Marisapo.net | 横浜F-マリノスサポーターブログ

マリノスの記事を中心に、映画や雑感、お知らせなどを掲載。

佐藤美希さんから思う、Jリーグの問題

2015-04-23 20:24:16 | Jリーグ

Jリーグマネージャーというものをご存知だろうか。Jリーグが身近な方も確認をお願いしたい。
それは、「Jリーグ特命PR部」(Wikipedia)というネットユーザーを対象にした、
広報活動という事である。その部長がいて、マネージャーという立ち位置である。

私は誠に勝手ながら、サッカー部というかJリーグ選手のマネージャー 的な意味と思っていたが、
どうも最初はそうではないようである。
というのも、部長の木下優樹菜さん就任(2010年)やその後の活動を記憶されていたとしても、
今となっては足立梨花さんの女子マネージャーの活躍の方がインパクトがあった。

そこで今回の佐藤美希さんの件である。
彼女は浦和対マリノスの試合で、浦和のユニを着て勝利を喜んだ旨がネット上に流れた。
前任の足立梨花さんは、中立を頑なに守っていたのとは、明らかにスタンスが違う。
それは、どういう事だ?と負けた悔しさを直接彼女にぶつけたわけではあるまいが、
影響を否定出来るものではなかったのではないか。
ただ、ここで浦和やマリノスではなく、他チームが様々な意見や批判を述べる事で、
件が事件になりそうであり、実際なってしまっているのかもしれない。 
現に「炎上」の文字も見かける。

足立梨花さんと、二度ほど、1分とかその程度お話しさせて頂いた事がある。
先入観としては、正直顔が好みであるとかそういう事はなかったが、
柏サポーターから聞いた印象が良かったので、時を見て話しかけさせて頂いたのである。
スマートな笑顔と言葉遣いに、素敵な女性だと関心しました。
ホリプロスカウトキャラバンのグランプリは伊達ではないと思いました。

しかし、佐藤美希さんも同賞を受賞されております。
ここで彼女に駄目出しをするつもりはありません。
と言うのも、私の知る特にJリーグに興味のない一般的な女性像と言えるからです。

ここで浮き上がって来るのが、彼女はどういう仕事だと聞いて受けたのかです。

現在のJリーグと特命PR部を調べてみます。
先日、J'sGoalのサイトが無くなり、Jリーグのサイトが統一されました。
そしてこの中からJリーグの活動の中でJリーグ特命PR部の項目を見つける事は出来ませんでした。
見つかったのは2010年のリリースのみ。
そして、部長はおらず、足立梨花さんの後任のマネージャーだけが決まったのです。
マネージャーとして頑張ろうとした佐藤美希さんをバックアップしようとしている様には、
今回の件も含めて思えません。
彼女がJリーグやサポーターの心理を分析、調査をしていれば、
というのは身近にそういう人がいなければ、 難解であると思います。

私がマリノスサポーターであるから、彼女を批判する事は簡単です。
相手サポーターの事も考えないのはマネージャーではない、と。

一方で、そういう「怖い」事を言うのは、一般のファンを減らすと警鐘を鳴らす人もいます。
しかしそれも違うでしょう。

社会的な一般論として、常々思う事があります。
未知の世界に足を踏み入れる時に必要なのは事前情報の調査や空気を読む事です。
つまり、前任者はどうだったのか、付き合う事になる人はどういう人なのか、という事。
それがわからないのであれば、様子を窺いながら、行動する。
これらが面倒臭いというのであれば、傷ついて学ぶしかない。
彼女がこういった波風を立てない手段を知らなかったとしても、私は非常識とは思わない。
若さ故というのは余り好きな言葉ではないが。 

その上で、一番の問題はJリーグだろう。

ここで想起されるのは2シーズン制だ。
あれよあれよと言う間に勝手に決めようとして、猛反発を食らった。
そしてその後に、説明をしたという。
結局この説明にサポーターは納得したかは微妙な所だが、 
2シーズン制は施行された。

内部では色々な事情があるだろうし、必死に考え、努力されていると信じています。
しかし、今回の件でJリーグのマイナスイメージのPRをしてしまった。
例えば、事前に「今期のマネージャーは、ホームチームの応援をします。全チームに伺います!」と、
広報されていれば、マリノスサポーターもこれ程怒らなかっただろう。
例え怒る人がいたとしてもフェアーであるから、面白味になったかもしれない。

つまりJリーグの準備不足は否めないのだ。
それはWebサイトにコンテンツの掲載がない事からもわかる。
本来であれば、彼女自身の謝罪は形だけでいい。真っ正面から矢面に立つ必要もない。
むしろ、Jリーグの方が、この若い女性を守るべきだろう。 
彼女のマネージャー就任当初、Jリーグやサッカーやサポーターというものの知識があるのかどうか確認をし、
補い、サポートしてあげるのが役目の筈だ。
PR下手なJリーグなのだから、こういった人材を上手く育て上げるぐらいしなければならないと思う。

