旅日記

旅の記録と紀行文を紹介する事でしょう。
写真は私が撮影したものを使用しています。

関宿城

2023-12-19 20:00:00 | ドライブ

レンタカーで出発symbol6

令和5年12月16日土曜日。千葉県香取市の佐原で中断していた千葉県一周を再開する。


新京成電鉄 新京成線 普通列車 [8800形?] (くぬぎ山-北初富)

先日と同じように国道464号を成田へと向かう。そして鎌ケ谷市内はやはり渋滞している。新京成線の踏切にかかり、上下列車を見送る。新京成電鉄の本社が近くにある。新京成電鉄は京成電鉄に吸収合併する事が決まっている。鎌ケ谷市街地を避けて迂回するがこちらも渋滞している。野田線の踏切にもかかり、上り列車を見送る。国道464号北千葉道路に入り快走する。流れの悪い箇所もあったが概ね満足である。北総線・成田空港線と並走する、いや高速で抜かれてゆく。バイパスは途切れ国道408号を経由して国道51号へ。佐原で国道356号に入るが、間違えてバイパスではなく現道の方だった。バイパスに合流して道の駅で小休止。


道の駅 水の郷さわら (千葉県香取市佐原イ)


利根川を望む


対岸は茨城県…ではない



この辺りは利根川が県境となっていない。それでは道の駅を出発。千葉市と茨城県水戸市を結ぶ国道51号。その高架と立体交差する交差点で千葉県一周の再開となる。国道51号の水郷大橋で利根川を渡った先は茨城県稲敷市。佐原から凡そ利根川の右岸を川に沿って遡る。市街地を抜けると土手の上をバイパスは行く。実に気持ちのいい道路。但し小動物が横たわっているのを見掛けると心が痛む。香取市より香取郡神崎町に入る。利根川には県境を越える神崎大橋が架かる他、首都圏中央連絡自動車道(圏央道)の橋梁も架かる。暫定2車線だが4車線化の工事中でもう1本の橋が架橋中である。圏央道神崎ICを過ぎると成田市に入る。利根川に架かる常総大橋との交差点で国道から逸れる。


自動販売機のうどんを食べに来た

以前うどんを食べに来たお店が経路の近くにあったから寄り道して昼食。店内には他のお客さんが誰もおらず、自動販売機に販売中などのランプが点灯しているように見えないので食べられないのかなと思ったが、硬貨を投入しボタンを押すと調理を始めた。




天ぷらうどん(350円)


天ぷら(かき揚げ)♪


麵はこんな感じ♪

うどんの写真を撮っていると他のお客さんが1名来店。さて二箇月振りに食べたけど美味しかった。ごちそうさまでした。


オートパラーシオヤ (千葉県成田市猿山)




国道408号 長豊橋 (千葉県成田市・茨城県稲敷郡河内町)

国道356号に戻り、千葉県一周を再開する。常総大橋のひとつ上流の橋までやってきた。


上空には全日空機が

利根川の向こうを高度を落として西へ飛行する航空機を何機も見掛けるが、この辺りで進路を変えて成田国際空港(NRT RJAA)に向かい着陸するものと思われる。印旛郡栄町に入る。道路沿いに紀文の工場があっていい匂いがする。よつ葉乳業の工場も見える。バイパスに不自然な曲線があり速度を落として通過する。印西市に入る。国道は川から離れるが土手沿いの県道を走る。我孫子市に入る。


千葉県道・茨城県道4号千葉竜ヶ崎線 栄橋 (千葉県我孫子市・茨城県北相馬郡利根町)

成田線布佐駅の近く。ドライブ中の写真は信号待ちの時のくらいしかない。不意に県道に「茨城県」「取手市」のサインが現れる。河川の流路は改修で変更されており、利根川が県境と言う訳でもないのだ。茨城県取手市小堀という所。陸続きのまま千葉県より茨城県に入る。茨城県でもここは下総国のまま。千葉県一周の途中で茨城県に入ったがまあいいか。茨城県を通過して千葉県に戻る。



常磐線のガードを潜り、国道6号に入る。帰ってきた感があるが、千葉県一周の途中である。国道は渋滞している。そしてこのままでは利根川から離れてしまう。国道から田んぼの中を一直線に伸びる道を見掛けて行ってみる。入口にはポールが立っており大型車は入れない。軽自動車を借りてよかった。普通の道路とは違い農免道路らしい。抜け道なのか交通量はそれなりにある。柏市に入る。常磐新線(つくばエクスプレス)、常磐自動車道の高架と交差する。写真を撮りたいところだが路肩もなく車を停める訳にはいかない。幅員は広くないが開放的な風景の中を走る事が出来た。



千葉県道7号我孫子関宿線に入り利根運河を渡る。利根運河は利根川と江戸川とを短絡する運河である。野田市に入る。目的地は野田市だが、平成15年に野田市に編入された東葛飾郡関宿町を目指す。県道7号のどん突きから利根川に近い道に入って千葉県道17号結城野田線に至る。博物館入口交差点ですぐに県道を離れる。そして明るいうちに何とか目的地に到着する。




千葉県立関宿城博物館 (千葉県野田市関宿三軒家)

時刻は午後3時40分を回っている。そろそろ閉館なのではと思ったが、午後4時30分までという事で入館する。入場料は200円。


4階展望室からの眺め、南西を望む

硝子越しですが。窓は開けないでとの事。


北西を望む


首都圏中央連絡自動車道圏央利根川橋を望む

こちらの方角で利根川と江戸川が分かれるのだがよく判らない。圏央道は二度利根川を渡る。


北東を望む

対岸は茨城県猿島郡境町。しかしここでも利根川が県境ではない。




また北西を望む


この辺が利根川と江戸川の分岐点かな…知らんけど

なお分岐点がチーバくんの鼻の先ではない。


展望室の様子





博物館なので展示の撮影はしなかったが、この辺は撮影禁止ではないので載せておく。関宿藩主の久世氏は老中の職に就いており、朝鮮通信使に関する文書で老中に宛てられたものが展示されている。日付を見ると年号はなく干支が記してある。撮影は控えたので博物館のサイトにある資料を見ると「巳亥」とある。そんな干支はないので「己亥」の入力ミスだろうが、享保4年(1719)の事。以前に見た李氏朝鮮時代を舞台にしたドラマで清国の年号ではなく干支で年を言う台詞があったが、実際の文書でも干支のみ記されているのを見て合点がいった。第42代内閣総理大臣鈴木貫太郎閣下についての展示もある。先の大戦の終戦時の首相で関宿藩の出身。和泉国の生まれとあり、関宿藩は泉州にも領地があった事を知る。利根川東遷についての地図を見て下総国より武蔵国に移された地域を再確認する。もう少しゆっくり展示を見たいが、日没前に辺りを散策したいのでこれで博物館を出る。


蛇籠

蛇籠とは、災害復旧および河川改修の時に使われる工法の一つで、竹で亀甲形に編んだ円筒状の籠の中に自然石などを詰めて川底に入れ、川の流れを止めたり、弱めたりするものです。
(説明版より抜粋)


利根川と江戸川の船

利根川・江戸川では、大小さまざまな船が使われていました。展示している船はおもに、川漁に使われたもので1~2人乗りです。主に竹棹などで操作をしました。船底を補強する「トネギ」は固定されておらず、スライド式で取り外しできるようになっています。これは、時々はずして船底を乾燥させ、木材が腐りにくいようにするための工夫で、利根川水系の船に共通してみられる特徴です。
(説明版より)


海から 59.5 km


特定猟具使用禁止区域(銃) 千葉県

デッポウ厳禁。


チーバくんの鼻先を歩き回る







歩いて利根川と江戸川の分かれる場所まで行けるそうだが、悪路らしいので行かない。


千葉県・茨城県境

知らぬ間に千葉県より茨城県に入っていた。ちなみに利根川と江戸川が分岐するあたりも茨城県で、チーバくんの範囲を超えている。今日は陸上で千葉県から茨城県に入るのは二度目。猿島郡五霞町となる。今度は県境を意識して歩いて茨城県より千葉県に戻る。猿島郡は下総国なので県境は越えても国境は越えていない。






日本庭園


<!注意!> まむし

近づくと威嚇し襲ってきます。毒を持っているので近づけないでください(原文のまま)

