Marisapo.net | 横浜F-マリノスサポーターブログ

マリノスの記事を中心に、映画や雑感、お知らせなどを掲載。

覚醒しつつある(レッズ戦)

2005-09-25 11:14:55 | 横浜Fマリノス
久しぶりの埼スタ。

行きの列車内は、赤、赤、赤。
スタジアムの中へ入っても右を見ても、左を見ても、正面を見ても赤。
アウェイという事をビンビンと肌で感じる所へやってきた。

レッズは、優勝へ望みを残す為に勝点3という、具体的な結果を求めている。
マリノスは、王者らしいサッカーを見せるという、抽象的な結果を求めている。
そんな求めているものは違うが、去年のチャンピオンシップの記憶はまだ残っている。
あの、死闘の事を。

そして、こちらのスタメンは、ボランチに久しぶりにマグロンが戻ってきた、隼磨が事故の事を取り戻す為に右サイドへ戻ってきた。
マグロンはちゃんとフィットしてきてるのか、隼磨は事故の精神的な負担を上手く乗り越えているのか。明るい材料ではあっても、不安要素になりうるもの。
レッズはそれを試させてくれる様なヤワなチームではない。

しかし試合が始まると、試す、というよりもこれならやれる!という連携、やる気、前からの守備、そして攻撃。
奥は左右中央から攻撃を演出。グラウはチームの為に走り、隼磨は右サイドだけでなくゴールへ直結する様な中へ切れ込んでのシュート、クロスを上げる。
マグロンと那須の連携も、3バックとの連携も改善されていた。
攻撃、守備のそれぞれの意図、闘志を感じる試合。
そして最後まで集中を切らさずに試合を終える。

まだ王者らしいサッカーとは言えないかもしれない。
しかしマリノスのサッカーを想起させたし、あとは最後の詰め、勝利があれば、憎らしい程の王者復活という事になると思う。

セットプレーは良かった。色々な動きをして、敵を混乱させようとしていた。
それよりも少し気になった事と言えば、マグロンの球離れの遅さが未だ改善されていない事だ。ボールを奪った瞬間、隼磨や奥などがサイドを駆け上がったり、坂田がバックラインの裏を狙って走っているのに、ワンタッチ、ツータッチ、ボールキープしてしまう事だ。速くサイドへ展開しないから、その間にレッズの戻りの速いDFが守備陣を形成してしまう。これでは得点の可能性を自分で狭めている事になってしまう。

あと、大橋の運動量の少なさ、ファーストディフェンスの意識の低さは改善されるべき。
奥と同じポジションでやると、目に付く。

どちらにせよ、レッズの勝点1は、優勝が遠のいただろう。19時からのガンバ対鹿島の頂上対決がドローになったが、中盤の守備が緩ければ、今後も求められる勝点3は難しい。

求められる結果からしたら、スコアレスドローのこの試合、マリノスのものだろう。
次の試合に期待が膨らむ、レッズ戦だった。
さあ、次は大分戦。

守備戦(ガス戦)

2005-09-18 11:07:57 | 横浜Fマリノス
試合内容を振り返る前に、ナオ、ルーカスの回復を祈っているよ。

今回は、お互いが優勝とは縁遠い、だが勝点3が欲しい試合。
イマイチな調子、やっと前節勝利。そんなお互いの状況。

こちらは3バックで、向こうは4バック。
試合開始すると、しっかりとした守備から3バックの両サイドをカウンター気味についてくる、ガス。
相変わらず、嫌なサッカーをしてくると思った。そして佑二の動きが少しおかしかったのも気になったし、栗原も敵をペナルティエリアへの侵入を許してしまう。
しかしそれは序盤だけだった。
そこからは、守備先行の試合展開。

どちらにもあわや失点か?というスレスレのプレー、精度の低いシュート。

後半に入ると、運動量が落ち、ディフェンスラインから前線への単調なボールを出してははね返される場面が増える。

結局試合としては凡戦だった。

そして全体的な感じとしては・・・。
河合はボランチ起用でもよく走り回り、仕事をよくしていたと思う。
エノタツは一度、そこでパンチングか?というミスがなければ良かった。
守備陣はなんとか凌ぎきってスコアレスにしたのも成果と見ていいかもしれない。
あとは攻撃と守備のバランスだろう。

そして攻撃陣は連携がかなり良くはなってきてるが、あともう一息。
グラウのキープ力と奥や大橋と坂田が上手く絡んでくれば、点は取れる筈。
ただ、あそこまで守備をガチガチにされると、ボールを奪取した瞬間に味方の速い動き出しをした速攻を仕掛けなければ得点は奪えない。
それだけの効果的に動く運動量が必要になってくる。

