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否定と差別とブーイング(その1) 否定とは

2014-09-14 20:34:22 | 雑感

先日、マリノスの一部のサポーターが差別的行動をした事で処分をされました。
また、現在一部のサポーターが応援やブーイングを自粛しています。
これらの事について、少し考えてみました。 


 

あなたは否定した事がありますか?
つまり存在を否定した事が。

モノだと日常的だと思います。
極論ですが、使えないモノ、食べられないモノ、です。
それは仕方ない。実際に不便だし、食べられない(或いは、不味い)モノは。
しかし、使えないモノや食べられないモノを作った人はいる事が多い。
その裏側、裏方までを考えたら、簡単には否定しにくい。
知人が作ったものを否定しにくいのはその為だ。

さて、好きなもので同調するのと、嫌いなもので同調するのでは、
どちらが話しが盛り上がり、結束力が強いだろうか。
明らかに嫌いなものである。

好きなものでは、ある程度の方向性に差異があり、これを許容する事は簡単ではない。
他人より自分の方が好きであるという証(愛)をどうしても証明したがる。
しかし、嫌いなものの場合、嫌いな点を列挙した時、許容範囲は比較的広い。同調しやすい。
他人より自分の方が嫌いだという競争は少ない。

また、駄目な部分、短所は目に付きやすい。吟味する必要性は高くない。
感覚的に、生理的に嫌い、に理屈などない。

つまり、駄目出し、否定、それは誰でも出来るという事。
肯定や好きになる事はそれ程簡単ではない。

どうして嫌いなのか。嫌いなモノはどうして、そういう存在なのか。 
それとどう付き合えばいいのか。

単なる否定は進歩、進化、成長を阻む。
しかし、否定からの分析、分析的な否定があれば、それは単なる否定ではない。 


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