何を近づけるのか知らないが、庭園には入らない。







江戸期の関宿城は廃藩置県後に取り壊されている。今の建物はスーパー堤防上に建てられた平成7年開館の千葉県立関宿城博物館である。実際の本丸跡はここから少し離れた位置にあり、本丸の建物の一部は明治4年に実相寺というお寺に移築されたそう。












これまで令和5年12月16日撮影

最もチーバくんの鼻の先にある集落。とりあえず千葉県で行きたい角は回ったか。


千葉県マスコットキャラクター「チーバくん」
(Chiba Prefecture Mascot CHI-BA+KUN)


犬吠埼灯台 (千葉県銚子市犬吠埼) 令和2年11月19日撮影

チーバくんの耳の先。




野島埼灯台 (千葉県南房総市白浜町白浜) 令和3年12月28日撮影

チーバくんの足の裏。


令和3年12月28日撮影




洲埼灯台 (千葉県館山市洲崎) 令和3年12月28日撮影

チーバくんのつま先。




富津岬 (千葉県富津市富津) 令和2年5月31日撮影

チーバくんの…なんでもありません。




浦安海岸舞浜地区 (千葉県浦安市舞浜) これより令和5年12月19日撮影

後日こちらに出掛けてきた。海岸沿いに遊歩道、自転車道などが整備されている。



チーバくんの舌の先か。



護岸の向こうにまだ先があった。乗り越える事は禁止されている。


千鳥地区の方が舌の先っぽいか?

TDRのある舞浜地区の方が西側にあり、交通の便もよいので訪れた。


これまで令和5年12月19日撮影




チーバくんに遭遇! (海浜幕張駅前にて)
平成23年6月12日撮影

関宿城を後にする。今日は二度も思いがけず茨城県に入ったが、今度は意図して利根川を渡って茨城県に向かう。茨城県道・千葉県道17号結城野田線の境大橋を渡り千葉県野田市より茨城県猿島郡境町に入る。どちらも下総国で国境は越えない。圏央道の高架を潜った先にある目的地に到着。


セイコーマート 境長井戸店 (茨城県猿島郡境町長井戸) これより令和5年12月16日撮影



本州では茨城県と埼玉県にあるセイコーマートに入店する。


北海道バニラバー(98円 ※税抜き)

北海道のアイスを購入。旨い。


ホットシェフ 大きな明太子&マヨ(220円 ※税抜き)

お店で炊いたご飯でつくるおにぎりは実に旨い。


ガラナ(115円 ※税抜き)

ガラナも購入。どうして内地ではあまり売っていないのか。



セイコーマートを出発。茨城県道・千葉県道17号結城野田線の境大橋で利根川を渡り茨城県より千葉県に戻る。橋の上からライトアップされた関宿城が見える。茨城県道・千葉県道・埼玉県道26号境杉戸線との重用区間でもあったようで交通量は多いが、埼玉県方面への交差点を過ぎると交通量は激減する。境杉戸線の名前通り、境町と埼玉県北葛飾郡杉戸町を結ぶ路線で、千葉県内は経由地に過ぎないのだろう。交差点で曲がる事なく、利根川を渡る境橋と江戸川を渡る千葉県・埼玉県境の関宿橋を結ぶようにバイパスが工事中である。県道17号単独区間に戻り松戸方面に向かう。セイコーマートにいるうちに辺りはすっかり暗くなった。中里交差点で国道16号と交差。さて、このまま野田市街地を通らず、かつての松戸野田有料道路へ向かいたい。どこかで右折するのだが標識がないので判らない。右折する車が多かった交差点で曲がるとそこだった。



川間駅付近で野田線を跨線橋で交差する。中野台より千葉県道5号松戸野田線に入る。江戸川を渡り埼玉県に向かう野田橋方面の交通量も多い。川を渡る橋は限られているから交通が集中する。この先の県道5号は旧松戸野田有料道路で先日通ったばかりである。利根運河に架かる運河大橋を渡り流山市に入る。市境は運河より北側にあった。常磐道流山ICを通過。今日は流入しない。旧有料道路区間は終了。流山街道ではなくバイパスを松戸方面へ。先日走った三郷流山橋有料道路への交差点を通過。バイパスは突如途切れ渋滞する。整備されていない区間をクランク状に曲がりバイパスに戻る。早く整備して欲しい。流山線を跨線橋で交差して南流山へ。これで千葉県一周を終えてもいいのだが、京葉道路貝塚IC-千葉東JCT間を通っていない。これでは千葉県一周とは言えない。この区間を通るため千葉市へと向かう。松戸市に入る。レンタカー店の近くを通る。戻ってくるのは何時になるか。千葉県道51号市川柏線を南下する。市川市に入り千葉県道180号松戸原木線へ。かつての市川松戸有料道路である。船橋市に入り中山競馬場の前を通る。レースも終わりひっそりしている。跨線橋で(京成)本線と立体交差。中山競馬場入口交差点で国道14号と平面交差。総武本線・東西線の高架と立体交差。京葉道路原木ICより流入する。



さっそく船橋TBをETCで通過。軽自動車の通行料金は200円。先日、茨城県神栖市のホテルに残っていて郵送してもらったETCカードの動作確認も兼ねている。花輪IC付近で習志野市に入る。幕張IC付近で千葉市に入る。東関道と接続する宮野木JCTを通過し千葉西TBを通る。ここでは料金は取られない。ETCでない場合の通行券を貰ったイメージか。穴川IC付近でモノレールの高架を見る。総武本線の高架とも交差したはずだが気付かなかった。貝塚ICを通過。車で通っていなかった部分に入る。千葉東JCTを通過。これで千葉県一周達成だが、千葉東JCTは千葉東金道路との接続のみで流出出来ない。もうどこで降りてもいいが、馴染みのある名前の蘇我ICで流出する。ETCの軽自動車の通行料金は410円。前半の区間は安かったので割高に感じる。



千葉県道66号浜野四街道長沼線を海側へ。内房線の踏切に止まり上り快速列車を見送る。千葉県道24号千葉鴨川線を経て国道357号に入る。松戸まで一般道で帰る。京葉線の高架と交差するところで上り特急列車を見る。千葉港で国道14号との重用区間に入る。車線数は多いが、渋滞している。事故渋滞のせいかと思ったが、事故現場を過ぎても渋滞している。国道357号と分かれ国道14号単独区間に入る。渋滞は解消する。京葉道路幕張ICを通過。習志野市に入る。国道はなんと往復2車線となる。この後断続的に渋滞する。ETCの通行料金は200円だったし京葉道路を使うべきだったか。船橋市に入り船橋競馬場駅の側を通る。京葉道路があるとはいえ、船橋市を通過する国道14号が往復2車線では渋滞もする。総武本線を跨線橋で交差。武蔵野線の高架と交差して西船橋駅前を通る。先程通った県道180号で帰ってもいいけど別の道を通る。市川市に入り国道14号から国道298号へ。東京外郭環状道路である。高速道路の東京外環自動車道ではなく一般道を走る。道の駅いちかわに立ち寄り、松戸市に戻ってきた。給油所に入ると照明が消される。午後10時で閉店だそう。別の給油所で満タンにしてレンタカーを返却した。12時間借りたが、日帰りならこれくらいでいいかな。

刑部岬

2023-12-09 20:00:00 | ドライブ

レンタカーで出発symbol6

令和5年12月3日日曜日。今度こそ開通したばかりの三郷流山橋を車で渡るべく出掛けてきた。


千葉県道・埼玉県道29号草加流山線流山橋を渡る

江戸川に架かる流山橋を渡り、千葉県より埼玉県、下総国より武蔵国に入る。いつも渋滞している印象だが、今は渋滞していない。赤信号で橋の上に止まったので写真を撮る。上流側を望む。三郷駅北口交差点を右折して北へ向かう。団地の中の道をを走る。


有料道路の入口の交差点までやって来た


埼玉県道路公社 三郷流山橋有料道路 本線料金所 (埼玉県三郷市)

