マリノスが好調だ。
何か今年は行けるんじゃないか?という雰囲気が、選手達やサポにも見える。
昨年なら引き分けになっていた試合で、勝てている事が大きい。
湘南戦では同点弾の早さに意気消沈して立て直しが遅くなり、
ドローだっただろう。
磐田戦など、下手したら負けていたかもしれない、内容もよくない試合だった。
先日のナビスコカップの川崎戦では、前半に点が入らなくても泰然自若とした選手達。
そしてしっかりと勝ち点3を取る。
昨年との違いは、何だろうか。
1つは怪我人の少なさである。
飯倉と小椋が出られない程度で、万全の準備でリーグ戦に突入できた事は、
キャンプが充実したものであったと推測できる。
俊輔とマルキがちゃんと活躍している事も、キャンプの充実を実証しているのではないか。
「走れる、走りまくれる」というニュアンスのコメントを選手の口から、
端々に見て取れる。
夏になってどうかはまだわからないが、期待してみたい。
2つ目は俺が最も重要視している点である。
それは樋口監督の変化である。
先ずは、短期的目標を口にしていた事である。
5試合で勝ち点10。
長期的目標については大半のチームが優勝であろう。
そこは選手にとっても、サポーターにとってもわかりやすい。
しかし、それをどう実現するか。
富士山登頂を静岡側から登るか、山梨側から登るかという大きな方向性や、
細かい準備と進め方で、かなり変わってくるし、それこそが監督の腕の見せ所だろう。
昨年のJリーグの全体像、マリノスの力量、対戦相手などを考慮しなければ、
短期的目標を立てる事は容易ではない。
乱暴な理論では説得力がなく、誰もついてこない。
それに選手は常々目前の試合に集中する。
優勝をシーズン始めから考えて試合などできない。
優勝する為の開幕5試合程度の序盤の方向性を考えるのは監督の仕事である。
これをこなす事で、選手は真に目前の試合だけに集中できる。
数試合先の雑念などを監督が取り除いてやれる事は大きい。
また、角を取れという言葉である。
これはペナルティエリアの角という意味である。
昨シーズン、パンゾーのいる右サイドとボランチとCBの、
トライアングルに生まれるスペースでミスが生まれると、
失点をしていた。
そここそ、まさにエリアの角である。
別に目新しい事ではないが、攻撃の際の共通理解として、
監督が主導する意味は大きい。
選手同士の呼吸、意見をぶつけた時でも、この言葉がある事で判断の迷いは減る。
選手交代が早まって来ているのも、樋口監督がベースと言えるものを実感し、
表現をして主導でチームを戦わせているからだと思える。
2年目だからベースを活かすという言葉は、誰もが思い浮かべる定型であり、
絵に描いた餅である可能性もある。
しかし、チームの成績とは他に、動向を見ていると今年は樋口監督が実感しているのだと、
推測は容易だ。
尤も、優勝は運がなければできないものである。
経験値も必要だ。
それを知っている選手がいて、サポ-ターもいる。
必要なものを上げればきりがないが、今年は楽しめるシーズンになりそうである。
何か今年は行けるんじゃないか?という雰囲気が、選手達やサポにも見える。
昨年なら引き分けになっていた試合で、勝てている事が大きい。
湘南戦では同点弾の早さに意気消沈して立て直しが遅くなり、
ドローだっただろう。
磐田戦など、下手したら負けていたかもしれない、内容もよくない試合だった。
先日のナビスコカップの川崎戦では、前半に点が入らなくても泰然自若とした選手達。
そしてしっかりと勝ち点3を取る。
昨年との違いは、何だろうか。
1つは怪我人の少なさである。
飯倉と小椋が出られない程度で、万全の準備でリーグ戦に突入できた事は、
キャンプが充実したものであったと推測できる。
俊輔とマルキがちゃんと活躍している事も、キャンプの充実を実証しているのではないか。
「走れる、走りまくれる」というニュアンスのコメントを選手の口から、
端々に見て取れる。
夏になってどうかはまだわからないが、期待してみたい。
2つ目は俺が最も重要視している点である。
それは樋口監督の変化である。
先ずは、短期的目標を口にしていた事である。
5試合で勝ち点10。
長期的目標については大半のチームが優勝であろう。
そこは選手にとっても、サポーターにとってもわかりやすい。
しかし、それをどう実現するか。
富士山登頂を静岡側から登るか、山梨側から登るかという大きな方向性や、
細かい準備と進め方で、かなり変わってくるし、それこそが監督の腕の見せ所だろう。
昨年のJリーグの全体像、マリノスの力量、対戦相手などを考慮しなければ、
短期的目標を立てる事は容易ではない。
乱暴な理論では説得力がなく、誰もついてこない。
それに選手は常々目前の試合に集中する。
優勝をシーズン始めから考えて試合などできない。
優勝する為の開幕5試合程度の序盤の方向性を考えるのは監督の仕事である。
これをこなす事で、選手は真に目前の試合だけに集中できる。
数試合先の雑念などを監督が取り除いてやれる事は大きい。
また、角を取れという言葉である。
これはペナルティエリアの角という意味である。
昨シーズン、パンゾーのいる右サイドとボランチとCBの、
トライアングルに生まれるスペースでミスが生まれると、
失点をしていた。
そここそ、まさにエリアの角である。
別に目新しい事ではないが、攻撃の際の共通理解として、
監督が主導する意味は大きい。
選手同士の呼吸、意見をぶつけた時でも、この言葉がある事で判断の迷いは減る。
選手交代が早まって来ているのも、樋口監督がベースと言えるものを実感し、
表現をして主導でチームを戦わせているからだと思える。
2年目だからベースを活かすという言葉は、誰もが思い浮かべる定型であり、
絵に描いた餅である可能性もある。
しかし、チームの成績とは他に、動向を見ていると今年は樋口監督が実感しているのだと、
推測は容易だ。
尤も、優勝は運がなければできないものである。
経験値も必要だ。
それを知っている選手がいて、サポ-ターもいる。
必要なものを上げればきりがないが、今年は楽しめるシーズンになりそうである。