翻訳者の散歩道

  ☆ 法律翻訳者の思考のあれこれ ☆
(「翻訳者になりたい人のためのブログ」を統合し「第ⅡBlog〇〇編」と表記)

創作訳にご注意(続)

2008年11月26日 | 英語・翻訳
先日、創作訳の記事を書きましたが、
駆け出しの頃、
原稿に、よく知っている分野に関連する記述があり
それが少々「?」と思えた箇所があったので
英文にするときに、頭の中で”正しい”記述に変更してしまったことがあったような。。。^_^;

もちろん、当時は、"正しい"ことをしたと思っても
お客さまから、「原文と違う」という指摘を受けるのは必定、
が~~ん!

そう、翻訳者の「範」を超えてしまってはいけません(~_~)
翻訳者は、感情移入や独自の価値判断をしないように注意しないと。。。

ここでちょっとそれますが、
 日本企業があまりに劣位におかれていると
 つい、感情移入しがちですから、自重せねばなりません。^_^;


今なら、そのまま英文にして、注をつけると思います。
駆け出しの頃は、伝家の宝刀である「注」の付け方もよく知らず、ありゃー。

もっとも、こういった出来事(if any)はすべて肥やしにして、
今は、生徒さんには優しく優しく!!「こんな注はいらない」「ここは付けなければダメ」と指導しています。



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