通行証金の支払いには現金、SuicaPASMOなどの交通系ICカード、WAON、ETCGOが利用出来る。ETCGOは高速道路等のETCとは異なり一旦停止が必要。令和5年12月現在、ダイナースクラブのETCカードのみが利用出来る。今回は現金を料金所ブースの収受員さんに支払う。軽自動車は100円だった。普通車は150円となる。


いよいよ三郷流山橋

先週は歩道を歩いて渡ったが、今日は車道を車で渡る。江戸川に架かる三郷流山橋を渡り、埼玉県より千葉県、武蔵国より下総国に入る。新しいきれいな道路だが車で走るとあっけない。写真も撮れない。歩いて渡った時に写真を撮って正解だった。



これで目的は果たしたが、車は24時間借りている。以前に千葉県一周をしようと思って中途半端になっていた。その時は千葉市のある下総国より上総国に入り木更津市で一泊。富津市・安房郡鋸南町の境で上総国より安房国に入り、館山市の洲埼灯台、南房総市の野島埼灯台に立ち寄る。鴨川市・勝浦市の境で安房国より上総国に入る。長生郡一宮町より九十九里浜に沿って走り、山武市の蓮沼海岸まで来ていた。千葉県一周を再開すべく蓮沼海岸へと向かう。流山市より松戸市へ。国道464号に入る。沿道には梨園が多数ある。市川市を経て鎌ケ谷市へ。道路が渋滞してきた。鎌ケ谷市街地を避けるべく国道を離れる。鎌ケ谷消防署前交差点より国道464号に戻る。これより東は北千葉道路で北総線に沿った線形のよい道路が続く。白井市を経て船橋市の国道16号と接続するあたりで流れが悪くなったが、あとは順調。再び白井市に入り、印西市に入ると信号のない高規格な道路に入る。無料の高速のようだが高速道路ではない。信号なしの区間は終わるが、特急〔スカイライナー〕やアクセス特急の走る成田空港線に沿った線形のよい区間が続く。印旛沼を見て成田市に入る。成田湯川駅の先で高規格な道路は終わる。


押畑ICにて北千葉道路が終わる

この先も開通して欲しいが、現在は国道408号に入る。鎌ケ谷から西の区間も高規格な道路を整備して欲しいが、東京外環自動車道北千葉JCT(仮称)まで自動車専用道路(有料)となるそう。



国道408号は空港通りに入る。成田線の本線と空港支線が分岐するあたりであり、空港支線(JR東日本)と成田空港線(京成電鉄)が成田新幹線が走るはずだった高架線で隣同士となる場所。大型商業施設や飲食店が沿道に連なる土屋地区である。国道408号は国道51号と接続する寺台ICを過ぎると国道295号となる。国道51号と成田国際空港を結ぶ国道である。成田IC/SICを通過。新空港自動車道に沿う。A滑走路のRWY16Rに着陸する航空機が低空で飛んでゆく。国道295号の起点を過ぎ成田国際空港(NRT RJAA)のある地区を通過する。地方空港であれば道の駅感覚で立ち寄るが、駐車料金も要るだろうから通過する。以前、車で訪れた時には空港に入るには検問があり、トランクを開けたりして物々しい雰囲気だったが、今は違うのだろうか。地下トンネルで誘導路などの下を抜けるが、一部道路が不自然な曲線となっている。成田市より山武郡芝山町に入る。下総国より上総国に入ったと思う。芝山千代田駅を過ぎ、空港地区を抜けて芝山はにわ道と名付けられた千葉県道62号を進む。線形のよい気持ちのいい道。山武郡横芝光町と山武市の境付近を県道は通る。山武市は「さんむし」と読む。首都圏中央連絡自動車道松尾横芝ICを通過。千葉県内の圏央道の未開通区間は大栄JCT-松尾横芝IC間を残すのみ。横芝光町と離れ山武市内を走り、国道126号と接続する猿尾交差点の先では芝山はにわ道は千葉県道58号となる。総武本線と立体交差して県道は平野に出た。平成の大合併で山武市となった山武郡旧蓮沼村にある道の駅に到着。小休止する。


道の駅 オライはすぬま (千葉県山武市蓮沼ハ)


上空を成田を離陸した航空機が通過



ここまで来たら海まで行こう。芝山はにわ道のどん突きまで。



車はここまで。歩いて海が見えるところまで行く。


太平洋を望む




九十九里海岸

鎌ケ谷市内での渋滞もあって日も傾いてきた。






ティーウェイ航空 TW214便が上空を通過 ※機種、機体記号は未確認。

仁川国際空港(ICN RKSI)へ向かうSouth KoreaのLCC。西暦1998年に米国の航空会社の便で金浦国際空港(GMP RKSS)を利用した事があるが、当時はまだ仁川は開港していなかった。



すっかり夕方だが、ここ蓮沼より千葉県一周を再開する。千葉県道30号を銚子方面へ。空いていて快適な県道である。山武郡横芝光町に入る。町内を流れる栗山川を渡り上総国より下総国へ入る。横芝光町は平成18年に匝瑳郡光町と山武郡横芝町が合併して誕生。匝瑳郡が下総国、山武郡が上総国なので、町内に国境のある町となった。匝瑳市に入る。ここも平成18年に八日市場市と匝瑳郡野栄町が合併して誕生。「そうさし」と読む。旭市に入る。県道30号は右折となる交差点があったが知らずに直進。ちょっと内陸に入ってしまうが、修正して海沿いの県道30号に戻る。飯岡漁港に到着。今日一番来たかった所を訪れる。


刑部岬 (千葉県旭市下永井)

九十九里浜はここまで。この先は屛風ヶ浦という海食崖が銚子方面に続く。写真では明るく映っているが、もう薄暗くなってきた。


飯岡漁港


fuji 富士山(3,776m)

ここから富士山が見えるとは知らなかった。地図を見ると間に房総半島があるのに何ら支障なく望む事が出来る。千葉県は平べったいのだなと思う。





屛風ヶ浦に遊歩道があり歩いてみたいが、もう暗くなるので今日は行かない。












飯岡灯台



刑部岬を後にする。もう前照灯を点けて走らなければならない。国道126号に出るとすぐに銚子市に入る。国道より千葉県道286号愛宕山公園線へ。銚子ドーバーラインの愛称がある。もう真っ暗だが明るいうちに走ったらいい道路だろうなと思う。街に入り踏切がある。銚子電気鉄道線で、渡ると犬吠駅がある。岬の方へ行くと無料駐車場があり車を停める。


犬吠埼灯台 (千葉県銚子市犬吠埼)

時刻は午後5時7分だが真っ暗である。チーバくんの鼻の下の流山市から耳の先っちょの銚子市までやって来た。それでは銚子市街地へ向かう。



明るいうちに走りたい道を走って銚子市街地にやってきた。ヤマサ醤油の工場の前を通る。銚子にはヒゲタ醤油の工場もある。


JR東日本 総武本線 銚子駅 (千葉県銚子市西芝町)

銚子電気鉄道銚子電気鉄道線が接続する。今日は駅には用はない。これで銚子を後にする。



国道356号を西へ向かう。銚子の市街地を抜ける。利根川の右岸を走っている。今日の宿は左岸の茨城県側に取っている。利根川には有料と無料の橋が架かるが、千葉県一周の途中であるからなるべく右岸を走る。香取郡東庄町に入る。線形が悪く成田線と平面交差する踏切もある。香取市に入る。再び踏切があり成田線と平面交差する。利根川に近い場所に小見川東庄バイパスが整備されている。香取郡小見川町という町があったと記憶するが、平成18年に佐原市などと合併して香取市となっている。その旧小見川町で利根川を渡ろうと思う。千葉県道44号成田小見川鹿島港線小見川大橋で利根川を渡る。ここでは利根川は県境ではなく、まだ香取市である。つづいて常陸利根川に架かる息栖大橋を渡って千葉県香取市より茨城県神栖市、下総国より常陸国に入る。茨城県道44号成田小見川鹿島港線を行く。道路は往復4車線となる。国道124号に入る。国道も往復4車線。鹿嶋市に入る手前で国道から分かれて今日の宿に到着する。


スーパーホテル鹿嶋 (茨城県神栖市居切)