今度、彼女はマリノスのホーム試合にマリユニを着て来るとか。
Jリーグに言ってもこの記事の内容は通じないと思うので、今は陰ながら彼女の頑張りを応援する。 


天皇杯で起きるジャイアントキリング

2014-08-23 00:16:36 | Jリーグ

例の漫画の話しではなく、何故、ジャイアントキリングは起きるのか?という話しである。

Jリーグの現在上位を走るチームが負け、我がマリノスも負けた。

ジャイアントキリングとは、大物食い。
つまり、通常の試合で10回やれば、2~3回しか勝てない劣勢に関わらず、
それを実現する事をいう。
全体的な状況として、格下チームと対戦チーム以外のサポーターは、
このジャイアントキリングを望む傾向がある。

しかし、格上のチームにとってかなり難しい状況だ。
想像をしてみて欲しい。例えばの話しだ。
三年の経験がある貴方がいる。相手はほぼ初心者だ。
貴方は相手をよく知らないが、相手は貴方をよく知っている。
貴方はどう相手に対して対策をしますか?

どう難しいかと言うと、普通にやれば勝てる相手と思っていても、
相手を知らない恐怖というものは生じる。
相手の反応に即座に完璧な対応が出来れば、負けるわけがない。
また、技量の差が、圧倒的であれば、負けるわけがない。
だが、対策を練ってくるのは相手であって、貴方ではない。
何故か。
格上は他にも様々な都合を抱えているからだ。
それはどういう事かと言えば、格上であればより厳しいスケジュールや、
条件が求められてくる。日程、資金、その他もろもろ。
また最も大きいのは、格下は格上に勝てば名声が得られるが、
格上は格下に勝っても得られるものは、ほぼない。

闘志に差があって当然である。

サッカーは精神的な部分がかなりを占める。
それはよく、勢いなどに象徴されている。

だから、天皇杯でジャイアントキリングが今年の様に起こっても、
ある意味仕方ない、のかもしれない。
それでも、これは日本サッカー界の問題を孕んでいると思う。

Jリーグはいつも戦国時代。
強いチーム!と思ったチームが翌年は、残留争いをしていたりする。
これは応援するチームがある人にとっては面白いのかもしれない。
だが、ライト層にとっては、ハードルが高い。
サッカー先進国でもそうであるし、我が国のプロ野球でもそうだが、
強いチームというのはある程度決まっていて、伝統がある。
それが度々崩れるのでは、面白さはない。

マリノスより明らかに上だと思うチームは、持論では鹿島である。
しかし、早々に天皇杯で負けた。

歴然とした力の差を持つ人気チームというものが、
今のJリーグには必要なのではないか?と思う。
団栗の背比べで切磋琢磨もいいが、
世界で勝つ為には護送船団方式では無理ではないのか?
ACLの成果をご存知なら理解される方もいらっしゃると思う。

それは決して日本人、日本の文化や精神に沿わないとも思わない。 


無観客試合より良い選択は?

2014-03-14 17:25:13 | Jリーグ

Jリーグ初の無観客試合が行われる事が決まった。

俺としては、日本代表の北朝鮮戦の記憶があるだけで、

海の向こうの言葉に思える。

 

さて、事の発端は、浦和のゴール裏コンコースに掲示されていた「Japanese Only」の文字。

japanese とは、日本人、日本語という意味がある。

そして誰に向けての言葉かでも捉え方は変わってくる。

結果を出すか疑問のある李忠成への中傷だとか、相手チーム選手の批判しようという呼びかけじゃないかだとか、

俺の周囲では、様々な憶測が飛んだ。

しかし、浦和側の発表では、「浦和のゴール裏に外人が増えてきて、統率が取りにくくなったから。」という理由で、

日本人のみという排他的な意味であり、これは人種差別になるという事で、厳罰になった。

浦和側の今までの馴れ合い的な対応を何度か目にしてきたが、横断幕、ゲーフラなどの掲出禁止というのは、

クラブチームとして思い切った判断ではあると思う。

当事者の無期限入場禁止は普遍的な判断である。

浦和の判断で間違ったのは、ゲーム中すぐに取り外さなかった事である。その後の対応については、

納得の範囲内ではある。無論、今後は即座に厳正に対処する事が約束されての話しだが。

 

さて、今回俺が抱く違和感は、Jリーグ側の判断での無観客試合である。

浦和の損失として、1億円だという。これは額として適当かは別として仕方ない。

だが、浦和にしたってフットボールはゴール裏が全てではない。

更に言えば、相手の清水のサポーターにとってはいい迷惑である。

試合のチケットはもちろん、宿や新幹線などのチケットが全て無駄になりかねない。

無観客試合は、誰も得をしない。むしろ、無関係な人たちまで損をする。

方法として本当にこれは正しいのだろうか。

 

今回問題になっているのは、掲出した者達、そしてすぐに撤去できなかった運営、

見過ごしたサポーターぐらいまでだろう。

浦和のサポーターでゴール裏以外で観戦している人達など、

今までにゴール裏がこの様な件を起こす可能性に警鐘を鳴らすしかできなかっただろう。

清水の関係者にとっては、とばっちりこの上ない。

 

