先日、オフィシャルサイトにて下記の通り発表された。
さて、人によっては、戦力外通告という解雇をしておいて何を今更だとか。
マツの解雇という過ちを誤魔化す為のものだとか。
酷い話しであれば、環境の変化がマツの死の遠因になったのに、何を今更だとか。
木村和司さんや、井原さんでもなかったのに、何故に松田直樹だけにだとか。
様々な視点で今回のJ1初の永久欠番に意見や、邪推とも思える意見を言う人がいる。
一方で、今回の件について賛成意見もある。
彼の熱い魂をいつまでも忘れないでいる為に、だとか。
意地悪な視点では、マツの解雇というフロントの判断が誤りであったという証しとして、だとか。
本当に、多種多様である。
そこで、俺はまず大前提の話しをしたい。
永久欠番とは歴史に名を残すという事であり、慎重に精査して判断されるべき事である。
四十九日も過ぎておらず、俺でさえまだ死から立ち直っていない状況である時で、
同僚である選手達もまだ立ち直っていないであろう時に、判断するべきではない。
これは、賛成するにしても、反対するにしても、マツの死をちゃんと受け止めてから考えるべきだと思うのだ。
マツの素晴らしい功績は資料を遡れば幾らでも出てくるが、今後、マリノスが歩むであろう歴史の中でどうあるのか、
どう歩んでマツの死に報いるのか、そういう視点が必要だと思う。
この時点での判断は、あまりにも早過ぎる決断だと思う。感情的であると思う。
だからこそ、邪推を生むのだと考える。
次に、現時点での俺の考えとしては、今回の永久欠番には反対である。
それは、伝統として継承されて行くものであると思うからだ。
例を挙げると、10番は、和司さん、俊輔、遠藤彰弘、山瀬功治、そして小野裕二と、
マリノスを背負っていく攻撃の核となる象徴だ。
背番号固定制がJ開幕の後になったから異論はあるかもしれないが、俺の認識としてはこうだ。
そして、遠藤彰弘さんから直接聞いたことがある。
マリノスの10番は重い、と。特に俊の後だからと。
また、奥大介は連覇の時にこれに比する働きをしていたが、14番を通した。
以上は、10番についての話しである。
そして、マリノスの3番と言えば、多くのサポーターの中で、松田直樹であった。
しかし、今後それを背負う人材を育てる気概があるのなら、永久欠番にはするべきではないと思うのだ。
彼の様に、守備陣は勿論、チームを牽引する番号として、3番は今後もこれに値する人材が出てきたのなら、
背負わせるべきだと思う。
それこそが伝統であり、築かれていくものであると思う。
かつて、2003年にトリコロールを封印したユニフォームで過ごした。
つまり、マツの愛した3番のイメージを大事にし、無期欠番、暫定的に封印するというものなら、
俺は納得できた。
尤も、今の俺の反対意見にしても、冷静な判断とは言い切れないのではあるが。
背番号「3」永久欠番のお知らせ
横浜F・マリノスでは、松田直樹選手の逝去に伴い、同選手の横浜F・マリノス、日本代表、そして日本サッカー界への多大なる貢献への敬意と謝意、さらには松田直樹という偉大な選手への心からの追悼の証として、横浜F・マリノス在籍時に使用していた背番号「3」を永久欠番とすることを決定致しました。ここに謹んでご報告させて頂きます。
なお、本件につきましては日産スタジアムにおける8月20日のホームゲームにおいて、改めてご報告いたします。
さて、人によっては、戦力外通告という解雇をしておいて何を今更だとか。
マツの解雇という過ちを誤魔化す為のものだとか。
酷い話しであれば、環境の変化がマツの死の遠因になったのに、何を今更だとか。
木村和司さんや、井原さんでもなかったのに、何故に松田直樹だけにだとか。
様々な視点で今回のJ1初の永久欠番に意見や、邪推とも思える意見を言う人がいる。
一方で、今回の件について賛成意見もある。
彼の熱い魂をいつまでも忘れないでいる為に、だとか。
意地悪な視点では、マツの解雇というフロントの判断が誤りであったという証しとして、だとか。
本当に、多種多様である。
そこで、俺はまず大前提の話しをしたい。
永久欠番とは歴史に名を残すという事であり、慎重に精査して判断されるべき事である。
四十九日も過ぎておらず、俺でさえまだ死から立ち直っていない状況である時で、
同僚である選手達もまだ立ち直っていないであろう時に、判断するべきではない。
これは、賛成するにしても、反対するにしても、マツの死をちゃんと受け止めてから考えるべきだと思うのだ。
マツの素晴らしい功績は資料を遡れば幾らでも出てくるが、今後、マリノスが歩むであろう歴史の中でどうあるのか、
どう歩んでマツの死に報いるのか、そういう視点が必要だと思う。
この時点での判断は、あまりにも早過ぎる決断だと思う。感情的であると思う。
だからこそ、邪推を生むのだと考える。
次に、現時点での俺の考えとしては、今回の永久欠番には反対である。
それは、伝統として継承されて行くものであると思うからだ。
例を挙げると、10番は、和司さん、俊輔、遠藤彰弘、山瀬功治、そして小野裕二と、
マリノスを背負っていく攻撃の核となる象徴だ。
背番号固定制がJ開幕の後になったから異論はあるかもしれないが、俺の認識としてはこうだ。
そして、遠藤彰弘さんから直接聞いたことがある。
マリノスの10番は重い、と。特に俊の後だからと。
また、奥大介は連覇の時にこれに比する働きをしていたが、14番を通した。
以上は、10番についての話しである。
そして、マリノスの3番と言えば、多くのサポーターの中で、松田直樹であった。
しかし、今後それを背負う人材を育てる気概があるのなら、永久欠番にはするべきではないと思うのだ。
彼の様に、守備陣は勿論、チームを牽引する番号として、3番は今後もこれに値する人材が出てきたのなら、
背負わせるべきだと思う。
それこそが伝統であり、築かれていくものであると思う。
かつて、2003年にトリコロールを封印したユニフォームで過ごした。
つまり、マツの愛した3番のイメージを大事にし、無期欠番、暫定的に封印するというものなら、
俺は納得できた。
尤も、今の俺の反対意見にしても、冷静な判断とは言い切れないのではあるが。