人生の謎学

―― あるいは、瞑想と世界

『平家物語』について

2008-06-30 08:58:11 | 日本文学
■『平家物語』について、基本的なことがらをまとめてみました。
「盛者必衰の理」をその叙述の基調として貫く「無常の思い」にみちた「あわれの文学」は、稀有の深い哀感をにじませています。
因果応報の仏教思想に同調する、名高い〈祇園精舎〉の序章は、人生無常の実相を象徴的に叙述していますが、これはおそらく現代においても通用する普遍性を有しています。

〈『平家物語』について_1〉

〈『平家物語』について_2〉

〈『平家物語』について_3〉

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