伊江島へ行く途中で瀬底大橋の下を通るそう。那覇港鹿児島新港の航路は沖縄県では本部港に寄港。鹿児島県に入り奄美の島々に寄港しながら九州本土の鹿児島新港に向かう。鹿児島に着くのは翌日。

時刻表【上り便】(2023.4~2024.3)
那覇港(7:00発)→本部港(9:00着 9:20発)→与論港(11:50着 12:10発)→
和泊港(14:10着 14:40発)→亀徳港(16:30着 17:00発)→名瀬港(20:30着 21:20発)→
鹿児島新港(翌日8:30着)

時刻表【下り便】(2023.4~2024.3)
鹿児島新港(18:00発)→名瀬港(翌日5:00着 5:50発)→亀徳港(9:10着 9:40発)→
和泊港(11:30着 12:00発)→与論港(13:40着 14:10発)→本部港(16:40着 17:10発)→
那覇港(19:00着)

那覇港・沖縄本島(沖縄県那覇市)
本部港・沖縄本島(沖縄県国頭郡本部町)
与論港・与論島(鹿児島県大島郡与論町)
和泊港・沖永良部島(鹿児島県大島郡和泊町)
亀徳港・徳之島(鹿児島県大島郡徳之島町)
名瀬港・奄美大島(鹿児島県奄美市)
鹿児島新港・九州(鹿児島県鹿児島市)




沖縄県道172号瀬底健堅線 瀬底大橋 (沖縄県国頭郡本部町瀬底)

瀬底大橋を渡り瀬底島へ。



瀬底島ではお手洗いだけ借りて沖縄本島に戻る。





橋上で片側交互通行になっていて停止する。海を見ると本部港を出たフェリーが見える。


マリックスライン 〔クイーンコーラルプラス〕(5,910t)

遠くて写真が鮮明でなく船名は読み取れないが、スケジュールからして〔クイーンコーラルプラス〕のはず。鹿児島・沖縄航路にはマリックスラインの他にマルエーフェリーが運行しており、一日交代でそれぞれの船が出ている。以前は東京から沖縄へ向かうフェリーもあった。那覇から基隆や高雄まで行く国際航路もあったのだが今はない。県道より国道449号に戻る。本部町の市街地に一部往復2車線の区間があるが概ね4車線で走りやすい。県道114号に入る。海洋博公園へ向かう。海が見たいだけだが、入場料や駐車料金が要るだろうと思い立ち寄らなかった。後で調べると駐車料金は無料。公園の入場も無料だった。沖縄美ら海水族館などの有料の施設を利用する時に料金を支払うようだ。何も知らず、海側に適当な駐車場がないなと思いながら県道を進む。


ローソンの駐車場より伊江島を望む

ローソンの駐車場から海が見えるので立ち寄る。車内にまだ飲み物はあるけど、缶コーヒーとさんぴん茶を買ってくる。沖縄のバスでSuicaは使えないが、コンビニエンスストアでは利用出来る。




伊江島(沖縄県国頭郡伊江村)

コーヒーを飲みながら伊江島を眺める。横から見ると帽子を伏せたような形。


城山(タッチュー) これまで令和6年1月26日撮影

伊江島へは先程立ち寄った本部港より伊江港へ船が通う。初めて沖縄へ来た時に上空を通過したが、タッチューが見える角度ではなく、その印象はなかった。


伊平屋島・沖縄県島尻郡伊平屋村付近 これより令和2年6月30日撮影

初めて見た沖縄の島。沖縄県最北の有人島。


伊是名島に具志川島・伊是名村付近と野甫島に伊平屋島・伊平屋村付近




伊江島・国頭郡伊江村付近 これまで令和2年6月30日撮影

三本の並行する滑走路が印象的だった。手前が伊江島空港(IEJ RORE)で昭和50年の沖縄国際海洋博覧会の時に開港している。現在定期便はない。奥は米海兵隊の飛行場。真ん中も米軍の施設だがもう使われていないとか。



