心の旅

やわらぎ住宅(株)の社長によるブログ。

日本人のルーツ(17)

2013年01月23日 | 朝礼
朝礼 平成25年1月23日(水)

テーマ:日本人のルーツを知るうえでこれまで以外で学ぶもの その6

今日は、一日、集客やホームページについて、O先生のご指導のもと、今後のあり方についての戦略を考えました。大変有意義な一日でした。

本日の朝礼での学びは

1. 日本は世界に対して何らかの根源的な意味での貢献をすることができるのでしょうか。 まずもって日本人がやらなければならないことは、「自分はもともと何者であったのか」という「自己認識」をしっかりもつことでしょう。
2. いま、われわれに求められているのは、かつて日本人が持っていたとされる「足るを知る精神」「自然をこよなく愛し、自然によって自分たちが生かされているという調和的な自然観」などの日本的な価値観を認識しなおし、自らのものにしていくという「基礎作業」です。
3. 日本には仏教的な考え方がある。自然を破壊するのではなく、自然と仲良くしなければいけないという、自然をおもんばかる気持ちも強い。さらには、過度の市場主義によって人と人の絆がぶった切られるのはよくない、ということを理解する力があります。だから、政治や教育が変われば、日本人の潜在意識に眠っている基層文化がよみがえってくる可能性は十分あると思います。西洋的な価値観に基づいて、自分の権利ばかりを主張したり、自分の欲望の最大化だけを目指したりするのでは、地球がもちません。日本人は昔から「足るを知る」ということを大事にしていたし、他人を幸せにすることが実は自分の幸せになる唯一の方法なのだといった利他的主義の考え方を取り戻すことができれば、日本人はいろいろな形で世界に発信できるはずです。

と中谷 巌氏はいっておられます。

確かに、自分が何をしたらいいのかわからなくなったときには、「自分はもともと何者であったか」ということから入る方法が有力だと思います。

私自身も、以前自分のまわりに起こることが理解できなくて混沌としていましたが、この本を読み、すっきり整理されました。たとえば、会社は誰のものか、とか企業活動してお
金を稼ぐのは正しいのか、正しくないのかなどです。

日本人であるわれわれは、自然をおもんばかったり、他人に配慮したりする素晴らしい心をもっています。西洋には愛の概念がありますが、実際には自己愛や家族愛に限定されて
いるように思われます。どうしても、そこには、お金、すなわち得か損かという利害が優先されるからです。

しかし個人主義的、拝金主義的、利己的な考え方では、行先は見えています。
今こそ、自己の欲望の出し方、制御の仕方をしっかり身につけるべきときです。

自分のことだけを考えるのではなく、全体のことを考える生き方が必要となってきます。

言いかえますと、自分が全体に対してどう貢献できるかを考えて生きる時代ではないでしょうか?

皆さまは、いかがお考えでしょうか?