今まで、問題を起こした事のあるサポーターのチームは多くある。

そこで必要なのは、サポーター、チームの運営を主体とした、チーム全体としての自浄作用である。

悪事を未然に防ぐ雰囲気作り、そしてもし起きてしまった時の迅速な対応。

これをチーム全体が共通意識として持つ事は大前提だ。

 

上記を考えた上で罰則として無観客試合より、もっといい罰則がある気がする。

運営側と当事者への罰金。当事者には試合への参加を禁止、だとか。

先日行われたユベントスのゴール裏封鎖の様なアイディアもある。

 

今回は、本当に清水が可哀想。

応援されたいであろう清水の選手達。

折角埼スタに行く準備をしていた清水のサポーター。

遠征をする者として、同情しかない。


2014年のJリーグを前に(2011年~2013年の得点率、失点率)

2014-02-28 22:27:57 | Jリーグ

先日の記事で、独自に得点率と失点率を出しました。

得点率:得点÷シュート数

失点率:失点÷被シュート数

一般的ではないとか、私が勝手に考えたのかもしれませんが、指標として役に立つかもしれないと思いました。

シンプルなデータではありますが、折角なので、PDFファイルで公開したいと思います。

http://jquiz.jpmx.net/fmarinos/marisaponet2013.pdf
http://jquiz.jpmx.net/fmarinos/marisaponet2012.pdf
http://jquiz.jpmx.net/fmarinos/marisaponet2011.pdf

それぞれのチームのサポの方にもJを楽しむ一助として活用頂ければ幸いです。

※得点率は、決定率。得点数÷シュート数。失点率は、失点数÷被シュート数。小数点以下は四捨五入。
※元となるデータは、Jリーグ公式より

以上


6万人以上の観客を集めたが

2013-12-05 01:57:35 | Jリーグ
先日の優勝目前のマリノス対新潟の試合で、
あのばかでかい、要塞とも言われる日産スタジアムに、
6万以上の観客がいた。

今回は試合内容メインではなく、Jリーグを盛り上げる為の、
2シーズン制の話しを絡めての内容。

軽く試合の内容を振り返ると、
新潟が2シーズン制であれば首位と言われる通り、
超ハイプレスが90分続くという手強い相手。
マリノスも盛り返したが、決定力に差が出て敗戦した。


ある2chだか、Twitterにて、気になった文。
人気低迷と言われているが、6万人集めているし、NHK地上波でやっていますけど?
というもの。


優勝の掛かる試合ともなればそれだけの観客が集まるし、
つまらないだとか、魅力がないというものではないかと。

そして、常々思っているのだが、Jリーグの強豪と言われるチームの、
予算の無さである。
最近、名古屋が大鉈を振るって人件費大幅削減という。
下手をしたら降格の可能性があるので、どう舵を切るか、注目される。
マリノスについては言うまでもない。

地域密着はJリーグの根本理念である。
地方チームの密着も大事だが、
強豪と言われるチームに、それ相応の力があるか?
という事も大事なのではないかと思う。
昨今、J2を上がってきて即J1優勝、天皇杯でのジャイアントキリング、
ACLの早期敗退。何れもJ1のトップチームの力の無さを物語っている。

来季、J3が出来て、裾野はますます広がっている。
それはいい。

しかし、J1の強豪チームの力が弱いままでは、
底面は広いが頂点は低いのでは、まるで夢がない。
J3のチームが目指すJ1に夢はあるのかどうか。

少し前になるが、柏と広州恒大との対戦を見ていた。
圧倒的な資金力の差はいかんともしがたいと実感した。
なんせ広州の監督と選手の二人だけで柏の人件費に匹敵するのだ。

中国経済は不透明ではあるが、そういうチームが出て来ている事を、
真摯に受け止めて欲しい。

Jリーグは東南アジア戦略を始めている。
成功の為には、やはりアジア最強リーグを目指さなくてはならない。
ACLでも優勝、代表にも世界的な有名な選手がいる。
そうでなくては、Jリーグ全体の価値は上がって来ない。

地方の地域密着はいい。
では、大都市圏の地域密着はどう考えているのか?
一時的な人気取りしか頭にないのなら、2シーズン制など止めるべきだ。
失敗するだけだ。


少し話しを変えて、プロ野球の話し。

大都市圏の地域密着と言うと、プロ野球のセリーグを思い浮かべる。
セリーグは、TVや新聞と密接な為、メディアの力は強い。
それが低迷してきている事で、パリーグはJリーグの様に地域密着で、
勢いを取り戻している。
しかし、地域密着万歳、全ての成功はそこにあるというわけではないだろう。
依然としてTVや新聞の力は無視できるものではないのだ。