ローソンを出発。県道から国道505号に入る。先程名護から通ってきた国道449号と併せて本部半島を巡る道路。別々の路線となっている事情が判らない。今帰仁村に入る。以前はFM誌を読んでおりエフエム沖縄の中継局に今帰仁の地名を見て難読という事もあって記憶に残っている。今は読み方は判る。今帰仁村に入った事で沖縄本島すべての市町村に到達した…と思ったものの、昨日国道331号から逸れてニライカナイ橋から沖縄道南風原北ICに行ったので島尻郡与那原町が未踏となっている。今帰仁村の市街地を抜ける。国道505号より県道248号屋我地仲宗根線に入る。ワルミ海峡に架かるワルミ大橋を通って屋我地島に渡る。今帰仁村より名護市に入る。



屋我地島に入ると県道110号を島の北へ向かう。県道247号古宇利屋我地線に入りさらに北へ。



橋のたもとに駐車場があり車を停める。


沖縄県道247号古宇利屋我地線 古宇利大橋 (沖縄県名護市・国頭郡今帰仁村)

雨こそ降らないが天気がよくない。






それでは古宇利大橋を渡る



古宇利大橋を渡り名護市より今帰仁村に入る。屋我地島は名護市、古宇利島は今帰仁村に属する。


古宇利漁港より古宇利大橋を望む




これまで令和6年1月26日撮影

古宇利島から見た方が海が青いかな。しかし本当の青さはこんなものではないだろう。


山口県道276号角島神田線 角島大橋 (山口県下関市豊北町) これより令和2年8月17日撮影



こうゆう青い空と海が見たかった。お天気はどうにもならんか。




日本海を望む


これまで令和2年8月17日撮影



真夏の山口県の写真から沖縄県の話に戻る。古宇利島を一周してみる。


対岸は沖縄本島 これより令和6年1月26日撮影

大宜味村あたりか。







島を一周してきた。橋の景色のいいところはお店か何か建っている。道は狭いし路肩に停めて撮影する訳にはいかない。硝子越しで申し訳ないが車内から撮影する。後から調べてみると有料かなと思った駐車場は無料だった。そこに停めて歩いて撮影場所を探せばよかった。何の下調べもせずドライブしているだけである。


車内より古宇利大橋を望む



島を後にする。古宇利大橋を渡り今帰仁村の古宇利島より名護市の屋我地島に入る。県道110号をワルミ大橋ではなく島の南に向かう。屋我地大橋を渡り奥武島に入る。この辺りは羽地内海という。瀬戸内海沿岸の人間としては落ち着く景色である。島の見えない海は心許ない。昨日は島の名前が同じ南城市(島尻郡旧玉城村)の奥武島を訪れたが、猫ちゃんと天ぷらの島という感じだった。ここ名護市の奥武島は無人島でお墓の島なのだそう。道路沿いに沖縄の立派なお墓がいくつも見られる。そもそも奥武島にはお弔いの島の意味があるそう。羽地奥武橋を渡り沖縄本島に戻る。



国道58号を国頭村奥方面へ。今日は辺戸岬へ行く訳ではない。道の駅を訪れるだけ。大宜味村に入り道の駅に到着。お手洗いを借りる。


道の駅から国道を渡り海を眺める

右手には宮城島。国道58号が塩屋湾の湾口を通って短絡するため経由する島である。




古宇利大橋が見える


左より屋我地島、古宇利大橋、古宇利島


古宇利島

三年半前にもこの道の駅を訪れているが、海を見ても大した印象も残っていない。今日、古宇利島に行って来てこの景色を望むと興味深い。


海染川に架かる海染橋


沖縄総合事務局

道路に「国土交通省」とか「北海道開発局」と書かれるところが「沖縄総合事務局」となる。


ヤンバルクイナは見られなかったが、川には白い水鳥が

詳しい種類は判らないがダイサギなのか。白鷺なのは確かでしょう。知らんけど。


那覇方を望む


国道58号 ROUTE 津波 Tsuha

地震などで発生するやつとは読みが違う。


道の駅おおぎみビジターセンター前停留所 (沖縄県国頭郡大宜味村字津波)