客室の様子




tv 衛星放送でドラマを見る

もう食べ終えたところか。


tv BSPがなくなっている


sun 片山さんのお天気を見て…

夕食に出掛ける。車で行くとお酒が飲めないので歩いて行けるところにする。他に歩道を歩く人はおらず、草が生えているところもある。国道沿いの飲食店に入店する。


蒸し鶏の香味ソース(280円)フレッシュワイン デカンタ250ml(200円)

暫くは生野菜は頼まない。普段からあまり頼まなかったが。蒸し鶏で葡萄酒を飲む。旨い。


料理が揃った♪


野菜ときのこのピザ(400円)


スープ入り塩味ボンゴレ(500円)

箸を使っているが、スパゲッティを箸で食べる訳ではない。


あさりをフォークとナイフで食べる事が出来ない…

お箸が用意してあるのでボンゴレの時は遠慮なく使う事にしている。


サイゼリヤ 鹿島神栖店 (茨城県神栖市堀割)

ごちそうさまでした。この店舗は24時まで営業している。うちの周りは22時までのところが多いのでうらやましい。




不二家 50gカントリーマアムミニ(バニラ)(108円)

ファミリーマートでお菓子を買ってホテルに戻る。コーヒーはホテルのウェルカムドリンク
(無料)のもの。


tv 番組表を見る

チャンネルが減ってしまったが、サブチャンネルがあるからいいのか。


tv 時代劇を見る これまで令和5年12月3日撮影

熊取のスーパーホテルさんでは動画が見られたが、こちらでは見られない。地上波は東京キー局の他に千葉の民放が映る。ちなみに茨城県には民放のテレビ局はない。総合テレビが水戸局から県域放送をしている。この後はBSなどを見ていたが早めに就寝する。


sun 近藤さんのお天気を見て… これより令和5年12月4日撮影

令和5年12月4日月曜日。神栖市のホテルで起床する。朝湯に入ってきた。屏風ヶ浦温泉の湯。


tv 東京からのニュース

水戸局は水戸からの放送ではない。ちなみにホテルでは総合は東京スカイツリーの方も映る。


交通情報を見て…


客室からの眺め

硝子越しですが。


筑波山




サイゼリヤを望む




無慮朝食

午前6時台にお風呂に行った時に朝食会場の前を通ったが混雑しているようだったが、7時台では空いている。皆さん朝が早いのだろうか。熊取もそうだったが、おかずに鶏肉があるのが嬉しい。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

ごちそうさまでした。


快適なホテルをチェックアウトする


レンタカーで出発するsymbol6

ここで問題発生。結論から言うとホテルに忘れ物をしたのだ。取りに戻ったが発見出来ず。実は見落としていて客室に残っており、郵送してもらった。ありがとうございました。



予定していたより一時間程遅れて出発。遅くなったので東関東自動車道潮来ICに向かう事も考えたが、千葉県一周の続きに戻る。国道124号から茨城県道44号へ。往復4車線が2車線となり、常陸利根川に架かる息栖大橋を渡る。茨城県神栖市より千葉県香取市、常陸国より下総国に入る。利根川に架かる小見川大橋を渡る。道路は渋滞している。国道356号に戻り我孫子方面へ。成田線の側を走る区間となる。東関道の高架と交差する。近くに佐原PAがあるが、流入出来る佐原香取ICはもう少し南にあり、国道356号から直ぐに入れない。鹿島線の高架と交差する。東関道を走る高速バスの本数は多いが、鹿島線の本数は少ない。道の駅 水の郷さわらの側を通過する。



本当は国道356号を我孫子へ向かうつもりだったが、出発が遅くなりレンタカー返却の時間も迫る。千葉県一周はここで中断して国道51号に入り千葉方面へと向かう。暫く往復4車線で快走するが、2車線になりゆっくりした流れとなる。成田市に入る。国道51号は何度も通っている。東関道大栄ICを通過。まだ高速に入らなくてもいいかな。国道51号沿いには以前何度も利用したレンタカーの店舗がある。空港から送迎してもらっていたが、今はより空港に近い場所に移転されたそう。元の店舗の建物が見える。近くのENEOSの給油所も利用したものだ。大栄JCT付近で圏央道と東関道の高架と交差する。そして成田国際空港(NRT RJAA)B滑走路(RWY16L/34R)(2,500m)をアンダーパスする十余三トンネルを抜ける。今度は掘割の東関道の上を橋梁で交差する。成田新幹線が転じたJR東日本成田線・京成電鉄成田空港線の高架と交差する。往復4車線となり昨日通過した国道408号・国道295号の高架と寺台ICで交差する。成田市街地に入ってきた。京成電鉄本線の高架と交差する。国道51号を離れて国道409号へ。堀割の成田線の上を橋梁で交差。富里市に入る。そろそろ高速を使う。お手洗いにも行きたくなった。何度も信号待ちになるのがじれったい。富里ICで通行券を受け取り東関道に流入。なお忘れ物とはETCカードである。



この辺りの最高速度は120km/hとなっている。軽自動車なのでそこまで飛ばさないが、この車はよく走る。軽が550ccだった頃とは隔世の感がある。印旛郡酒々井町に入り酒々井ICを通過する。地図で見るとここまでで一度酒々井町を通過していたようだがつゆ知らず。酒々井PAに入る。



酒々井PAを出発。往復6車線の道路を快走する。佐倉市に入り佐倉ICを通過。四街道市に入り四街道ICを通過。東関道で最高速度規制が120km/hに引き上げられているのは四街道IC付近から成田JCT付近で、四街道ICの先は100km/h、千葉北ICの先は80km/hとなるそう。千葉市に入り千葉北ICを通過して宮野木JCTより京葉道路に入る。その前に料金を支払う。軽自動車は860円。料金所ブースで通行券を渡すのが何やら懐かしい。京葉道路の最高速度は60km/h(一部区間は80km/h)となっている。交通量は多い。習志野市、船橋市と来て船橋TBにて京葉道路の通行料金を支払う。軽自動車290円。ETCでないと何度も停まって通行料金を支払うのが煩わしい。しかもETC料金の方が割安である。市川市に入り京葉JCTより外環道に入る。地下区間にある料金所で外環道の料金を支払う。軽自動車860円。大変割高に感じる。これは大泉JCTまでの料金となるからである。ETC車なら距離に応じた料金が適用され軽自動車340円ですむはずだった。ETCがなければ困る。また車のETCがカードが入っていないと警告音まで鳴らして騒々しい。知らんし。一般のブースを通っているから問題ないのだ。外環道の最高速度は80km/hで、この付近は往復4車線。半地下の堀割となっている。北千葉道路へのJCTとなるイカの耳を確認。ここから鎌ケ谷市までの区間が開通すれば成田市に繋がり便利になるだろう。外環道内回りに渋滞があって松戸ICで出口渋滞となっている。何とか流出して松戸市に入る。給油してレンタカーを無事に返却した。 (おわり)

塩原温泉

2023-05-13 05:00:00 | ドライブ

客室の様子

令和5年5月7日日曜日。栃木県に出掛けてきた。連休中は動かないようにしていたが、最終日は雨で混雑も少なかろうと温泉に行く。昨年、12月に訪れた宿である。和室10畳の大きな部屋を一人で利用する。午後7時前に到着して、さっそく温泉に入ってくる。空いているのでゆったり出来る。


麒麟麦酒 キリンラガービール500ml缶(302円) 魚べい 持ち帰り・寿司各種

温泉から上がり夕食。この宿で提供される食事は冷凍のお弁当のみとなる。前回は素泊まりで予約して、夜と朝に購入して食べた。お弁当は1食700円で5種類から選べるが、副菜が同じなのと、夕食としては量が少な目かなと思った。今日は朝食だけお弁当にして、夕食は宇都宮市内の回転寿司店で購入してきた。麦酒なども途中のコンビニエンスストアで購入してきた。ホテルでも麦酒・清酒等は販売している。あとカップ麵の販売機もある。

魚べい 下川俣店 (栃木県宇都宮市下川俣町)
セブン-イレブン 那須関谷店 十一屋酒店 (栃木県那須塩原市関谷)


サーモン・まぐろづくし1人前(770円)

麦酒によく合い旨い。サーモンは脂っこいので、この半分でよかったかな。


とろさば押し寿司セット(360円) えび(110円) ほっき貝(110円)

こちらはあっさりして旨い。


7プレミアム カップ みそ汁 長ねぎ(108円)

