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真価を計る(アジアカップ ヨルダン戦)

2011-01-10 02:04:43 | 日本代表
中国でのアジアカップの時にPKまでもつれた相手。
場面、時、場所は違えども、気を抜いてはいけない相手であった。

試合開始前では、DF陣が急造であり、しっかり守れるのかどうかという点が不安であった。
しかし、同時に、香川と本田がどれだけやってくれるのかを楽しみにしていた。

試合が始まってみると・・・。
日本ペース。しかし、何かが足りない。
それは、懸案のDF陣ではなく、FWと攻撃的MFの関係性である。
前田のワントップが落とした所に誰もフォローに行かない。
攻撃的MFは横への動きはあるものの、縦への仕掛けがない。

長谷部とヤットのボランチはそれなりだったし、
マヤヤと今野のDFもそれなりだった。
SBの二人はかなり果敢に仕掛けていた。

後半に入って、ワントップの前田を李忠成に代えてもそれは変わらず。
そして、マヤヤのシュートコースの切り方が甘く、
また、DMFの寄せも甘く、ミドルを蹴り込まれて失点。

その後も、色々とメンバーは代えるが、
好転せず。

なんとか、マヤヤのCKからのゴールで、同点に追い付いた。

しかし、俺は兼ねてから、香川には疑問符をつけていたのが、当たってしまった。
もっともっと、ガツガツとした闘争心がないとアジアは勝ち抜けない。
本田にしても、それは言えた。

長谷部のFWを追い越してのプレー、ヤットのパスを散らす動きの中で、
全く連動していなかった。

正直、前田は悪くなかった。

それをサポートする選手が悪かった。

松井は交代させられた。
確かに彼はベテランらしからぬパスミスもあった。
しかし攻撃のリズムは彼が作っていた。

香川、本田は、もっともっと闘争心を見せなければならない。

このままだと俺は、香川はただ単に所属チームに恵まれたラッキーボーイ。
上手いかもしれないが、わかってない選手。

本田は、このままロシアの田舎で終わる選手。

そういう事になってしまうと思う。

とりあえず、代表チームとしてはドローという最低限の結果は残した。

次、ちゃんと躍動できるか。
若手全員の双肩にそれは掛かっている。