Marisapo.net | 横浜F-マリノスサポーターブログ

マリノスの記事を中心に、映画や雑感、お知らせなどを掲載。

待ちに待った、マリノスの10番(天皇杯 松本山雅戦)

2011-12-23 14:33:40 | 横浜Fマリノス
横浜FC、新潟とJチームを破ってきた松本山雅。
あの3番がいた松本山雅。

松田直樹の追悼試合が真剣勝負で行われる。
あのアウェー柏戦のイメージが残る。

最終節のマリノスの為体では、山雅の闘志溢れるプレーに気圧されるのではないかと、
かなり前から憂慮していた。

そして、試合開始。

「おら、喰ってやるぜ、J1」

という気迫を体現する山雅。

後半勝負を口にする敵将。

序盤にはボンバーがぶち抜かれ、あわやというシーン。

それでもなんとか失点はしのぐマリノス。
前半も半ばになった時、前半で1点取れるかどうかの勝負。
後半勝負をさせては不味い。

再三再四、金井のいる左サイドで駆け引き、攻防が見られる。

点が欲しい。欲しい。欲しい。

そんな時、金井がサイドからクロス。これをアーリアがセンターでトラップミスをする。
しかし、このこぼれ球に素早く反応した小野裕二が蹴り込んで、ゴール。

 1 - 0

得点でマリノスには心の余裕が見え、前からプレスを掛けて素早く攻めてこようとする山雅をいなす事に成功する。

そして後半。
山雅の気持ちの切り替え、選手交代でのシフトチェンジを警戒したい。
後半勝負の山雅だったのだから。

70分 長谷川 アーリアジャスール→森谷賢太郎

得点はまたもやこの男に訪れる。
小野裕二劇場の開演だ。

こぼれ球に走り込んで、勢いよく叩き込んだ。
力強い弾道はゴールに突き刺さる。

 2 - 0

荒れたプレーが見え隠れする両チーム。
運動量にも翳りが見え始める。
今度は森谷のクロスにファーサイドに走り込んでヘディング。

 3 - 0

小野裕二のハットトリック成功!

76分 渡邉千真→谷口博之
84分 兵藤慎剛→松本怜

交代は功を奏したわけではないが、この男は止まらない。

エリア付近でボールをキープした小野裕二。
右サイドを駆け上がる俊輔へ絶妙なパスを出し、
これを冷静に決める。

 4 - 0

俺の想像を超えた展開の圧勝劇。

俊輔がFWと絡めるとこういう展開になる。
FWがちゃんと決められるとこういう展開になる。

勝って兜の緒を締めよ。

なかなか難しい相手ではあった。
だが、ピンチが失点にならなかった所は、見過ごしてはならない。

この後戦う相手は、ピンチを重ねると必ず失点しまう様な相手だからだ。

頂点を目指すのならば、まだまだ続く。
力強く、後押しをして行きたい。

今季を象徴する対戦をお互いにしてしまった(鹿島戦)

2011-12-18 14:05:52 | 横浜Fマリノス
波戸康弘の引退。

最終節。

そして相手は鹿島。

けれど、試合開始から鹿島に押されっぱなし。

失点パターンの右サイドのルーズな守備からエリア内に侵入を許し、失点。

後半に入って、やる気になったのか?という形から攻め立てる。

そして、俊輔のFKから大黒のヘディングゴール。

同点。

しかし、その後が続かずに、ドロー。

前半から後半のパフォーマンスでやっていれば違ったであろうにと思った。

試合終了後。

波戸の引退セレモニーに、目頭が何度も熱くなった。
波戸のチャントが上手く出ず、声が詰まる事も何度もあった。
あの3番もこういう引退させてやりたかったとは、誰もが思った事かもしれない。


そして、和司監督の挨拶に対して、ブーイングがちらほらあった。
しかし、監督の声は信じられない程か細く、心身の正常を疑う程であった。

和司監督の言う、2得点1失点というゲームプランを実現する為に、
この日の様にセットプレーは必須だが、それ以上に求められるのはFWの得点である。

今季、リーグでは大黒が10得点、千真が7得点、小野裕二が4得点。
寂しい数字である。

勿論、FWだけの責任ではないが、先ずはFWは点を奪う事、シュートを打つ事をもっと意識しないとならない。その為に何をするべきかという事も。



第34節 鹿島アントラーズ戦 2011年12月03日 15:33   Kick Off 日産スタジアム