翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

今日は添削の日

2005年02月11日 | 教室
今日から連休。
しかし、私は添削しています。
平日は翻訳の仕事でうまっているので休日に添削をあてています。
答案が返ってくるのを待っている生徒さんの気持ちを思うと、1日でも早く仕上げようとがんばってしまいます。

でも、少しアクセルをゆるめなければ。
今から飛ばしていると<怒涛の春>を乗り切れませんから。

ところで、
自由業=不自由業とはよく言ったものです。
特に駆け出しの頃は、チケットを買っていても仕事を優先してチケットを人にあげたり、無駄にしたこともあります。
また、外出する寸前に電話がかかり、外出を急遽取りやめたこともありました。
仕事を断ればよいのに、その頃は断るのが怖くて自分のスケジュールを犠牲にしていました。

その後いろいろな経験をしてから、今では無理のない範囲で仕事を請けることにしています。
まだ甘いですか???

星の神秘

2005年02月10日 | 歴史
太古の昔から、星占いで政を決めたり、危険を予知していたことはご存知のところだと思います。
昨年亡くなったアメリカのレーガン元大統領はナンシー夫人の星占いによって行動していた?ことでも有名でした。これは当時、ワシントンのスターウォーズと呼ばれたそうです。

危険を予知する占いとしては古代ローマのシーザー暗殺が有名ですね。
シェークスピアのジュリアス・シーザー(第1幕)によれば、
街頭に立つシーザーに対して群集の中から一人の男(占い師)がこう叫びます。
"Beware the ides of March!"=「3月15日にご用心あれ!」
これを聞いたシーザーは、予定していた元老院への出席を一時はやめようとしますが、思い直して出向き暗殺されてしまいます。
これは、シェークスピアだけでなく、プルタークの英雄伝にも記述され史実とされています。

占星術は、神秘的な宇宙の法則に基づくもので、天体の動きから人間に与えられた運命との相関関係を発見し、それによって未来を予測する体験的科学と言えるのではないでしょうか。
地球から天体の運行をみて毎日変化する星と月の相関の位置を特定して、その日の出来事を記録し、集積していく統計的思考なのです。
この数千年にわたる経験則は、現代の科学でも解明できないまま、私たちの生活にとけこんで生き続けているのです。まさに星の神秘ですね!

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トロイの木馬

2005年02月09日 | 歴史
昨年、ブラピの映画「トロイ」を(DVDで)見ました。
トロイの木馬(今はウィルスの方が有名かも)が忠実に再現されているというので。
トロイ戦争は、ホメロスの「イーリアス」と「オデュッセイ」とう長編抒情詩の題材としても有名です。

そこにはパリスというトロイの王子が出てくるのですが、
これは「パリスの審判(The Judgment of Paris)」で有名ですね!
ゼウスから最も美しい女神の審判を命じられ、「世界一の美女を与えよう」と約束したアフロディテを選びます。そして当時の世界一の美女であるスパルタの王妃ヘレネを連れ去ったことから戦争が始まるのです。

ルーベンスをはじめ、たくさんの画家が「パリスの審判」をモチーフに絵を描いていますが、コーニンクスローの絵も好きです。美術館に行ったら是非探してみて下さい。

添削秘話?-その2

2005年02月08日 | 英語・翻訳
通信は、外に出ないで学習できるのが強みです。
「通学と通信、どっちがいい?」と聞かれれば
迷わず「可能なら通学!」と答えるのですが
状況によっては通信も便利ですね。
(通学と通信についてはHP「雑記帳」参照)

昔(笑)、添削をしていたとき、
答案の最後に
「もうすぐ赤ちゃんが生まれます。答案が返ってくる頃にはママになっています。」
と書いて下さった生徒さんがいました。

感動しました!
向学心というか、勉強に対する熱意というか、とにかく感動しました。
名前も居住地も覚えていませんが、お元気でしょうか?

円卓の騎士

2005年02月07日 | 歴史
先月の授業で裁判制度の説明をした際に、今は円卓形式もあると話しました。
そこで質問は「円卓の騎士って何?」

「アーサー王・・・」。正解!
私の授業では突然関係のない質問が飛ぶこともあります(^^)

アーサー王は、中学の頃(英語で)読みました。
魔法使いマーリン、宝剣エクスカリバー、ランスロット・・・
英語が好きになったきっかけかもしれません。

アーサー王物語は「トリスタンとイゾルデ」にも結びつくところがまたスゴイ。
      (ワーグナーのオペラで有名!)

そう言えば、最近、新聞でKing ArthurのDVDの宣伝していますね。
映画が封切られたときに見に行こうかなと思っても、
現実は甘くなく時間が出来た頃にはもう映画は終わっていて
結局レンタルに落ち着くことが多いのです。

添削秘話?

2005年02月04日 | 教室
翻訳教師としてのキャリアは通信添削から始まりました。
98年頃の通信は紙面で提出し、赤を入れて返却するという方法。
細かく丁寧に赤を入れていたこともあって、利き手が動かなくなりました。
つまり「腱鞘炎」です。

整形外科に行こうと思ったのですが、長時間待つことを考えるとダメ。
そこで、接骨院に行き、電気療法?をちょっと続けました。
さらに添木を中指に固定。
これじゃ赤ペンどころではなくキーボードも打てない!

打開策は・・・
力を抜くこと。ペンもキーボードも。
そして途中で休憩時間をいれること。
これで随分改善されました。

力を抜く、ということはいろいろな面で役立つと思います。
何事も力みすぎるとかえってミスがでたり、コケたりしますから。

添削の話に戻りますが、
赤ペンを入れた答案ってぬくもりが感じられて
個人的には今でも好きです。

翻訳者とチョコレート

2005年02月03日 | 英語・翻訳
チョコレートは翻訳者の必須アイテムです(私だけかも?)
脳が疲れてくると甘いものが欲しくなりますよね。
甘味にはいろいろありますが、
チョコレートはポイッと口に放り込むことができ、
しかもすぐ溶けるので脳にすぐ効きそうな気がするのです。

と、言う訳で冷蔵庫にはいつもチョコが入っています。
「高ポリフェノール」をうたったチョコをはじめ、何種類か常に冷蔵庫に。

翻訳学校の講師をしていたとき、バレンタインに生徒さんから
チョコをもらったことがありました。
講師控室では男の先生から「何で先生がもらうんですか!?」と言われましたが(^^)

はじめまして

2005年02月02日 | ブログ
はじめまして。
ブログのタイトルをどうするか非常に悩みました。
最初はレンブラント風に「翻訳者の光と影」。
でも、何だか意味深でやめました。
結局、ルソーの「孤独な哲学者の夢想」から連想して
「翻訳者の散歩道」に落ち着きました(何のこっちゃ!?)
翻訳についてはHPに譲り、ここでは、気の向くままベースです。
よろしくお願いいたします。

ところで
今、ものすごい花粉症で悩んでいます。
どこか花粉の飛んでいない場所へ避難したいと思っていますが、
現実には難しく、ひたすら薬を飲んで耐えています。
外出するときは帽子、マスク、メガネの3点セット装備。
早く、花粉の季節が終わらないかばかり願っています。
でも、まだ始まったばかりですよね。