道の駅 おおぎみ やんばるの森ビジターセンター (沖縄県国頭郡大宜味村字津波)

せっかく大宜味村まで来たのだから大宜見村役場の大正14年建築の旧庁舎を見てくればよかった。 (つづく)


辺戸岬・道の駅ゆいゆい国頭

2024-02-11 08:00:00 | ドライブ

辺戸岬 祖国復帰闘争碑 (沖縄県国頭郡国頭村辺戸)

令和6年1月25日木曜日。沖縄本島最北端、沖縄県国頭郡国頭村にある辺戸岬に来ている。




与論島が見える

前回訪れた時は悪天候で見えなかったが、今日ははっきりと与論島が見える。鹿児島県大島郡与論町で、約23kmの先に鹿児島県の島があるのだ。奄美諸島に属する与論島も戦後は米国の統治下に置かれていたが、昭和28年に日本に復帰している。沖縄県が日本に復帰したのは昭和47年5月15日である。それまでここが国境のような感じだったのか思う。復帰の時の記憶はないが、沖縄へ行くにはパスポートが要る(※実際には「旅券 PASSPORT」ではなく「身分証明書」だったそう)、米ドルを使っているとか聞いていた。少し前の郵便番号簿を見れば沖縄県がなく、電話帳の市外局番一覧にも沖縄県はなかった。復帰前はそうだったのかと思った。昭和53年の事、夕方のニュース番組で沖縄県で自動車が右側通行から左側通行に変わるというのを見た。近年、テレビのドキュメンタリーを見ると、単に道路を右側通行から左側通行に変えるだけでない。右側通行する左ハンドル車はヘッドライトの向きが右向きなので、このまま左側通行すると対向車が眩しい。このため左向きに照らすヘッドライトと交換したという事を知った。おかげで何不自由なく沖縄県で運転出来る。




なかなか浪が高い

波飛沫が霧状になり顔にもかかる。口の周りを舐めると塩辛い。






日本トレイル JAPAN TRAIL

沖縄から北海道まで歩くのか。何という健脚。






ヨロン島・国頭村友好のきずな




やんばる国立公園 辺戸岬 指定 平成28年9月15日 環境省
Yambaru National Park Cape Hedo
Date of Designation : Sept. 15, 2016 Ministry of the Environment

国立公園の指定は最近なんだなと思う。


新沖繩観光名所 國頭東海岸線 1964年1月 琉球新報社

こちらは復帰前に建てられた碑。






夕月夜みやらひの齒の波寄する 欣一 (ゆうづくよみやらびのはのなみよする)

沢木欣一は大正八年富山県生まれ昭和四十三年夏沖縄本島に滯在し句集「沖縄吟遊集」を編む「乙女の句」はこの中にありこれを記念して碑を建つ 昭和五十五年八月 「風俳句会」 (碑文より抜粋)




沖縄島最北端の地 辺戸岬


辺戸岬観光案内所 (沖縄県国頭郡国頭村辺戸)

屋上が展望台になっており登ってみる。




地図で見るとこちらの方が最北に近いかな










山腹には…


巨大なヤンバルクイナが

バイクで沖縄本島を一周するTさんの旅行動画を見て知ったが、前に来た時は存在に気付かなかった。初日に訪れたレストランもTさんの動画を見て知った。

参考 https://www.youtube.com/@takechiyoyam/featured






見えている島影は伊平屋島(島尻郡伊平屋村)か

辺戸岬は沖縄本島最北端だが、沖縄県最北端は伊平屋島かといえばさにあらず。有人島では最北だが、無人島も含めると硫黄鳥島(島尻郡久米島町)が最北端。鹿児島県最南端の与論島よりはるかに北にあり、徳之島(鹿児島県大島郡徳之島町・伊仙町・天城町)の西にある。火山島で硫黄を採掘していたが昭和には無人島となったそう。




それでは沖縄本島最北端の辺戸岬を後にする。国道58号に戻る。東海岸の県道70号は曲線も多く、内陸に入り坂を登ったり降りたりする道路だったが、西海岸の国道58号はほとんど海岸線を通り高低差もなく、岬はトンネルで抜くなどして線形のよい道路で快走する。交通量も県道より多い。


道の駅に入り休憩




道の駅 ゆいゆい国頭 (沖縄県国頭郡国頭村字奥間)


店頭には怪力のヤンバルクイナが!

