ようこそ
二カ月ほど前から奥歯が少し痛んでいたが、辛抱できる範囲の事だったので、だましだまし生活をしていた。
よく考えてみると普段は人には「早期発見、早期治療」を勧めている私が、辛抱して歯医者に行かないことに違和感を感じた為に、掛かりつけの歯医者を一昨日に受診した。
レントゲンの結果は、左上の奥の親不知が虫歯になっていて、ぐらついていたのだ。初診にも関わらず「早速に抜歯しましょう」と言う事で、塗り薬の麻酔薬と内外から2本の麻酔の注射を打った。「少し痛みますが」と説明を受けたが、そこは過去に大きな手術を何度も経験しているの私の事で、不安は無かった。
麻酔の効果に数分待って、いよいよ抜歯の開始である。ゴリゴリ、ギュギュ、バリバリと治療の音が聞こえる。経過時間は分からないが、「抜けにくいなぁ」と先生の独り言が聞こえる。悪戦苦闘の末にギリギリと言う音と共に無事に成功。
しかし、口の中は血だらけである。吸引器で取り出しながら、ガーゼを当ててもらい終了。
ガンの治療は増えたとは言え、虫歯の治療に比べれば、数は少ない。抜歯の経験者多いと思うので、痛さと恐怖は理解していただける思うが、ガンの治療は経験者しか分からない恐怖がある。
自慢話ではないが、私の様に何度もガンの体験や手術、抗がん剤治療を体験した者からすれば、抜歯はかすり傷程度の事の様に感じられる。経験とは恐ろしいものである。
そして、帰り際に「以前に抜歯した歯の根っこが残っているので、これも次回に抜しましょう」との事で、今回の傷跡の様子によって、日にちを決める事になった。
そして、翌日に、前日の抜歯の傷口の回復状態を確認してもらう為に引き続き受診。なんと、「傷口は完全に塞がり、回復していますので、本日も別の一か所の抜歯をしましょう」と言う事になった。早いのはありがたいのだが、前日に引き続き抜歯する事になった。初めての経験である。
結局、前日と同じように麻酔を使い、同じようにギリギリ、ゴリゴリが始まった。これも無事に完了二日続けての抜歯となった。お陰で「もう、自分の歯が無くなってしまった」
「たかが虫歯、されど虫歯」いずれにしても治療は痛いし怖いし大変です。
明日は、その後の検査日と決まり、受診する事になっている。
コロナも少し落ち着いたように感じられるが、引き続き気を付けましょう。
では又ね
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