セットプレーは警戒されていたけど、前に比べると決まりそうな感じだった。
何故かはわからんけど、試合を見てる感じではそうだった気が・・・説得力ないけどね。

しかし全体的に試合内容より、いざこざや、ルーカスの事などがあり、もやもやした試合。
選手の精神的負担などもあるだろう。

次節、レッズ戦。
直樹・・・不要なイエローで、出場停止。
まったく、毎度の事とはいえ・・・ね。

ガス戦での事件

2005-09-18 00:55:38 | 横浜Fマリノス
ちょっと、ショッキング過ぎて、試合を冷静に振り返る余裕がありません。

本当、ビックリした。
試合中(後半ロスタイム)に倒れている選手がいる。
今日はガスの選手がよく倒れているんで、「またかよ」と思って、ブーイングをした。
ところが・・・。

いつまで経っても、倒れている選手ルーカスの人垣が崩れない。
マリノスの選手もそれに加わっていて、どうするわけでもない。
何度も担架が、ベンチとピッチ中央を行き来する。

そしてついに、マリノスのドクターらしき人が走りよったり、会場の係員だかが忙しなく走り回る。状況が深刻な事を察知し始めた所で一瞬静まり帰る。
一歩も動かしてはいけない状況。チームドクターでは対処できない状況なのは明らかだ。
アウェイゴール裏からはひっきりなしにルーカスコール。
マリサポ側からも手拍子とコールが出始める。
俺も、手拍子とコールをした。

なんという事だ・・・。

突風の様に、救急車が会場に現れ、ピッチ上へと走り込む。
ルーカスを収容するとすぐに走り去る。

試合をなんとか再開するが、穴沢主審の判断により、ロスタイム2分程度はあっただろうが、そのまま終了。

ルーカスについての噂が飛び交う。意識がないとか、脳震盪だとか。

サポ仲間と酒を飲む余裕もなく、電車の中でもやっぱり心配だった。
ずっとブルーなまま、帰宅。
そしてさっき、命に別状がない事を知った。
敵チームの選手だとしても、同じサッカーを愛する者として、スポーツマンシップの傷みがまだ胸に残っている。

勝点1のスコアレスドロー。
試合内容については、気持ちが落ち着いてから書こうと思う。

ドラゴン久保の秘密

2005-09-15 23:17:18 | 横浜Fマリノス
今週のサッカーダイジェストのThis is MY BESTというコーナーで上村健一(現ヴェルディ、前広島)がコメントしていた。元チームメイトの久保について。

マリサポでなくても、久保の無茶苦茶な身体能力はよく知っている筈。
跳べば周りの選手より身体半分上を行き、脚を軽く振ると凄いスピードでボールがゴールへ突き刺さる。
決して太く見えない脚のどこからそんな跳躍力、キック力が出てくるのだろうか?

そんな久保の身体の秘密は、筋肉の裏側にあるという。
太股の裏、背筋などだ。

太股の裏の筋肉としてハムストリングを知っている人はいると思う。日本人は本来発達していないと言われるが、ここを鍛えると、跳躍力や陸上競技全般に有効らしい。

どうしてこの筋肉が他の日本人と違うのかは知らないが、これを鍛えると、前から見てそれほど太くなくても脚の振りが素早くなり、シュート力も出るらしい。

そう言えば、かなり昔の事になるが、金田さんかな?ディアスのプレーを見て、膝から下の振りが早いと言っていた記憶がある。
別に俺はアスリートではないが、そんな身体の秘密が、人間であれば誰にでもあるのは不思議な感じだ。

ワンステップ(神戸戦)

2005-09-12 23:07:57 | 横浜Fマリノス
神戸戦後、関西を堪能して昨日の夜中に帰ってきたので、遅れてしまいました。
読んでくれてる人がいたら、ゴメンナサイ。

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こちらも敵もイマイチな状態。
そんな感じで始まった、神戸戦。

前半からバックラインがかなり不安定で、ミスも多かった。
しかし、神戸のバックラインは高く、裏を狙いやすく、そこを上手くついた感じでの2得点。
しかし、それ以外は、プレーとしてはいいものはあまりなかったのも事実。
グラウは良く走っていたし、FWが2得点したのも好材料。
岡田監督もコメントしてるけど「勝つ事が最優先事項」であった試合。
後半になって、敵の拙攻と、シュートの精度の低さに助けられた試合。

結果的には何はともあれ良かったと思う。
勝利こそがこの試合の薬だったわけだから。

マグロンがいた頃は、チームとしての形を成してなかった事を考えれば、だいぶチーム
らしくなったものだ。
しかしまだまだ並みのチーム。

順位が上のチームと戦ったとして満足できる試合はできそうにない。
しかし、思い出せば大丈夫、信じれば大丈夫だと思う。

そう言えば、試合開始前、コールリーダー達がゴール裏から急遽右コーナーフラッグ裏へと移動しだした。バンデーラも移動しだした。
そしてそこへ集まる様にアナウンスをしだした。

ゾロゾロと少しずつ、皆が移動していく。

結局、空いているその右コーナーフラッグ裏に熱いマリサポが続々集結。
渇望していた勝利を得た事もある。が、しかし、結束が強くなった事を感じた試合後であった。

ただ、試合終了間際の応援は、ノリノリだったけど、俺は冷や冷やしながら応援してたけどね(笑)

ともかく、次でまたワンステップ上へ行くしかないよね!

