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ワールドユース(U20W杯)出場ならず

2012-11-13 21:14:58 | 日本代表
ワールドユースは既に正式名称ではないのだが、
馴染みがないので許して頂きたい。

さて、マリノスの熊谷アンドリューが出ていたので、アジアU19選手権は見ていた。
ちなみにワールドユースの予選にもなっている。

グループリーグの苦戦も、幸運とも言うべき成績でトーナメント戦に出場。
ここで一皮剥ければと思っていたが、イラクに一度追い付くも敗戦。

勝てば世界だったが、またもアジア止まりで終わってしまった。

このチーム。
前線の選手の足がよく止まっている。
決して運動量の問題ではないのは、早い時間帯から起きている事からもわかる。
ボランチのアンドリューが広大なスペースをカバーしている。
最終ラインの押し上げが弱い。

どうしてこういう事があるのか。
前線の選手が連動してキープやパス交換をしていないのである。

前線の選手も有望な選手ではあっても、数人相手にキープできる様な怪物ではない。
それならば、数人で連動して相手を攪乱し、速攻と遅攻を行うべきだろう。

キーとなるのは、アンドリューの相方、松本である。
元々、攻撃的な選手との事なのだが、余りにも早く上がりすぎる。
尤も、他の攻撃の選手も一度引く事をせずに上がって待っている。

これでは守備する敵方は簡単である。
また攻撃陣は交通渋滞である。

いつか解消されるかと思って見ていたが、殆ど変化は見られなかった。

だが、これは選手だけの問題なのだろうか。
むしろ、戦術、つまりコーチ陣の問題なのではないだろうか。

最後にワールドユースに出たのは2007年である。
2年毎に行われているのに、もう5年(6年)出ていない。

若い世代において、同世代の一流になるかもしれない世界の選手達と本気で戦えるのは、殆どない。
欧州や南米のクラブチームに移籍できればいいが、それは日本代表のチームとして戦うのとは意味が違う。

非常に残念な事だ。
しかし、これは選手だけの問題ではない様に思う。