既存メディアへのアピールに、Jリーグが二度優勝チームを作るという事は、
わかりやすいが、原因の根本はそこではないのではないかと思う。

強いチームが強く、誰もがそこを目指す。
それを支援する仕組みがJリーグに今最も必要なのではないか。

ACL出るのは罰ゲームと言われた時期がある。
そして、今もまたそれに近い。

Jリーグは、世界で戦うJクラブをもっと支援するべき。

以下はJ1の賞金である。

優勝:賞金2億円
2位:賞金1億円
3位:賞金8千万円
4位:賞金6千万円
5位:賞金4千万円
6位:賞金2千万円
7位:賞金1千万円

ACLに出場となると多くの選手を抱えなくてはならないし、
日程も厳しいので、練習環境が脆弱であると返って残留争いに巻き込まれかねない。
総額を変更しないならば、下記の様にACL出場予算として3位までを優遇する案もあると思う。

優勝:賞金2億円
2位:賞金1億1千万円
3位:賞金9千万円
4位:賞金4千万円
5位:賞金3千万円
6位:賞金2千万円
7位:賞金1千万円

まだまだ議論は足りないと思う、Jリーグの構造改革。

2シーズン制はJの退化か進化か

2013-07-03 10:52:20 | Jリーグ
2シーズン制が議論されている。
Jリーグ開幕当初、つまり20年前は、かなり奇抜なリーグだった。
水曜日と週末に試合があり、延長戦、PK戦までがリーグにあった。
その上、サントリーシリーズ、ニコスシリーズ、という1年で2シーズン制だった。

Jリーグ黎明期のバブルに寄与したのは確かだと思う。

延長戦は通常ではトーナメント戦で行われるものだけれど、
「通常」や「基準」よりも白熱する事は確かである。

また、1年で2度、優勝チームが出る事は、有力メディアを2度賑わすのだ。
更に、野球を意識したのか週2度のリーグ戦である。

成果を無視はできない。

しかし、ある程度の成長を経て1シーズン制に移行した。
年間の勝点が一番多いチームが優勝できない。
2000年の柏などがいい例である。
また、2002年、2003年と完全優勝チームが続出した事もあり、
世界基準に合わせようという事だった。

さて、今回、何故それが議論されているかというと、
観客動員の減少である。

1993~2012の動員の推移が公式に発表されている。
J1
http://www.j-league.or.jp/data/view.php?d=j1data&g=j1_0&t=t_visitor&y=2012

J2
http://www.j-league.or.jp/data/view.php?d=j2data&g=j2_0&t=t_visitor&y=2012

何れのディヴィジョンでも、激減しているわけではない。
J1では2011年、浦和の成績不振による減少と、瓦斯の降格が響いているのは確かではあるが。
最近元気なJ2はチーム数の増加もあるが、今後に悲観する数字ではない。

さて、上記についての数字の分析は今回はこれ以上は行わず、
世界的に見て2シーズン制はどうなのか、調べてみる。


アルゼンチンプリメーラ・ディビジョン
アルゼンチン1部リーグ「プリメーラディビジョン」では1991年/1992年シーズンから年間2回総当りを「アペルトゥラ」(前期)と「クラウスラ」(後期)の2シーズン・それぞれ1回ずつ総当りのリーグ戦で優勝を争っている。ただし、優勝チームが異なった場合であっても年間決勝戦は行わず、それぞれのステージの優勝チーム+それ以外のチームで年間の総合勝ち点上位3位までにコパ・リベルタドーレスの次のシーズンの出場権が与えられる。<wikipedeiaより>


つまり、優勝チームを単純に2つ作り、ACLは総合勝点で3位のチームに出場できるというものである。
サッカー先進国といえるアルゼンチンでも2シーズン制を行っているのだから、2シーズン制=サッカーが弱くなる、
という事ではないのかもしれない。

しかし、2シーズン制の不公平感は残る。
最高勝点のチームが優勝という栄誉を得られない。
昨今よく見られる、特定のチームのアウェーで勝てない、という試合が多くあれば、必然的に成績は苦しくなる。
また優勝チームは総合勝点なのに、降格チームは総合勝点で評価するのも、理不尽である。
この辺りは言い始めればキリがない。

この理不尽さとは別に、1つの納得のいかない所が私にはある。
それは、過去に戻すという、成長ではなくJの退化になりかねないという事だ。
今、Jリーグは熱烈なマニア、サポーター、リピーターと言われる人達が支えている。
それも年代的にも30代を中心とした人達が多い。
これらの人達を無視し、有力メディアに安易に迎合しようとすれば、
それこそJリーグ最大の危機だ。

各地で余り儲からないが、J2入りを目指すチームが複数ある。
香川や清武やフッキ?など、J2に縁のある選手達の活躍は、
J1サポーターでも知る所だ。

今の、Jリーグの問題点は、ハッキリ言って、J1である。

これは主観だが、一時期の強かった、緑、鹿、磐田、我がマリノス、浦和、脚と比べて、
昨今の優勝チームには圧倒的な強さを感じないのである。
上手く勝ち抜いた、運が良かった、非常によく頑張ったという面はあるだろう。
しかし、対戦スケジュールを見た時に、
明らかに今の○○相手に「勝点1でも取れればいい。」だとか、
「代表より強いのではないか?」とか、
「あのチームいいな。」という羨望の眼差しを送るチームは存在しない。