昭和62年開催の沖縄海邦国体のマスコット「クイクイ」なのだそう。ゆるくないな。







さて、店内に入りサーターアンダギーを探すが見当たらない。


隣接してフードコートがある

こちらにサーターアンダギーのお店はあるが、ケースを見ると売り切れのようだ。売店に戻る。


クニガミドーナツ パイン(200円・外税)
コカ・コーラ ジョージアTHEブラック500ml(167円・外税)
税(29円)

売店でドーナツとコーヒーを買って来た。ドーナツは洋風サーターアンダギーだからよし。


国頭村のお菓子屋さんが造ったドーナツ


いただきます♪ これまで令和6年1月25日撮影

砂糖を噛むようなドーナツもいいが、これは甘すぎない素朴なドーナツ。こうゆうドーナツも旨い。地元の給食にも出されるのだそう。地元の子供と同じお菓子を食べて休憩。ごちそうさまでした。



ところで先月訪れた茨城県にある「道の駅 さかい」はここ「道の駅 ゆいゆい国頭」と友好交流協定を結んでいるそうだが、ちょっと利用したところでは茨城県を感じる事はなかった。売店や飲食店を詳しく見た訳ではないので何とも言えないが。


道の駅 さかい (茨城県猿島郡境町) これより令和5年12月29日撮影


沖縄県国頭村公設市場 (茨城県猿島郡境町)

茨城県の道の駅にアンテナショップがあり、沖縄そばも食べられる。


ポーク卵おにぎり プレーン(200円)


沖縄そば(800円)


三枚肉


かまぼこ


麵はこんな感じ♪ これまで令和5年12月29日撮影

沖縄で食べたのとは麵が違うので、沖縄そばの麵ではなく自家製麵だったのだろう。麵は選択出来るようなので今度は沖縄そばの麵を指定しよう。



沖縄の話に戻る。道の駅を出発。車内ではラジオはFM89.1を聴いていたが沖縄本島北部まで来ると入りが悪い。AMで第一放送を聴く。名護市に中継局があるのでそれと思う。お相撲を聴いている。テレビで見たいが今日も打ち出しまでに宿に入れそうにない。国頭村内では「宇良関」の幟を多数見掛ける。宇良関は大阪府寝屋川市出身だが、父親が国頭村出身で祖父母は国頭村にお住まいなのだそう。聞き逃してしまったが十二日目の取組結果は、豪ノ山関宇良関は引き落としで宇良関の勝ち。国頭村より大宜味村に入る。国道58号は沖縄本島から塩屋大橋で宮城島に渡り、宮城橋で再び沖縄本島に戻っている。塩屋湾の湾奥を通らず、湾口を短絡するよう国道は通っている。



この辺りの国道58号は往復2車線だが、付加車線(ゆずり車線)が何箇所か設けられている。大宜味村より名護市に入る。交通量が増えてきて速度が低下してきた。伊勢川ICより国道58号名護東道路に流入する。自動車専用道路だが暫定2車線で開通。有料道路ではなく無料で通行出来る。バイパスに入っても速度は遅いままだったが、長いトンネルを走るうちに速度が回復してきた。世冨慶ICを通過。三年半前はこの先は未開通でここで流出した。世冨慶IC-数久田IC間は令和3年に暫定2車線で開通。数久田ICで国道58号の現道に戻る。名護東道路から沖縄自動車道へ信号なしで走行出来るようになっている。途中に「道の駅 許田」がある。気になる道の駅だが立ち寄った事はない。沖縄道との分岐が現れる。許田ICへは向かわず国道58号を走る。こちらは信号がある。九州・沖縄サミットの会場の入口を通過する。名護市より恩納村に入る。今日の宿は恩納村に取っている。国道を離れ団地のようなところに入る。道が複雑でさっぱり分からない。カーナビゲーションにホテルの電話番号を入力して何とか到着した。まだ明るいうちでよかった。 (つづく)