買った時にはお寿司が多すぎるか足りないか判らなかったが丁度よかった。ごちそうさまでした。


セブンティーンアイス ミルクあずきモナカ(170円)

12月に泊まった時には見掛けなかったセブンティーンアイスの自動販売機が設置されていたので買ってきた。お茶は部屋に用意されているものを淹れた。


いただきます♪


これまで令和5年5月7日撮影

宿のテレビは地上波のみで衛星波は映らないが、Youtubeなどの動画を見る事が出来る。うちのPCより大きな画面で動画を楽しんだ。就寝する。


客室からの眺め これより令和5年5月8日撮影

令和5年5月8日月曜日。塩原温泉の宿で起床する。まだ雨が降っている。





朝湯に入ってくる。露天風呂は雨水が入るからかぬるい。屋内の湯で温まる。


豚の生姜焼き弁当 ※宿泊料金に含まれます。別途購入すると700円。

フロントで冷凍のお弁当を受け取り、電子レンジで加熱する。お弁当は5種類から選べる。前回泊まった時に、他のお客の生姜焼きがよかったという話を耳にしたので、それにしてみた。


写真右上:7プレミアム カップ みそ汁 揚げなす(127円)

お水やお茶はイートインスペースに用意してある。味噌汁は昨日コンビニエンスストアで買っておいたもの。朝食も夕食も同じ5種類のお弁当から選ぶのだが、夕食としては物足りない。朝食としてはこのくらいの量でいい。


いただきます♪

冷凍だがなかなか美味しい。味噌汁も買ってきたので満足感がある。同じくイートインスペースにおられた御夫婦は汁椀を用意されていた。やはり即席の味噌汁を準備しているのだろう。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

コーヒーもイートインスペースに用意してある。ごちそうさまでした。


ホテル通路からの眺め

客室に戻りゆったりと過ごす。


雨が止んだ


塩原温泉の風景がいい



チェックアウトは午前10時までなのだが、レンタカーの返却時間があるので、そこまでゆっくりは出来ない。午後3時から午前10時まで滞在出来るので、鉄道とバスを乗り継いで来ようとも思うが、便利なレンタカーにしてしまう。来る途中に回転寿司やコンビニエンスストアに立ち寄られるし。





チェックイン時の支払いだったが、和室10畳を一人で利用、朝食のお弁当付きで宿泊料が5,900円。那須塩原市の入湯税が150円。旅行サイトを利用すると1,000円のクーポンがあって、差し引き支払額は5,050円だった。このお値段で広い部屋に泊まって温泉に入れるのはいい。大変快適だったお宿をチェックアウトする。


塩原温泉 八潮荘 (栃木県那須塩原市塩原)


安全運転で出発する



12月には道路標識に従い旧日塩有料道路「もみじライン」の県道を通り、路面凍結箇所もあって肝を冷やしたが、今日は国道400号を行く。もっとも5月なので凍結の心配はない。国道400号には「ヘアピンカーブ注意」もあったが、概ね走りやすい。尾頭トンネル(1,782m)を抜けて那須塩原市(旧塩原町)より日光市(旧藤原町)に入る。国道121号との交差点に至る。国道400号那須塩原市方面から国道121号南会津町方面が直進。国道121号宇都宮市方面が左折する構造となっている。南会津から東京方面へは国道121号で日光市経由する事なく、国道400号で那須塩原市で東北自動車道西那須野塩原ICまたは国道4号へ行くのがメインルートとみえる。



近くには野岩鉄道会津鬼怒川線上三依塩原温泉口駅があり、塩原温泉との間にバス路線「ゆーバス」がある。野岩鉄道へは東武鉄道などから直通列車があり、浅草発着の特急列車も停車する。東北本線西那須野駅、加えて東北新幹線も停車する那須塩原駅からはJRバス関東塩原本線があるが、塩原温泉へは上三依塩原温泉口駅の方が近い。列車・バスの本数はJRの方が多い。


国道121号を行く (栃木県日光市)



昨日は大雨だったが、今日は青空が見える。新緑が美しい。


野岩鉄道 会津鬼怒川線 湯西川温泉駅 (栃木県日光市西川)

野岩鉄道の駅。プラットフォームはトンネル内にある地下駅。


五十里湖(ダム湖)・湯西川を渡る (湯西川温泉-中三依温泉)



国道121号を日光市今市方面に進む。線形の悪い箇所もあり、南会津方面から東京・宇都宮方面へは、日光市今市ではなく那須塩原市経由とするのも分かる。単純に日光市内は観光客で渋滞しそうではある。山越えだった「もみじライン」との交差点。この先は12月にも通った道である。無料開放された元有料道路を走る。線形はよい。交通量は増えてきた。今市ICより日光宇都宮道路に流入する。こちらは無料開放されていない。大沢TBをETCで通過。通行料金は320円だった。宇都宮ICから東北自動車道に流入せず、国道119号・国道4号を進む。昨日は宇都宮ICから西那須野塩原ICまで利用したが、ETCの通行料金は1,140円だった。大型連休中は休日割引の適用はなかった。新4号国道は事故渋滞の箇所を除いて順調に走行出来る。カーナビゲーションが高速道路に誘導するが、知った事ではない。道の駅も複数あり便利である。休憩する。


道の駅しもつけ (栃木県下野市薬師寺)









道の駅しもつけを出発。栃木県→茨城県→栃木県→茨城県と県境を新4号国道は通る。栃木県は下野国だが、この辺りの茨城県は下総国である。利根川を渡り、猿島郡五霞町を過ぎると、茨城県より埼玉県、下総国より武蔵国に入る。交通量が多くなってきた。春日部市にある道の駅庄和に立ち寄ればよかったが、通過してしまう。お手洗いに行きたい。先を急ぐので草加ICより東京外環自動車道に流入する。ICからほど近い道の駅川口・安行に立ち寄ればよかったが、行かなかった。どうもお手洗いに行きたい。埼玉県内で流れの悪くなっていた国道4号だが、高速は順調に流れている。ところでカーナビゲーションは三郷南ICで流出させようとする。平成30年に三郷南IC-高谷JCTが開通した事を知らないようだ。埼玉県より東京都に入る。すぐに江戸川を渡り東京都より千葉県、武蔵国より下総国に入る。松戸ICはハーフインターで埼玉方面からは流出出来ない。半地下区間となり松戸ICからの流入車線を過ぎると、すぐに北千葉道路とのJCTとなる箇所の所謂イカの耳を見る。そしてすぐに市川北ICで流出する。ここもハーフインター。草加ICよりETCで通行料金は750円。この近くに道の駅があるはずだが、カーナビゲーションは市川北ICも道の駅もご存知ではない。標識を見て自力で見付けるほかない。ICから一般道に出た所より手前の松戸寄りに道の駅があったらしく引き返す。道の駅に入るとお手洗いを借りる。もうレンタカー返却時刻まで30分しかない。写真も撮らずに出発。

道の駅 いちかわ (千葉県市川市国分)



高速の開通も道の駅も知らなかったカーナビゲーションだが、元よりある道には詳しく、狭い道を案内して目的地に導いた。セルフスタンドで給油して時間内にレンタカーを返却する事が出来た。もっと長く借りたり、もっと高速道路を使えば、こんなに時間に追われる事はないが、そこは料金をなるべく抑えたいところである。

レンタカー基本料金:6,303円 ハイシーズン(20%増し)
    免責補償料:1,100円

     走行距離:387km
      給油量:19.53L レギュラーガソリン(単価158円)
       代金 :3,086円

蓬莱橋

2023-02-01 15:00:00 | ドライブ

客室からの眺め

令和5年1月26日木曜日。菊川市のホテルで起床する。


無料朝食

無料の朝食だが、和食のおかずの種類が多くて充実している。ソーセージやスクランブルエッグまでは取らなかった。味噌汁のところに七味があるなと思ったら豚汁だった。


coffee 食後にコーヒーsymbol6

美味しかった。ごちそうさまでした。コーヒーには牛乳を入れるんだった。


客室から東名高速が見えるが…



あまり車が走っている風でもない。新東名の利用が多いのか、新名神の立往生が影響しているのか。昨日の行程は風が強いものの天気は良く、箱根峠も積雪や凍結はなくて順調だった。ニュースでは新名神の立往生を伝えているが、名神、名阪がどうなっているのかわからない。東海と関西との間は大変になっているものと思われる。


