人生の謎学

―― あるいは、瞑想と世界

正岡子規

2008-07-12 00:06:31 | 日本文学
■明治二十二年五月九日夜から、一週間にわたり喀血し、肺結核と診断された正岡子規は、医師に余命十年といわれ、次のような句を詠みました。

――卯の花の散るまで鳴くか子規

血を吐くまで鳴くといわれる鳥、子規に自分を重ねたのです。

この年、子規は同窓生の夏目金之助と出会っています。二人の交流は、漱石がイギリス留学中の一九〇二年、子規が脊髄カリエスで没するまでつづくこととなります。

〈正岡子規〉_1

〈正岡子規〉_2

〈正岡子規〉_3

〈正岡子規〉_4




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