賢明な判断を求める私としては、バブルの夢にすがる事は安直であるし、
Jリーグを今支えている人達を軽んじる判断をする事は、裏切りである。

アルゼンチンの様な制度導入で、過去のJリーグの制度に戻すわけではなく、
リニューアルであれば受け入れる要素はまだある。

首脳陣の思慮不足による、Jの退化を選んだとしたら憤りを覚えるし、
その阻止の為なら何でもやりたいとさえ思う。

J20周年記念、20年前の生活

2013-06-12 20:14:28 | Jリーグ
Jリーグが20周年を迎えましたね。
私は当時、まだ高校生でした。

そこで、以下の20年前にあった事から、当時の生活を思い出したいと思います。

1993年

1・ 大相撲・曙が外国人力士として初めて横綱に昇進
3・ 金丸信 元副総裁が所得税法違反の容疑で逮捕
4・ 「納菜の儀」皇太子・浩宮徳仁さまと雅子さまが婚約
・ 日本で初めてのプロサッカーリーグとなる「Jリーグ」が開幕
5・ アメリカのマイクロソフト社が「Windows 3.1 日本語版」を発売
7・ 映画製作会社・にっかつが倒産
7・ 横浜ランドマークタワーが完成(
8・ 東京都のお台場にレインボーブリッジが開通
10・ 「ドーハの悲劇」カタールのドーハで行われたサッカーW杯のアジア最終予選の最終戦で、日本がイランに後半ロスタイムで同点に追いつかれ本戦進出を阻まれる(28日)
10・ 俳優・リヴァー・フェニックスが死去(30日)
12 政治家・田中角栄が死去(16日)
12・ ガンを告白し闘病生活に臨んでいたフリーアナウンサー・逸見政孝が死去(25日)


流行語
Jリーグ サポーター 新・○○ FA 規制緩和 清貧 天の声 親分 聞いてないよォ お立ち台 2500円スーツ ウゴウゴ・ルーガ たま・ひよ 悪妻は夫をのばす コギャル ナタデココ 矢ガモ


Windows95の前身、3.1というものが発売されましたが、パソコンを誰もが持っているものではありませんでした。
白黒の画面で電話と言える大きさの携帯電話が出ている頃で、写メは勿論、デジタルカメラなるもの自体が一般的ではありません。
学生が持てるものではなく、安い携帯電話というイメージのPHSが出るのも95年であり、ポケベルが全盛の時代です。
当時のポケベルは数字を送信しかできませんでした。

そんな頃、試合を観戦に行くとしたら。
当時はチケットがプラチナ化していて取れませんでしたし、コンビニで発券もありませんし、試合がいつやるかなども、
TVや新聞、雑誌を調べなくてはなりません。そして取るにしても、ぴあに繋がるまで家から電話をかけ続ける、とかいう時代です。

試合を見た後、感想を言うにしても、友達と学校で話しをする程度に止まります。
サポーター友達というものを探すにも、手段があまりなかった様に思います。


今なら、誰もが持っている携帯端末一台で出来ますね。


また当時は地上波でのTV放送はかなりありましたが、ビデオテープでの録画です。
Gコードというものがあり、それを搭載している機器では録画は簡単にできました。
しかし延長があるのでそれには対応していない状況。
家では搭載していなかったので自分で時刻とチャンネルを設定。
Vゴール(サドンデス)方式でしたから、時間を余分に録画。
それに水曜と土曜に試合がありましたので、ビデオテープを買うのも手間とお金がいりますし、
場所も凄く取りました。
また、同時刻に家族が録りたい番組があった場合は、譲り合いです。

今なら、2番組同時録画で大容量HDDに保存、スカパーに入れば、どの試合も簡単に録画できますし、
事前にキーワードを登録しておけば、録画忘れなども防げます。


こうやって振り返ると、現代での情報の多さ、それを検索や整理する技術の発展というものを、
実感します。
今なら検索サイト=Googleなイメージであり、調べたい事がすぐにわかります。
しかし、開幕後の数年後、インターネットが普及し始めた時でも、検索の精度はかなり悪く、
知りたい事がなかなか出て来ませんでした。
今なら、サッカーの情報サイトは山の様にあり、使い勝手の善し悪しはありますが、
検索すれば出て来ます。


調べれば、繋がろうと思えば、何でも出来る。
調べよう、繋がろうと思うかどうかですね、今は。

こう考えると、サッカーを見たいと思えば、試合に行くにせよ、TVで見るにせよ、
ハードルはかなり低いですね。

ゴン中山、引退

2012-12-05 20:28:20 | Jリーグ
カズと双璧を成す日本を代表するのFWと言ってもいいだろう。
その中山雅史が引退を決めたと言う。

記録的には、

4連続ハットトリック
日本代表のワールドカップ本大会初得点
Jリーグ得点王2回
Jリーグ157得点歴代一位

という、これを越える存在のFWはいない。
越える前に海外へ行ってしまうという事もあるかもしれないが、
それにしてもこれだけの成績を残している人は見当たらない。

尤も、ゴン中山と言えば、そのキャラクターだろう。

お笑い芸人にも見えるトークの絶妙さ。
皆に愛されるキャラクター性。

ゴン中山の魅力はこの2つが同居している所である。

実際、ジュビロがまだJリーグチームではない時に、
日本代表に入っていた。
当時、中山雅史って誰?Jリーガーでもない選手でしょ?
という感覚だったが、ドーハの悲劇など、
感情剥き出し、魂溢れる姿には一瞬で心を打ち抜かれた。