ホテル玄 菊川 (静岡県菊川市加茂)

ちょっと空調の室外機?の音が気になった。高速道路の音は聞こえなかった。朝食は充実しており快適だった。チェックアウトする。


菊川市のホテルを出発する



菊川駅の前を通る。駅近くのホテルに泊まった事があるけど、大井川鐵道に乗りに来た時の利用。東に向かう前に菊川市の隣の掛川市を訪れる。東海道本線に沿っている。隧道を抜けて掛川市に入ると新幹線と立体交差。高架と違い盛土の区間で、走ってくる新幹線車両が見える様子が迫力ある。


JR東海 東海道本線 掛川駅《北口》 (静岡県掛川市南)

掛川駅近くのホテルに泊まったのは天竜浜名湖鉄道に乗りに来た時。昭和8年建築の木造駅舎は耐震工事のために解体。元の駅舎に使われていた和釘や木材が再利用されて平成26年に復元。


掛川城 (静岡県掛川市掛川)

天守閣は普請中か。嘉永7年(1854)に発生した安政東海地震により天守は倒壊。長らく再建されなかったが、平成6年に木造で再建されている。駅舎といい、木造にこだわりを感じる。





掛川をあとにする。国道1号掛川BPに西郷ICより流入する。自動車専用道路ではない。有料道路だったが平成17年に無料開放されている。計画は4車線だが暫定2車線。交通量は多く、流れはあまりよくない。掛川BPはそのまま日坂BPに繋がる。道の駅掛川がある。案内板に「小夜の中山」「夜泣石」の文字が見える。東海道を歩いた時を思い出す。日坂宿の手前は相当な峠道だった。バイパス道路となっても地形の険しいのが判る。日坂BPは島田金谷BPに繋がり、小夜の中山トンネルを抜ける。隣には現道のトンネルが並行する。トンネルを抜けて掛川市より島田市に入る。榛原郡旧金谷町だったが平成17年に旧島田市と合併して島田市となっている。坂を下ると菊川ICで、昨日利用した金谷御前崎連絡道路はここに繋がる予定で工事中である。東海道の間の宿菊川はこの近く。東海道の菊川宿は島田市(旧金谷町)にあり、東海道本線菊川駅は菊川市にあり離れている。明治22年開業の堀之内駅が昭和31年に菊川駅に改称。小笠郡旧堀之内町は合併して菊川町、後に菊川市となる。ともに菊川が流れる。新大井川橋で大井川を渡る。遠江国より駿河国に入る。旧金谷町と旧島田市は合併しているので島田市のままである。橋を含めて4車線化工事が進められている。向谷ICで流出し、旧国道の大井川橋の手前で大井川の土手の道に出る。チラッと東海道島田宿の方を見る。現在は橋のおかげで川留めはない。東海道本線をアンダーパス。目的地の駐車場を確認したが、反対車線側なので通り過ぎる。土手の道でなかなか方向転換するところがない。後続車も気になる。数分走って何とか向きを変える。目的地駐車場に車を停める。駐車料金は無料。


蓬莱橋 (静岡県島田市南町地先)

大井川に架かる木造橋。旧東海道ではない。一度訪れてみたかったが、今回は車なので来やすい。タモさんの番組で紹介されたのも来るきっかけとなった。



タモさんは料金箱にお金を入れていたが、この時間は傍らの建物で渡橋料金(100円)を支払う。


蓬萊橋

草冠は四画なのだがPCでは無理か。文中では「蓬莱橋」を使う。


明治拾貳年架橋

江戸期には幕府は架橋も渡船も認めなかった。明治になると橋が架けられるようになる。



全長897.4m。「世界一長い木造歩道橋」として世界の記録を紹介する本に認定されている。番組では麦酒会社の名称を言っていたが、いつから企業名を言ってもよくなったのか。自分は言っても構わない。スタウトはギネスが好きである。


下流を望む(本流ではない)

河川敷の広大さに比べて水量が少ないが、上流には多数ダムが建設されている。


ど真ん中


下流を望む


島田大橋の向こうには…


fuji 富士山(3,776m)


上流を望む




島田市街地を望む


製紙工場が見える



橋を渡り終えて駿河国より遠江国に入る。


島台と言う展望台には木製の枠が


枠なし





河原に降りようと思ったが落ち葉などで足元が悪いのでやめる。




駿河側へ戻る


梅が咲き始めたか


山に巨大な「」の文字が

ここかな。









蓬莱橋を渡り遠江国より駿河国に入る。ちなみに渡橋料金(100円)は往復と確認している。




下から眺める









せっかく蓬莱橋を紹介したが、令和5年2月1日より2月25日まで、木製上部工の架け替え工事に伴い通行止めとなる。おいでの方は島田市のウェブサイト等で確認されたし。




飛行機が旋回する

静岡空港に着陸する航空機か。時刻表を見ると福岡発静岡行FL144便がある。



蓬莱橋をあとにする。


静岡県道381号 島田金谷線 大井川橋

昭和3年竣工の大井川橋。国道1号の橋梁だったが、バイパスの新大井川橋の方が国道1号となり、大井川橋は国道指定を解除されて県道になっている。東海道を歩いた時に大井川を渡ったのはこの橋、の歩道部分。大井川橋を渡り、もう一度駿河国より遠江国に入る。




大井川鐵道 大井川本線 新金谷駅 (静岡県島田市金谷東)

大井川を挟んで東海道島田宿と金谷宿があったが、東海道本線には島田駅と金谷駅がある。金谷駅から大井川本線に乗り換えて一駅、新金谷駅がある。蒸気機関車の走る路線。



大井川本線は、令和4年台風第15号(タラス)の接近により被災し、現在も家山-千頭間で運転見合わせ、バス代行輸送となっている。全線復旧の目途は立っていないそうだが、一日も早く復旧して賑わいが戻る事を願う。


側線には客車


左の箱の色はアニーとクララベル これまで令和5年1月26日撮影




大井川鐵道 大井川本線 急行〔かわね路1号〕 101列車 (新金谷)
これより平成30年7月23日撮影




オハ35 435の車内の様子


大井川鐵道 大井川本線 急行〔かわね路1号〕 101列車 (千頭)
これまで平成30年7月23日撮影


大井川鐵道 大井川本線 特急〔きかんしゃジェームス12号〕 7002列車 (抜里-川根温泉笹間渡)
これより令和元年8月31日撮影




大井川鐵道 大井川本線 特急〔きかんしゃトーマス14号〕 7004列車 (抜里-川根温泉笹間渡)


Series 24 までのデザインに限るな… これまで令和元年8月31日撮影

また大井川鐵道に乗りに来よう。新金谷をあとにする。国道1号島田金谷BPの大代ICより流入する。近くに新東名高速島田金谷ICもあり、お急ぎの方はそちらへ。再び新大井川橋を渡り遠江国より駿河国へ。島田金谷BPより藤枝BPに進む。以前は有料道路だったが、平成17年に無料開放されている。この道路は自動車専用道路。暫定2車線が続き流れはよくなかったが、4車線区間となると急に流れがスムースになった。藤枝BPから岡部BPに進む。ここからまた自動車専用道路ではない。交差点、信号機もある。岡部BPより静清BPに進む。一部、自動車専用道路の区間あり。立体化工事区間があり交差点、信号機がある。高架道路の建設が進む。静岡・清水市街地を抜ける。静清BPより富士由比BPに進む。まだ暫定2車線の区間があるが、バイパス道路が連続していて快適である。新富士川橋は有料だったが無料開放されている。道の駅に入り小休止。


道の駅 富士 (静岡県富士市五貫島) これより令和5年1月26日撮影


fuji 富士山(3,776m)

もちろん道の駅富士から富士山は見える。


37-76ナンバー

道の駅富士に駐車している車の中に自動車登録番号「37-76」の車両を発見。富士山ナンバーではない。静岡県内のナンバーではあった。



道の駅で昼食でもよかったが、気になっていたお店に行ってみる。新幹線に併行する富士由比BPの高架を走る。あまり出口がなくて行き過ぎた感じの富士東ICで流出する。国道139号に入るつもりが、「静岡」の文字を見て誤って再び富士東ICから国道1号富士由比BPに流入してしまう。またも新幹線との併行区間を走り、行ったり来たりで国道139号沿いのお店に到着した。


