シャーロック

ＢＳプレミアで３話形式で放送された、「シャーロック」というのが面白かった。
僕は、ＢＢＣのジェレミーブレッドさん主演の「シャーロックホームズ」で、映像化は完成されたと思っているので、ロバート・ダウニー・ジュニアの映画も違和感しか感じなかったんだけど、これは意外だった。
なにしろ、設定が現代と言うのが面白い。
ワトソンがインドではなく、アフガニスタン帰り。というところから始まる。
推理や観察眼は、原作に通じる物があるし、いろんなエッセンスが現代に置き換えられているのもいい。
たとえば、二人が移動に使うのは主にタクシー。
これは原作では、馬車を使っていた事をアレンジした物だと言うのはすぐに判るし、原作では、ワトソンが出版でホームズの事を書いていたのに対し、このドラマではブログになったりとなかなか工夫されてる。
タクシーの中で、推理の説明をしたり、互いの意見を交換したりするシーンは、原作そのもの。

そして、ただ、現代にした、と言うだけではなく、携帯にメールが来ると、携帯のわきに字幕が出て、メールの内容が表示されたり（これって日本版だけなのかな？）、ホームズが観察すると、対象物に文字で「新しい」とか「濡れてる」とかの文字が出たり、映像が斬新。
ホームズが直近の天気を、スマートフォンで調べたりとか、なかなか工夫がされてます。

ただ、この３話と言うのが問題で、3話の終わり方が「ええ！？　これで終わり！？」という終わり方なので、絶対続編（次シリーズ）があるしか思えない。
続きが気になってしょうがない。