それからは磐田での活躍、代表での活躍は語るべくもない。

それもこれも、彼がひたむきに、ずっと上手くなりたいと願い、
どんな努力も厭わないのが、ピッチで見えるからだ。

これだけのサッカー馬鹿でありながら、芸人顔負けのトークをするのだから、
サッカー選手としても、人間的な魅力は凄く高い。

監督かコーチになるんじゃない?と人から言われると、
違和感を抱く。


そんな小さいスケールでは収まらない気がする。

何れにしても、今後のサッカー界を盛り上げてくれると思う。
それに皆が力を貸すと思う。

サブ組みが真剣に練習するチームを

2012-09-09 11:06:38 | Jリーグ
今年も天皇杯が始まった。
ジャイアントキリングがこのトーナメント戦の醍醐味の1つである。

さて、今年もジャイアントキリングは起きた。

今回取り上げたいのは広島。
四国社会人リーグで戦うFC今治に負けた。

そこで、キャプテンでもあり、Jリーグでは指折りのゴールゲッターである、佐藤寿人選手のコメントが以下だ。



●佐藤寿人選手(広島)
「今日はある程度メンバーが変わったが、それでもいつも通り自分たちのサッカーをしなければいけなかった。10回やって1回負けるか、20回やって1回負けるかわからないが、その1回がいつになるか。それは、こういう公式戦であってはならない。前半でゲームが決められるくらいにやらないといけないし、普通にやればそれだけの力の差があったと思う。
ああいう失点の仕方ならば、セットプレーからやられる方がまだすっきりする。ああやってやられてしまうと「だから(普段から)試合に出られないんだ」と感じてしまう。ある程度(彼らが)計算のできるクオリティかというと、それにはクエスチョンマークがつくと思う。
普段の練習から、練習だけの練習でなくて、試合でしっかりやれるように意識して、厳しさを持って練習しなければいけない。そんなイメージを持っている選手と持っていない選手は、はっきりしている。プロで少しチャンスをもらって、それをモノにできず去っていく選手か、それともプロでしっかりと結果を出していける選手なのか。チャンスをモノにできるかできないか、それがこういう試合でしっかりとしたプレーを出せるかどうかにつながってくる。こういうところでリーグ戦につながるプレーを見せない限り、サブで控えている選手というのは、チャンスを得ることは難しい。そこに難しさを感じた試合でもあった」
J's GOALより


サブ組みがスタメン組みからポジションを奪ってやるという練習からの意識。
そういうものが欠落しているのだろう。
これは、決して広島だけではなく、J全体に見えているものだと思う。


Jリーグが開幕してまだ間もない頃。
外人助っ人は、練習の時から真剣にぶつかり、ゲームをやる。という事を、
Jリーガーが語っていた。

つまり裏を返せば、練習は練習。試合は試合で本気でやる。
その様なメンタリティーは当時からあったのだと思う。


かつて、松田直樹というヤンチャ坊主は、日本一のDFが揃うマリノスに入団した。
井原がマリノスだけではなく、日本代表でも絶対的な存在だった時代である。
彼は、井原や小村からスタメンを譲り受ける為ではなく、奪う為に入団した。
その後の活躍はご承知の通りである。


実際に、有望株や天才や和製○○などと言われる若者は沢山いる。
しかし、練習の時から真剣勝負さながらにやり、代表だとかレジェンドだとかそんなものに臆せず、
スタメンを奪い取ってやろうと意識している人がどれだけいるのかという事だと思う。

自分がスタメンを奪取する為には、監督や先輩などから様々な意見を引き出し、
努力をし、現時点でのスタメンを越える何かをしなければならない。


スタメンの選手が怪我でたまたま与えられたスタメンの座。

よく聞くフレーズだが、ここで活躍する選手と、しない選手には天と地の差がある。
運という側面もあるが、そこから活躍を続けられる選手は、必ず現時点でのスタメンを越えてやるという意識はある筈だ。そしてその為の練習も重ねている筈なのだ。


ただし、今問題にしているサブ組みの選手が、怠け者だという事では必ずしもない。
サブの選手が自分に足りないものは何か。現時点でのスタメンを越える為には何をしたらいいか。
そしてスタメンになった時のイメージがあるか。それをコーチ陣やチームメイトが理解しているか。
そんな雰囲気作りは、最も重要な事だと思うからだ。