コンドミニアムホテル しまんちゅクラブ (沖縄県国頭郡恩納村名嘉真) 令和6年1月25日撮影


金武町より国頭村へ

2024-02-10 08:00:00 | ドライブ

沖縄自動車道 伊芸サービスエリア(下り線) (沖縄県国頭郡金武町伊芸)

令和6年1月25日木曜日。沖縄県国頭郡金武町にある沖縄自動車道伊芸SAに来ている。お昼ご飯を食べて出発する。下り線を名護市方向へ進む。金武ICを通過。以前、タコライスを食べるために利用した事がある。宜野座村に入り宜野座ICで流出する。料金所出口には二つのレーンがあるが、片方が閉鎖され、一箇所が開けられている。ETCと一般の両方を扱うが、ブースを先頭に列になって車が止まっている。どうも米軍の車両がいて処理しているようだ。在日米軍の車両は有料道路を無料で通行出来るがその分は日本政府が支払う。処理が終わったのか車が動き出す。並んでいた車は皆ETCである。三年半前よりETCの利用が多くなったのか。

那覇空港自動車道(南風原道路) 南風原北IC-西原JCT間 無料
沖縄自動車道 西原JCT-宜野座IC間 ETC料金(普通車)860円



国道329号に入る。カーナビゲーションは辺戸岬に設定しているが、高速に入り直すなり、県道に入るなり案内して、とにかく西海岸に誘導する。辺戸岬へは西海岸の国道58号を経由する方が早いのだが今日は東海岸のドライブである。国道329号を進む。名護市に入る。何やら物々しい区間を通過する。二見交差点で国道331号に入る。今朝、豊見城市のレンタカー営業所を出発して南城市でニライカナイ橋への県道に入るまで走っていたのが国道331号である。途中は高速で端折ってしまったが、再び同路線に戻る。実は宜野座ICで流出して走ってきた国道329号と重用区間だったので、ここから国道331号の単独区間に戻る訳だが。車を停めて海を見る。


沖縄県名護市大浦付近






奇麗な花が咲いており車を停める


琉球バス交通 底仁屋停留所 (沖縄県名護市天仁屋)




sakura カンヒザクラか


小学校は廃校となっている

子供の声は聞こえない。




平良湾を望む (沖縄県国頭郡東村字平良)

海沿いに出て東村に入る。風光明媚な海岸に車を停める。







さらに進むと国道331号は左に折れ、西海岸の大宜味村へ向かう。直進する東海岸は沖縄県道70号国頭東線となる。


道の駅 サンライズひがし (沖縄県国頭郡東村字平良)

県道70号に入ってすぐに道の駅があり立ち寄る。車を停めると隣にはOFFICIAL USE ONLYとプレートにある米軍の乗用車が。それはともかくお手洗いを借りる。


建物を通り抜けて…


いい天気になってきた




道の駅の裏は平良湾










先程は湾の向こう側から写真を撮っていた





道の駅を出発。交通量は少ない。前を走っている単車に追いつく。急ぐ旅ではなし後ろを走っていたが、片側交互通行で止まった時に先に行かせてもらう。先に行った直後に絶景の駐車場があるが、先行させてもらった手前、駐車場には入りづらい。先に進む。しかし途中で何箇所か写真を撮るため止まるので、この後で同じ単車を二度抜く事となった。県道は海沿いではなく内陸に入る。辺りには米海兵隊の訓練場がある。そしてついに沖縄本島最北にある国頭村に入る。道の駅に立ち寄る。


道の駅やんばるパイナップルの丘 安波 (沖縄県国頭郡国頭村字安波)