券売機

店内に入る。他にお客さんはいない。食べたいものは決まっているが、どれを押せばいいのかわからない。店員さんの手を煩わす。


花巻そば(320円) トッピング 桜えびかき揚げ(500円) 炊き込みご飯(120円)



店員さんに「海苔入れますか?」と聞かれてお願いした。券売機のボタンに「かけ・花巻」とあって何の事かわからなかったが、後日調べると、海苔を散らしたものを花巻そばと言うそうだ。知らなかった。


かき揚げはあつあつ♪

かき揚げはすぐにほぐれてゆく。あまり海老を感じない。桜えびは食べたかったので注文したが、他のメニューと比べると高い。まずは美味しかった。ごちそうさまでした。


スマル亭 東富士店 (静岡県富士市荒田島字代官町)



昼食を済ませて出発。国道139号を東でなく西へ。さわやかさんのハンバーグの美味しさに気付かせてくれた富士錦店前を通る。国道は右に折れて東名高速富士ICに向かうが、もちろん高速に向かわずに直進する。途中で左折して新幹線新富士駅の側を通り、国道1号富士由比BPに戻る。また新幹線と併行する区間を走る。富士東ICからは沼津BPとなる。ほとんどが地上で信号機あり。上石田ICで国道246号が分岐する。神奈川県へ御殿場経由で行くか、箱根峠経由で行くか。思案のしどころだが、御殿場から東は通った事があるので、今日はそのまま国道1号を行く。沼津BPから三島BPに進む。駿河国より伊豆国に入る。南二日町ICで4車線から2車線となる。藤枝BPの途中から三島BPの途中まで、70km以上4車線以上のバイパスが続いた。暫く行くと道路は箱根越えの山道となった。交通量は減り、登り坂のほとんどに登坂車線があってスムースに進む。箱根峠を越えて静岡県より神奈川県、伊豆国より相模国に入る。箱根新道の方が早いが、バイパスに入らず道の駅で小休止。




道の駅箱根峠 (神奈川県足柄下郡箱根町箱根)


芦ノ湖を望む


箱根 芦ノ湖遊覧船が行く





道の駅を出発。ここから箱根新道に行く事も出来るが、芦ノ湖へ坂を下ってゆく。駅伝の往路ゴール、復路スタート地点のある箱根町港、箱根関所、元箱根港と進む。箱根海賊船が停泊している。観光客も多い。湖畔を離れて登り坂となる。「国道1号最高地点874m」を通過。県境、国境の箱根峠より高いのか。箱根の山は天下の嶮である。箱根新道も曲線があったが、こちらの国道の方が古く、曲線が連続して坂を下ってゆく。こんな急勾配を駅伝選手は登り降りするのかと思う。


箱根登山鉄道の踏切で平面交差 (宮ノ下-小涌谷)

鉄道もスイッチバックがあるとはいえ、こんな急勾配をよく登り降りできるものだと思う。経路変更で通れなくなった函嶺洞門を見て、箱根湯本駅前を過ぎると山越えも終了だ。西湘BPに繋がる小田原箱根道路と言うバイパスがあるのだが、誤って現道を進んでしまう。駅伝コースはもういい。箱根口ICより西湘BPに入る。実に快適な自動車専用道路である。東京まで続いていたらと思うが、大磯東ICで自動車専用道路は終わる。一般道の国道134号となるが往復4車線あり悪くない。茅ヶ崎海岸ICより新湘南BPが利用出来るが、県道を経由して国道1号の現道に戻る。往復2車線で茅ケ崎市街地は渋滞している。有料でもバイパスを使うべきだったか。新湘南BPと合流する。通行料金を払えばもっと早く来れたが、まあいいでしょう。渋滞地点として聞き覚えのある戸塚区原宿の交差点はアンダーパスで立体交差となっていた。横浜新道に入ると車の流れはスムースとなる。相模国より武蔵国に入る。保土ケ谷から第三京浜に入り、多摩川を渡り神奈川県より東京都に入る。玉川ICで流出。さて都心へはどう行くか。カーナビゲーションは目黒通りを案内する。片側3車線の区間もあるが、車線の幅が異様に狭い。歩道寄りの車線には駐車車両がいるので走らない。どこを走っているかわからないが、都立大学駅、目黒駅と鉄道で場所を把握する。清正公前交差点よりまた国道1号に戻る。正面にライトアップされた東京タワーが見える。都心まで戻ってきた。首都高速を使わなくても何とかなったが、車線が狭かったのはいただけない。日本橋まで国道1号で向かうつもりだった。


JR東日本 東海道本線 東京駅《丸の内口》 (東京都千代田区丸の内)

右折する交差点を間違えて行幸通りに入る。国道1号に戻り、日本橋を通過して国道6号(国道4号ほか重複多数)を走る。ライトアップされた東京スカイツリーが見える。都内に入り都心に向かう時は渋滞がなかったが、都心から松戸へは渋滞が発生している。燃料警告灯が点滅している。目安のキロ数が表示されるが、急に減ったり増えたりする。50kmは走れるはずである。江戸川を渡り東京都より千葉県、武蔵国より下総国に入った。ガス欠する事なく給油してレンタカーを返却出来た。運転から解放され、かつやで麦酒を飲み食事をして帰宅した。 (おわり)

走行距離:634km
 給油量:36.36L レギュラーガソリン(単価158円)
  代金 :5,745円

御前埼灯台

2023-01-28 23:00:00 | ドライブ

御前埼灯台 (静岡県御前崎市御前崎)

令和5年1月25日水曜日。また静岡県に出掛けてきた。今回はレンタカーを利用。国道6号新葛飾橋で江戸川を渡り千葉県より東京都、下総国より武蔵国に入る。都内に入ると道路は朝のラッシュで渋滞している。日本橋を通過して国道1号に入るが、霞が関より首都高速に流入する。都心環状線より3号渋谷線に抜けて三軒茶屋で流出する。この辺りは原付で走っていて土地勘がある。国道246号は渋滞している。片側3車線あるが、左車線は駐車する車両、右車線は右折する車両がおり、真ん中の車線一択かなと思う。右折専用レーンを設けるスペースがないのだろう。瀬田から環八通りに入り、玉川ICより第三京浜道路に流入する。ここまでくれば大丈夫。渋滞もなくスムースに車は流れる。多摩川を渡り東京都より神奈川県へ。保土ケ谷PAで休憩。横浜新道に入る。武蔵国より相模国に入り、戸塚で有料道路は終わる。どこかで海沿いに出たい。適当なところで国道より県道に入ると駅伝で名前を聞く遊行寺坂だった。国道134号に突き当たり西へ。そのまま西湘BPに入る。海沿いの区間は気持ちいい。箱根口ICからは無料開放された箱根新道を行く。

山道で箱根峠を越え神奈川県より静岡県、相模国より伊豆国に入る。坂を下って三島市街地へ。先週と出発時刻は同じ頃だが、三島到着は車よりも鉄道で来る方が早かった。高速道路ばかり使えば車も早いだろうが高速料金がかさむ。鉄道も新幹線を使えば特急料金がかさむ。三島からは国道1号は往復4車線以上で走りやすい。伊豆国より駿河国に入る。静岡で国道1号静清BPを離れて海沿いの県道へ。用宗駅前を通る。海に張り出した箇所もある県道を走る。幅員は狭くて線形は良くないが、海の見える様は絶景である。焼津の街を通る。お魚もいいが今日は食べない。国道を少し経由して、大井川に架かる県道の大平橋を渡り駿河国より遠江国に入る。大平橋は大井川で最も下流に架けられた橋である。後は国道150号で御前崎を目指す。バス旅の乗り継ぎで通るような町だが、東名高速より南のこの辺りは初めて通る。国道沿いに自転車道が整備されているのは駿遠線の廃線跡だろうか。国道より県道に入る。急に往復4車線の道路に出る。御前崎港と言う重要港湾がある。港を過ぎて道路は往復2車線となり、灯台下の駐車場に到着した。