いいチームの象徴的なコメントで、誰が出ても活躍する、サブ組みが出たら活躍する、そういったものは、この雰囲気作りが上手く行っているのだと思う。

サブ組みの意識、コーチ陣などを始めとした雰囲気作りは、チームの総合力が問われる時に、
真価を発揮すると思う。

ACLで、全北現代側から掲出されたあり得ない旗 (続報と追記)

2011-10-04 04:51:07 | Jリーグ
ACLで、全北現代側から掲出されたあり得ない旗
http://blog.goo.ne.jp/syhuthra/e/f250f470778c42c638501cee0710a21a

これの続報がありました。少し前ですが。
以下の2点で対応。

全北現代の公式Webサイトにて、謝罪文が掲載されたとの事。
また、横断幕を出した男性(30)も10年の観戦禁止処分となったとの事。

もしかして、これだけで許すつもりではないですよね?

小倉純二JFA会長などなどが許しても、これで許せる日本人ているのだろうか?
当該チームは勿論、Kリーグ、韓国サッカー協会にもしかるべき処置があって当然かと思うのだが。
一部のサポーターがやった事、という余りにも組織として未熟な言い逃れをするこんなチームを、
国際大会に出していいのか?
普通の神経なら恥ずかしくて出せないものではないのか?

下記に、記事を引用させて貰う。


全北現代は、27日に行われたACL準々決勝第2戦のC大阪戦で、東日本大地震を揶揄(やゆ)する横断幕を掲げたサポーターに、試合会場だった全州ワールドカップ競技場への入場を10年間禁止する処分を下した。
横断幕を掲げた30歳のサポーターは、自ら全北現代のクラブオフィスを訪れ、「分別のない行動でした。日本の人々と韓国のサッカーファンに深く謝罪します」と話している。

なぜこのような横断幕を掲げたのかと問われた男性は、「第1戦で敗れた(3-4)ことが悔しかった」と説明した。

なお全北現代は謝罪文を公式HPに掲載し、スタジアムでの手荷物検査など、より厳しい保安対策を明らかにしている。
(goal.com より)


深く謝罪するなら、日本に来て謝って欲しい。
全北現代のクラブハウスで謝ったって、やった事の重大さはわかるわけがない。

それに、敗れた事が悔しかったからという理由には、逆に怒りが収まらない。
つまり、また全北現代が敗れたら、同じ様な問題が起こる可能性がある。
手荷物検査を行うと言ったって、ペンと布があれば出来てしまう。
再犯防止を考えているとは口だけに思えて仕方ない。

小倉会長もJ勢が勝ち残っていない事を人ごとの様に言う前に、やる事をやりなさい。
ACLの価値創造をもっと真剣に取り組んで下さい。

ACLで、全北現代側から掲出されたあり得ない旗

2011-09-28 16:35:35 | Jリーグ


全北現代対セレッソ大阪戦で掲出されたフラッグ。
「日本の大地震をお祝います。」

セレッソは大敗したのだが、それは全く別として、韓国側の観客席から掲げられたこの旗。

わざわざ日本語を調べてまで作成されている事から、冗談とか、魔が差したという事では明らかにない。
勿論、冗談でも、魔が差したでも許される話しではない。

これは、国際問題に発展してもおかしくない。過去の歴史から考えたなら、戦争にだってなりうる。
または、AFCだけじゃなくFIFAの問題に発展してもむしろ当然だ。
FIFAが、韓国の国際大会出場停止を通達してもやり過ぎとは思わない。

JFAならびに、日本政府としても断固たる処置をとって欲しい。

張本人は、FIFA、AFCの主催する試合の永久入場禁止は勿論、日本への入国拒否ぐらいは当然の厳正な処分を臨む。
韓国内で、刑罰があったとしても、しかるべき。

韓国国内の意識も問われる大きな問題である。

唯一の救いと言えば、試合の前半で掲出は下げられた事だけだ。




東日本巨大地震復興支援のチャリティーマッチ

2011-04-03 17:51:50 | Jリーグ
マリノスサポーターの俺にとって、

三浦知良=敵

なのである。
それは、三浦カズ=ヴェルディというイメージがまだ残っているから。
そして、横浜FCというよりによって、同じ横浜のライバルチームの選手だから。
また、岡田前監督がW杯の時に外した選手が、三浦カズであり、
その事により、敵視する人が沢山いるから。
岡田前監督はW杯での活躍とは別に、マリノスでは連覇した監督である。
尊敬する人でもある。