思い出せ!(名古屋戦)

2005-09-04 01:41:54 | 横浜Fマリノス
ちょっと目頭が熱くなった。

よこはーまー、エフマリーノース♪
トリコロールノー勇者よー。
俺等とー闘おうーアジアーをー勝ち取ろうー♪

今回、コールリーダーが、王者である事、誇りを取り戻す事、アジアへの挑戦を誓った事を思い出して、闘う為に、ACL以外では歌われる事の殆どない歌を歌おうと呼びかけた。

公式戦4連敗。内容もよくなく、チラチラッといい内容を見せる時はあるが・・・結果は同じ。そこでのこの呼びかけは歌いながら泣きそうになる程だった。

そしてこの呼びかけが聞いたのか、前半は完璧な内容だったと思う。
しっかり動いて、崩して、点を決め、失点ゼロ。
久しぶりに強いマリノス、去年の勝負強いマリノス。

しかし、後半。開始早々の失点。
前半上手く行っていたからなのか、気の緩みが抜けない。悪癖だよね。
そして更に失点。しかし結局は山瀬のPKで初ゴールで、ドローとしたのである。

今日のレフリー、家本さんは判定の軸がぶれ過ぎだった。
こっちに有利な判定したから、今度はちょっと不利な判定をしよう。これでバランスが取れるでしょ?ぐらいの感じ。
PKの場面にしても、正直名古屋サポからしたら納得のいかない判定だっただろう。

こちらとしては、とりあえず追いついた、結果がちょっとだけ出たというだけで嬉しいのだが。次は勝利とも思えるわけだから。
俺は当初はそれほど思わなかったが、山瀬が進んでPKを決めたのは偉いのかもしれない。そして一点を決めれば今後乗ってくる可能性もある。レッズ戦辺りとか(笑)

グラウ、かなり走り回って奮闘してたね。なんかマルキーニョスの様な感じを受けるのは気のせいか。

そう言えば、何度でも言うけど、直樹は上がるな。
特に残り時間数分とかならわかるけど、10分以上ある時は上がらなくてよし。
ボールを取られた時、ダッシュで戻ったとして、守備陣に参加できたとしても、戻ってきてから参加したのは安定感が違うし、崩されやすいだろう。

それから、隼磨。前半、凄く良かった。勝負するし、アシストも決めた。
ただ、前半の後の方から、後半にかけて、判断がイマイチになり、空回り始めてるのが目に見えてきていた。そこで、山瀬のPKの時、相手選手にペナルティーエリアから出る様に仕草?暴力?みたいな事があり、イエロー。一気に隼磨のフォーマンスは悪くなった。
台無しだったね。次があるからいいけど、そこではしっかりと自分を持ってやっていかないとね。

とりあえず、ちょっとずつ勝っていくしかないのだからね。

そう言えば、新横の日本海庄屋で、マリサポと会いました。
そしたら、ネット上での既に知り合いだった事がわかりました。
いやー、世界って狭いようで広いようで、狭いね。

とにかくドローでも良かったよ。

疲労の蓄積(ガンバ戦)

2005-09-01 09:44:40 | 横浜Fマリノス
負けてしまいましたね。
試合は見てないので、何とも言えません。
仕事中だったもので・・・。最近、仕事が忙しくて土日休みを死守するのがやっと。

ところで、布陣について言えば、前回と同じ4-3-2-1ならば、成果や課題が見つかって欲しかった試合だったのでは。
実際には疲労が溜まっていて、それどころじゃなかったみたいだけど。
今度の鯱漁も、疲労の溜まっていない選手を使うという事で。

俺なんか普通の人間からすると、疲労なんて、2日ぐらいゆっくり寝れば治るもんだけどね。
選手とかは開幕時の疲労とかが徐々に溜まっていって、それが夏の暑い時まで続いたりしていて、何かの時に出るらしい。そしてそれが怪我につながったり、運動量の不足になったりするんだろうね。

海外の競合は疲労回復の為のノウハウがまだまだあるんじゃないか、なんて冷静に振り返る朝でした。