海岸線を望む


灯台参観休止中

御前埼灯台は登る事の出来る灯台の一つだが、参観中止となっている。ちなみに料金は300円。国内16の灯台で登れ、3年前に都井岬灯台に登った。それでは灯台の側から海を眺めてみる。










国指定需要文化財(建造物) 御前埼灯台

静岡県の最南端、駿河湾と遠州灘を隔てる御前崎の突端部の岬に建つ御前埼灯台は、明治7年(1874)5月1日に初点灯した灯台で、幕末から明治前半にかけて日本各地の灯台の建設を主導した、英国人技師のリチャード・ヘンリー・ブラントンの指導監督によって建設されました。その後、灯器を更新しながら使い続けられ、現在も現役の灯台として使用され続けています。御前埼灯台は、日本の近代海上交通史や灯台建築史上において非常に重要であることから、令和3年(2021)8月2日付で同時期に建てられた旧官舎、附指定の旧回転機械分銅自動巻揚装置(昭和25年製)とともに、御前崎市初の国指定重要文化財に指定されています。 御前崎市教育委員会 (説明板より)

地名の御前市と御前灯台とで「」と「」の二つの文字が出てくるが、陸軍陸地測量部→国土地理院の地図では「」を用い、海軍水路部→海上保安庁海洋情報部の海図では「」を用いる。灯台は海保の管轄だから御前灯台という事か。





伊豆半島にある石廊埼灯台(静岡県賀茂郡南伊豆町石廊崎)よりも御前埼灯台の方が南にある。離島を含めると神子元島灯台(静岡県下田市)のある神子元島が静岡県最南端である。




海岸近くに降りてみる

但し、波風が強く、波しぶきを浴びそうなのでこれ以上は近付かない。














市営駐車場は無料

それでは御前埼をあとにする。


県道より富士山を駿河湾越しに望む

車を停めて富嶽を眺める。


fuji 富士山(3,776m)

御前崎港から伸びる高規格な道路を走る。金谷御前崎連絡道路に入る。国道150号・国道473号のバイパス道路で、自動車専用道路ではないが、出入口としてインターチェンジが設けられている。往復4車線の計画で暫定2車線。途中の牧之原ICでは東名高速相良牧之原ICと接続。現在は倉沢ICまでの開通。そのまま出口で流出する。


空港入口東交差点 (静岡県島田市)

牧之原台地には茶畑や製茶店が見られる。さて、倉沢ICを出て真っ直ぐ行くと静岡空港に至る。今日は航空機を利用しないが立ち寄ってみる。


駐車場から海が見える

空港の外れに無料駐車場があり、車を停める。空港は牧之原台地の上にある。御前埼より強風になった気がする。天気がいいので写真では温かそうに見えるが、実際には寒い。



ターミナルに近い有料駐車場は最初の60分無料だった。こちらに停めればよかった。


静岡空港 FSZ RJNS (静岡県牧之原市坂口)



国内線が札幌(新千歳 CTS RJCC・丘珠 OCD RJCO)、沖縄(那覇 OKA ROAH)、出雲 IZO RJOC、福岡 FUK RJFF、北九州 KKJ RJFR、熊本 KMJ RJFT、鹿児島 KOJ RJFK。国際線が杭州 HGH ZSHC、台北(桃園 TPE RCTP)、上海(浦東 PVG ZSPD)、寧波 NGB ZSNB、南昌 KHN ZSCN、煙台 YNT ZSYT、北京(大興 PKX ZBAD)、ソウル(仁川 ICN RKSI)、西安 XIY ZLXY、温州 WNZ ZSWZの各都市。但し国際線については欠航している。


国際線到着口

3年前からすべての便が欠航。




全日本空輸(ANA)NH)のカウンター

時刻表を見ると全日空さんは年末年始しか運航していない。


フジドリームエアラインズ(FDA)JH)のカウンター

今はFDAさん1社の便が静岡空港を発着しているのか。1階にはチェックインカンター、到着ロビーの他、セブン-イレブンの店舗がある。出発は2階へ。


2階には土産物店にフードコート

営業していない店舗もある。


国内線出発口


3階、展望デッキに出てみた

空港は牧之原市と島田市の二つの市に跨る。


fuji 富士山(3,776m)

滑走路越しに富嶽を望む。


フジドリームエアラインズ(FDA)JH117便 [ERJ-175] JA08FJ(静岡空港)

FDAさんの便はまだ利用した事がない。さて3階にはレストランがあり海鮮が美味しそうである。しかし静岡県に来ているという事はあのお店に行く予定である。


富士山静岡空港」の愛称


遠くの無料駐車場に戻ろう…







ちなみに空港の下を新幹線のトンネルが通っている。もう一箇所寄りたいところがあるが、風も強いし明日訪れる事にして今日の宿に向かう。倉沢ICから高規格な金谷御前崎連絡道路に入る。六本松ICで流出して菊川駅方面に進む。県道は牧之原台地からの下り坂が続く。下の平地に降りると東海道本線に沿って進む。駅近くまで来た。この辺りのホテルに二度泊まった事がある。今日は旅行サイトでは空いていなかった。車で来ていて鉄道利用ではないので、駅近くの宿でなくてもいい。旅行サイトで口コミのよいホテルがあり予約している。東名高速菊川ICにほど近い。セブン-イレブンで買い物をしてホテルの駐車場に到着。平面で無料である。


ホテル玄 菊川 (静岡県菊川市加茂)

旅行サイトからの予約で1泊(朝食無料)5,300円。そこからポイントを使い100円引き。


客室の様子

写真の焦点が合っていない。画像は小さめで。


テレビは地上波と衛星波が映る




炭焼きレストラン さわやか 菊川本店 (静岡県菊川市加茂)

ホテルから1kmほどのこちらのお店に歩いて来た。



先週の金曜日に続いてさわやかさんである。これまで利用した富士錦店、函南店では席に案内されるまで長くはないが待ち時間があった。しかし今日は待ち時間なく席に案内される。


beer ザ・プレミアム・モルツ 生中ジョッキ(572円)

まだ外は明るいけど、まあいいでしょう。運転から解放されて飲む麦酒。実に旨い。


店内の様子

まだまだ空席があります。混雑する店内しか見てないので新鮮な気がする。待たずに入れるって素晴らしい。午後5時を過ぎるとお客さんが増えてきた。


料理が運ばれてきた♪

空いているから提供されるまでの時間も早い。


よくばりコンビ(902円)

ハンバーグと鶏の両方が楽しめるメニューを注文。


Aセット(462円)

ライスまたはパン、コーヒーまたは紅茶(ホットまたはアイス)が選べる。パンとコーヒーを選択。ホットコーヒーはおかわり自由。


ハンバーグ125g

やっぱり旨い。今日は一個だけかと思うと余計に旨い。


国産鶏110g

鶏も美味しいけど、全部ハンバーグにした方がよかったかな。どこの店舗も店員さんの接客はいい。コーヒーをもう一杯もらう。今日も美味しかった。ごちそうさまでした。会計時に飴ちゃんをもらって店を出る。



店内に張り紙があったが、2月1日より7月4日まで新築工事のため休業となる。ここは菊川本店はさわやか創業の店なのだそう。最初は御前埼灯台に向かう途中で通った榛原郡吉田町の店舗で昼食のつもりだったけど、菊川のホテルから歩ける場所に店舗を見つけ、麦酒も飲めるので菊川本店にやって来た。来るまで知らなかったが創業の店で食事が出来てよかった。これで駿河、伊豆、遠江三国のさわやかさんを訪れた。



セブン-イレブンでアイスと缶コーヒーを買ってホテルに戻る。日も落ちてより寒くなってきた。


静岡では昨日初雪

寒いはずである。この冬一番の寒波が来ている。


伊藤さんの天気を見て…

広島のニュースでお見掛けした事があるかな。


他の方々は知らない人ばかり… 


いずれも令和5年1月25日撮影

大体地方に行くと知らない人ばかりである。沖縄でテレビをつけると結野さんが出ていたが。今日はしゅと犬くんもラッカ星人も見られない。テレビで動画サイトは見られないので衛星放送を見ていたが、朝からの運転で疲れてウトウトする。就寝する。 (つづく)