Marisapo.net | 横浜F-マリノスサポーターブログ

マリノスの記事を中心に、映画や雑感、お知らせなどを掲載。

Dead or Alive(イラン戦)

2005-03-31 00:59:37 | 横浜Fマリノス
イラン、バーレーンと戦った日本代表。
どちらも内容は決してよくない、息苦しい試合だった。
イラン戦前に、2分の1ずつと言ったが単に結果だけからすれば
まずはノルマはクリアしたと言える。

バーレーンは普段馴染みの薄い国、イランでさえ馴染みある国とは
言い難い。サッカーをやっている国と言っても、どんな選手が多いとか、
戦術とかもマニアでない限り知られていない筈だ。
そんな相手に、1勝1敗。その1勝もオウンゴールという決して
格好いいものではない末に手に入れたもの。大苦戦だ。

しかし、あのジョホールバルの歓喜を思い出して欲しい。
あそこであったって、ギリギリの所で勝ち、フランスW杯へ進めたのだ。

よく、サッカーでは弱小チームに対して、超強豪チームが苦戦する事が
ある。
サッカーをたまに見る人からするとかなり理解に苦しむらしい。
確かに、強いチームであれば、それなりに大勝してしかるべきだ。
しかし、サッカーは実力が均衡していても大差が付く事さえある。
そこで私はよくわかりやすいと思ってこう言う。言う相手は20代の男性
と想像して頂きたい。
「小学校6年生が死に物狂いで殴ってきた時、あなたは余裕勝ちできるか?」
ここで即答できた方、よく考えて欲しい。
普通に殴る蹴るではない、目潰しも爪を立てるでもルールはない事まで
本当に考えられているだろうか?
死に物狂いの相手をする怖さを実感した事があるだろうか?

もちろん、サッカーには戦術の相性や、経験値など様々な事がある為、
こんな単純な話ではない。
しかし、今回の最終予選も死に物狂いに向かってくる相手なのだ。
それを考えたら、もっともっと経験と実力を積み重ねなければならない。
そうすれば、「どんな相手にもやれる。」とも思うだろうし、
その上で「どんな相手にも勝てる」と思えるのだろう。

今日は、国立競技場でパブリックビューイングに行った。
正直、試合開始前の周囲のユニを着た者達は、エンターティメントを
楽しみに来ていた。
試合後、相変わらずそういう人達はいたが、目つきの違う者達も
確かにいた。
ワールドカップ予選とは、そういう事だ。
簡単に勝てない。泥臭く、我慢強く、勝っていくしかない。
そういう中で、目つきが変わってくるし、俺が「ざけんじゃねぇよ!!」
というヤジも普通になってくるのだと思う。
まだまだ、山越え谷を飛び越え、先は遠い。
だが、こちらも生きるか死ぬかでやってるんだ!
そういう熱さをもっともっと日本中に広まったらいいと思う。
そこに真の感動はある。
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イラン戦は2分の1。

2005-03-22 11:47:13 | 横浜Fマリノス
イラン戦が迫っている。
B組の本命同士の決戦。それなのに北朝鮮戦の時よりもメディアの反応が
薄いのは、国際情勢という政治上の問題からか。
それはさておき、今回、イラン戦についてもヒデの復活や、欧州組召集など、
話題は豊富だ。
正直、イラン戦はあまり心配はしていない。観客が10万人だろうが、20万人
だろうが、今の代表選手ならばサッカーの試合である限り、怖気づいたり
することはないと信じている。
それに、イランの攻撃力は決定的なFWがいる分、日本より若干上かも
しれないが守備に問題を抱えている事は知られている。相手のリズムの時は
カウンター気味でもいいし、攻略法はある。
それに、勝てれば勝ちたいが、負けても酷い試合をしない限り、ロースコアで
ある事は予想される。
どちらにしてもホームでしぶとく勝てばいいわけだ。ここぞという所で、薄氷の
勝利を掴む勝負強さも備えているのだから、心配ない。

心配の種はむしろ、イラン戦の5日後のバーレーン戦だ。
バーレーンは、イラン戦ではドローに持ち込んだし、日本も五輪予選や、
アジアカップで苦しめられた。
特にアジアカップではローコンディションの試合がなかった事。そして、
中東の大会ではガルフカップでは二位につけている。
安定して結果を出し、成長してきているこの国バーレーンにこそ、勝たなければ
ならない試合である。
イランを警戒しない選手サポーターはいなくても、バーレーンはどうか?
イランに仮に勝ったとしてもバーレーンに負けてしまってはどうしようも
ないのだ。
イランの意識はともかく、イランに援護射撃されてボロボロの後、バーレーン戦に
臨むのは避けたい。