そんな俺にとっても、ゴール後のカズダンスには、興奮を覚え、拍手喝采を惜しみなく送った。


チャリティマッチであっても、日本代表とJリーグ選抜は、ガチンコ対決をしていた。

当然、チームの連携が取りやすい日本代表が優勢になる。
練習もしているし、監督も決まっているのだから。

Jリーグ選抜は、寄せ集めであり、オールスターズみたいなものである。
監督のピクシーも、急遽招集された人である。

前半の代表の2ゴールは、それだけで説明がつく。

しかし、後半に入って、慣れてきたJリーグ選抜が反撃に出るわけである。

そこで、40歳も越えたカズが最後の最後までゴールを奪うという意気込みを見せたからの、
あのゴールが生まれるわけである。

結果は、2-1で代表の勝利。


しかし、この日は何れの勝利でも関係ない。


     ベガルタ仙台 Go 行くぜ仙台 俺達と共に Ready Go


という仙台のチャントがスタジアムで流れた事からもわかる。

これは、様々な人達の協力があったからこそ。

夢、興奮、情熱、協力、気迫。

そういったものが長居スタジアムには確かに存在した。

それは、サッカーを知らない、しかし「カズ」を知る人達にもわかる、
翌日の紙面を飾る事で。

Jリーグが開催できない現状でのこのチャリティマッチには、
協会、Jリーグに感謝をしたい。

プロ野球のいざこざを見ていると、尚更、この当然の様なチャリティマッチに、
もっともっと感謝したいのである。

マイクハーフナーおめでとう!

2010-11-15 11:45:08 | Jリーグ
マリノスのACL挑戦権獲得の為に、負けられない試合で、
FC東京に負けて、失意の中、地元のスポーツバーに行く。

いつもなら19時にOPENだ。

それまで時間がある。

ラーメン屋、閉まっている。
もう一つのラーメン屋、かなり待たされる。
うどん屋、待っても待っても、全然オーダーを聞かない。

苛立ちの中、時計を見る。

18時40分過ぎ。

馴染みの俺は、少し早めに行っても開けてくれる。

店を覗くと、明かりが。

店内に入ると、満席である。

何が起きている?何か大きな試合があったか?と見る目を疑う。

青いユニを着た人達が、テレビに齧り付いている。

テレビを覗くと、栃木対甲府である。

J2の試合か。

俺は、店の端っこに座り、静かにビールを飲む。

そして聞くと、今日勝つと甲府がJ1昇格が決定するらしい。

そうだ、元マリノスのマイクハーフナーがFWをやって活躍している。

試合経過を俺も追う。

昇格決定!

拍手が巻き起こる。

俺は、半分ぐらいになったビールに、テキーラを足して呑む。

キツイ。

しかし、楽しい。

甲府サポに、マイクをお願いしてきた。

俺の耳には「J1へ行こう!」の歌が夜が明けても残っている。

夢があるって素晴らしい。

柏対鳥栖

2010-04-19 23:57:51 | Jリーグ
鳥栖に山瀬幸宏が在籍、柏は応援が面白いのと、友人サポがいるから、という事、
それからマリノスがアウェー山形なのでという事で、観戦に行ってきました。
残念ながら、幸宏は2試合前ぐらいから出場してませんでした。残念。

そしていつものゴール裏ではなく、バクスタで友人と一緒に観戦。

鳥栖は、最前線と最終ラインは身体を張った粘りを見せる。
中盤の力は明らかに柏が上なものの、これに手こずる。
そんな内容の前半。

しかし、後半に入って、

澤 昌克 → 田中 順也

という交代がある。
この日の試合の分岐点はここだった気がする。この田中順也という選手、
1.5列目で掻き回す。
鳥栖は少し運動量が落ち、粘りにも翳りが見える。
そして鳥栖の最終ラインにギャップを作る事に成功し、
そこから、レアンドロドミンゲスと、工藤のゴールで2得点。

柏は、見事な交代策と、それをチャンスとして活かしたチームであると思った。

柏は首位を守った。

しかし、連勝は何れ途切れる。いつか壁にぶつかるだろう。
というのも、ジョーカーが存在してはいても、セットプレーからの得点の匂いがあまり感じられない。どこかで負けた時にどの様に舵を切るのか。
その時に真のチーム力が試されるし、J1へ復帰できるかもかかっていると思った。

名波引退試合

2010-01-10 17:06:35 | Jリーグ
名波浩の引退試合が今日ありました。
ジュビロの選手です。
俺はマリノスサポーターです。
けれど、名波浩は好きです。
母親が名波浩が好きです。

さて、そんな彼の引退試合がありました。

前半は往年の代表チームが出場。そして対するジュビロのチーム。
後半に入って、代表チームに多少交代はあるものの、黄金時代2002年のジュビロの選手が登場。

前半は押し気味であった代表組みも、後半押され、最後に名波にボレーシュートを決められて、ジュビロ組みの勝ちとして終了する。
これだけでも、十分盛り上がる。

そう普通の引退試合であると、現役、引退したサッカー選手が出場するのが通常である。
しかし、今回は、芸人の土田、やべっち、ワッキー、そしてミュージシャンのミスチルの桜井が出るという異様さ。

何が言いたいかというと。

芸能人もサッカーが好きだけでは出ない。
名波浩という人がいるからでる。
そういう意味で、サッカーの楽しさの裾野を広げている事を、強く感じるわけである。

サッカー選手、もっともっと色々な有名人と交流し、切磋琢磨して欲しい。
そうする事によってサッカー界はより広がるであろう。

そんな暖かい気持ちになれた引退試合であった。