goo blog サービス終了のお知らせ 

読書三昧

本は一冊一冊がワンダーランド。良い本との出会いは一期一会。そんな出会いを綴ります。

日本の敗因 歴史に勝つために学ぶ

2022年04月11日 10時13分58秒 | ■読む

小室直樹著、講談社+α文庫刊
小室さんの著作は独特の文体で、空の高みから「訓垂れる」感じですが、論旨が明快で、却ってさわやかさえ感じます。
最初に読んだ著作を忘れましたが、近年では「日本人のための資本主義原論」、「硫黄島 栗林忠通大将の教訓」、「経済思想ゼミナール 経済学をめぐる巨匠たち」、「日本人のための宗教原論 あなたを宗教はどう助けてくれるのか」を読みました。

本書では、日本が戦った戦争を辿り、多くの問題点を指摘し、どうすべきであったかを述べています。
また、日露戦争での失敗が、敗戦の遠因となっていることを、例を挙げて何度も示しています。

更に、戦後の日本には、その遠因が温存されており、戦後の成功と失敗に結び付いていると指摘し、処方箋を提示しています。

やや放談気味ですが、納得する点が多い著作でした。
-------------
○小室直樹 
-------------
評価は4です。

※壁紙専用の別ブログを公開しています。
カメラまかせ 成り行きまかせ  〇カメラまかせ 成り行きまかせその2


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« AVA エヴァ | トップ | 王室弁護士マーサ・コステロ ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

■読む」カテゴリの最新記事