日本はW杯予選で、ホームのオマーン戦、北朝鮮戦でかなり際どい勝利を
収めている。
当時マスコミは、実力的には日本の方が上と評価していたし、勝てるという
雰囲気が無条件に漂っていた気がする。
それを考えると、あくまで「2戦で」という気持ちは絶対に必要になってくる。
イラン戦の結果がどうであっても、次の1戦を決して「楽勝」だとか
「ダメだ」と思ってはいけない。
では、イラン戦は勝利を!

バーレーンの詳細はここに詳しいのでご覧あれ。
http://kick.or.tv/blog/archives/000014.php

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雑感(セレッソ戦)

2005-03-14 23:06:29 | 横浜Fマリノス
点もほしかったし、勝ちもほしかったから、満足です。これで変なプレッシャーもなくなると思う。2点目の場面は、大橋だからきっと何かやってくると思って狙っていた。

大島秀夫選手のコメントだ。

大橋と大島、二人とも「大」がつくだけじゃない共通点がある。
大島は、元横浜フリューゲルスから京都、山形、そしてマリノスへ。
大橋は、マリノスユースから、マリノス、水戸、マリノス、新潟、そしてマリノスへ。

横浜→地方→横浜。

同じ境遇だったから、気持ちが通じ合って、大橋のバックパスをダイレクトでシュートでき、
それがゴールになったわけじゃないかもしれない。

清水は未だ大島とのコンビネーションが出来上がっていない事を認めている。
ゼロックスを見てから思っているが、奥や清水など主力組の調子がよくない今、大橋のチャレンジする姿勢と結果を認めてスタメン起用するべき。
大島大橋のコンビネーションは熟成されると思うし。まだ安定してよくはないが、今二人は輝き始めてると思う。
単に大島のハットトリックだけではない。息のあったプレーという所において。
岡田監督は、じっと待つしかないという姿勢らしいが、それは彼らの力を認めていない
のか?と思った。
まだまだ、チャンスを与え、やる気にさせればと思っている。

セレッソ相手とは言え、大島のハットトリックは凄い。
更に競り負けない強さは欲しいが。

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フットボールというもの(福西の手)

2005-03-12 01:54:55 | 横浜Fマリノス
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武藤文雄
「問題なのはあのプレイをハンドではないと断言するサッカー的ではない発想なのだ。」

川淵キャプテン
「“正当”という言い方は偶然であれば何でも認めるということになる。伝え方の問題。認めざるを得ないといったネガティブな表現であるべき」という見解を示した。

鈴木チェアマン
「(岡田主審は)不安だったから副審にも確認している。手続きは冷静にしている。しようがないと話した。」

レスリー・モットラム
「ボールは手に当たったが、福西はボールの軌跡を見ていないし、押されてバランスを崩していた。意図的ではないから、得点を認めたのは誤審ではない」

もう済んだ事。負けたのは今更戻らない。
ではどれに最も共感するだろうか?
ルールが全てだとか、印象が悪いだとか、サッカー的でないとか。その他色々な意見はあると思う。

一つ、心配なのは・・・。
開幕戦の目玉は、レッズ対鹿島、マリノス対ジュビロだろう。これに異論はない筈。
埼玉スタジアムでは黄色も赤もカードが飛び交う試合で、殺伐とした。
日産スタジアムでは疑念の残るゴールで決着が着いて、どこかきなくさい。
そんな試合にサポーターではなく、ファン、若しくは久しぶりに見た人が面白いと感じただろうか?
プロスポーツである限り、チケットを販売する事が商売である限り、魅力を失ってはならない。
きっと休日に「へーサッカーやってるんだ、開幕戦か、ちょっと見てやろう。」という人は、きっと
もう見ないかもしれないと恐れてしまう。
一瞬で全てを判断しろというのは、確かに難しい。
ただ、今、多くの人々が抱えている、判定への違和感は大事にするべきだと思う。
ルールありきであれば、レスリーモットラム氏の言う事はもっともだ。しかしルールは法律ではない。
ただ申し訳ないが単純に違和感というものは、他の言葉で置き換えるとすると何て表現していいかわからない。
しかし、だ。
この違和感を皆が共有した時、日本でサッカーが文化として認められた証拠なのではないか、とふと思う。
イングランドでは、「オーーー!!」と「フーーー!」がコールリーダーもいないのに面白い様に一致する。
オーーー!:ゴール決まりそ!!
フーーー!:惜しかった、決まらなかった!
こんな認識があれば、もしかしたらレフリーの判定も・・・いや、もしかしたらです。