令和4年に開業したばかりの沖縄県で一番新しい道の駅である。


他に車が止まっていない…


展望台(海と丘の展望台)に登ってみた

静かで長閑なところだが、遠くにヘリの音が聞こえる。




CAMP VILLAGE やんばるの音(ね)






この先は支援エリア(有料)

ブランコ・森林散策路・森林観察棟などがある。大人300円。


駐車場に戻ると車が2台増えていた

出発しようとするとまた1台入ってきた。道の駅を出発。動画サイトで沖縄本島をバスで一周する動画を見ていたが、バスの繋がらないこの県道を歩かれていたのかと思う。安波の集落を通る。人里があると安心する。やんばるの道路のとび出し注意の標識はヤンバルクイナになっている。しかし天然記念物とあって一羽も見掛けない。


沖縄県国頭郡国頭村楚洲付近

海の見える場所で車を停め写真を撮る。





後で写真を確認すると釣り人の姿が。釣りはしないがこんな絶景の中で過ごすのはいいね。




太平洋を望む

この写真が今回の沖縄旅行で一番の青い海だった、気温は昨日より暖かく、朝のうちは車内では暖房をつけたがすぐに切った。少し窓を開けて走っている。もう風邪気味な感じはほとんどない。県道70号の旅も終わりが近づいてきた。国頭村奥の起点に到着。一旦、港の方へ行ってみる。


奥港 (沖縄県国頭郡国頭村奥)

またどんよりした曇り空となった。



港で向きを変えて県道70号の起点に戻る。国道58号の沖縄県での起点でもある。


一般国道五十八号について

 一般国道五十八号は昭和四十七年五月十五日の本土復帰に伴い国道として指定された。
一般国道五十八号は鹿児島県鹿児島市を起点とし海上を渡り種子島、奄美大島を経由して沖縄県那覇市(明治橋)を終点とする路線である。
一般国道五十八号が、沖縄県内に初めて上陸する地点が当地(沖縄県国頭郡国頭村字奥新田原五百四十一番地の一)となっている。 (碑文より)




やんばるぬ奥や 国道ぬ起点 山奥やあらぬ 海も前なち
 宮城親哲 一九九九年十二月


国道58号 起点 Origin (沖縄県国頭郡国頭村字奥新田原)


県道70号 起点 国頭村 奥 終点 東村 平良まで 49.63km

三年半前は西回りの国道58号で奥へやって来た。今日は東周りの県道70号で奥へやって来た。ぐるり一周ではないが一巡り出来たかなと思う。


奥川に架かる奥橋

県道70号、東村平良方を望む。


河口、奥港側を望む


国道58号、那覇市明治橋方を望む これまで令和6年1月25日撮影



国頭村奥は沖縄県における国道58号の起点だが、全線の起点となる鹿児島県鹿児島市も訪れている。


国道58号 0.7km (鹿児島県鹿児島市名山町) これより令和2年12月28日撮影

九州本土、鹿児島県鹿児島市にある国道58号は700m。正面に桜島が見える。近くには離島である鹿児島郡三島村の村役場が村内ではなく鹿児島市にある。また吐噶喇列島にある十島村の村役場も鹿児島市にある。三島村と十島村は元々一つの村だったが、戦後に北緯30度以南は米国の施政権下に置かれ日本とアメリカで分かれてしまったのだそう。昭和27年には日本に復帰。三島村と十島村の二つの村で現在に至る。役場が他の市町村にある例として沖縄県八重山郡竹富町役場(石垣市に所在する)がある。


この写真に鹿児島市内の区間の大半が収まっていると思う




国道58号 ROUTE


国道58号 起点 Origin 0km
(鹿児島県鹿児島市山下町)


西郷隆盛銅像前交差点が起点

国道10号との交点である。


上野の銅像とは雰囲気が違う これまで令和2年12月28日撮影



それでは奥を出発。沖縄本島最北端の辺戸岬を目指す。やんばるの国道を進み、辺戸交差点を右折する。辺戸岬の駐車場に車を停める。


辺戸岬へ 令和6年1月25日撮影

三年半ぶりに辺戸岬にやって来た。 (つづく)