
大沢在昌著、文藝春秋刊
大沢さんの最新刊で、魔女シリーズの4作目を読みました。
相変わらずテンポの良い会話主体の流れで、最後まで楽しく読めました。
大沢さんのシリーズものは、対応すべき事件が生じて、それに対処する展開が多い様に思います。
本作は、主人公の「魔女」の特異な経歴故に、主人公に固有の出来事が降り掛かってきます。
それにどの様に対応するか、そして、謎をどの様に解決して行くのかは、他の大沢作品と共通ですが、本作では、「魔女」の苦しみ深い感情の行方が迫ってきました。
------------
○大沢在昌
------------
評価は4です。
※壁紙専用の別ブログを公開しています。
〇カメラまかせ 成り行きまかせ 〇カメラまかせ 成り行きまかせその2
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます