ようこそ
私の闘病生活も最初の膀胱ガン手術から4年目を迎えようとしている。今では当時、膀胱ガン、前立腺ガン、悪性胸膜中皮腫と3箇所のガンを患い、4度の手術と12度の抗がん剤治療を受けたとは思えない位に回復し、元気に仕事に勤しんでいる。
最近は仕事も忙しく社員の皆さんも少しお疲れ気味の様だが、私は至って元気だ人手不足も有り、最近は妻も毎日応援に駆け付け、夫婦で納品に出かける日々を送っている。ありがたい事である。
とは言えガン患者である事に違いはない。先日は社内で仕事中にストーマが外れて、おしっこが漏れて下着やズボンを濡らしてしまった。たまたま社内であったので、直ぐに交換して事無きを得たが、外出時であれば大変である。そんな事もあり、常に予備を持ち歩き会社と家にはストーマの予備を備えている。
こんな時は、改めて身体の不具合を思い知らされる。これが身体障害4級の実態であるそれから、中皮腫の肺の手術で肋骨を切り取っているので、右肩が下がり常に右胸に痺れを感じる。右腕の重さが怠さを感じさせるそうだ。一時は三角巾で右腕を吊っていた事もあったが、大袈裟に見えるので、今は付けていないが本当は付けていると楽である。これも生涯治る事のない後遺症だ。
幸い最近は忙しい事も有り、それらを忘れる位に意欲的に頑張っているが、色々なガン患者の話を聞くたびに、本当に運がよく奇跡的とも思える日々を送っている。3月と4月には、少し大がかりな精密検査が予定されているが、自分の身体であるので、体調は自分が一番よく理解している。一か月ほど、むかつきが有り食欲が落ちて、少し体重が減ったが、今の体重が一番合っているように感じる。
仕事中心の毎日だが、多くの人にも頼られて、私は幸せ者だと思っている。これも周りの関係する人々のお陰と感謝している。仕事は、悩みでもあり楽しみでもある。これが元気の源かも知れないと思っている。
今日もこれから東西南北に料理の納品に出かける予定だ。忙しい一日になりそうだ。午後からは妻も応援に駆け付ける予定だ。仕事柄、社員の皆さんは朝が早いので、夜の仕事は私達夫婦が担当している。少しでも社員の皆さんが早く退社出来る様にとの思いからだ、
幸い最近は、同居している義母も元気を取り戻し、自分の事は自分で出来るまでに回復してくれた。これで妻も家を留守にしても大丈夫だ。隣に住む長男の嫁にもお願いしているので、様子を見に来てくれるので安心している。
日に日に日も長くなり、もう少しで春を迎える。「頑張らねば」と思う今日この頃である。
では又ね
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