下を向くな!!(ACL第一戦)

2005-03-09 23:56:22 | 横浜Fマリノス
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敵は 山東魯能秦山。
決して、上手い相手じゃない。フィジカルでガツガツ来るだけ。
普通にやれば勝てる筈。

だがしかし。
ゼロックス、開幕戦とずっとそうだったが、中盤から前線にかけての
コンビネーションがよくない。
特にこの試合でかなり酷く表面化。
前線でボールキープもできず、だから押し上げもできず。
攻守の切り替えが遅く、ボールの出し所がなく、バックパス。
そこへプレッシャーをかけられてミスし、あわや失点かという場面も一度や二度じゃない。
ボールが普段Jリーグで使用しているロテイロと違う事が影響しているという事もあるが、
それにしてもトラップミスという基本的なミスが多すぎた。
結局、普段ミスの少ない佑二までがミスの連鎖にはまっていってしまった。
攻撃はダイレクトプレーが少なすぎた。
チャンスもあったが、決められず。いやチャンスにおいては、これ自体が少なすぎた。

様々な原因はあるだろうが、とにかくメンタル面で何か問題を抱えている様に見えた。
試合後、選手達はサポーターへ下を向いて挨拶に来た。
3日後には桜戦、そのまた3日後にはマカッサル戦がある。
「下を向くな」と俺は叫んだ。そう、落ち込んでいる暇はない。
厳しい事だが、現実を受け止め、乗り越えるしかない。
早くもチーム力が問われる正念場をむかえている。

リーグ開幕戦。

2005-03-06 23:38:11 | 横浜Fマリノス
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浦和対鹿島。
横浜対磐田。

開幕の注目カードとして行われた2試合。
浦和対鹿島。
激しいというより度を超した汚いプレーでの殺伐とした雰囲気。
レッドカードが出た鈴木隆行選手とアルパイ選手のトラブルだけでなく、複数の選手が汚い
プレーに関わった。

横浜対磐田。
試合がこのまま終わるのか、決着がつくのかという時に起きた、手に触れて入ったゴール。
当然、認められてはならないゴールだったが、誤審による結果決定による、後味の悪い試合。

どちらもJリーグとして注目の試合だったが、レフリーのミスによるものは偶然なのだろうか。
サッカーはプロスポーツであり、サポーターとファンが楽しむ為のものである。
その為に、ピッチ上には22人のプレイヤーと、3人のレフリーがいるわけだ。
でなければエンターティメントとして楽しめるわけがない。

浦和のブッフバルト監督は、レフリーを批判した。
横浜の岡田監督は、自分たちの力不足を自戒した。
監督としてあるべき姿は岡田監督であると思う。以前から気にはなっていたが、ブッフバルト監督
のコメントは、レフリー批判に終わってしまう事が多い。人気チームの監督としては残念だ。
サッカーは残念ながらレフリーの誤審も含めてのものだ。監督としてこれを理解しているべきだし、
そういったポリシーを貫くべきだ。

二試合のレフリーはJリーグでも定評のある、吉田寿光、岡田正義の2名であった。
そしてラインズマンがそれぞれ2名。
ただ彼らにしても、貫かれるべきポリシーに迷いがあってはならないし、試合においての自身の
重要性を再確認して欲しい。
冷静さを欠いたり、不注意があってはならない。

サッカーに完璧なエンターティメントとなる試合はない。
しかしエンターティメントとして二度と同じものはない、そしていつ何が起こるかわからない
期待感こそがサッカーの醍醐味。
皆が真剣に、全ての力を発揮してこそ、試合は最高のものになる。
選手、監督、レフリー、サポーターやファンなど全員がフェアな真剣勝負を望む事。
こうなってこそ完成されたエンターティメントにはない、感動がある。

一人のサポーターとしても、真剣に真面目に今後も試合に関わって行きたいと思う。