朝礼 平成25年1月5日(土)
テーマ:日本人のルーツ(2)
再度、なぜ、日本人のルーツを知ることが必要なのでしょうか。
それは、自分が何者かを知り、世界の中で自分らしさを生かして社会に貢献するためです。
また、自分を知り、自分の特性を常に発信していると相手からもわかりやすく、誤解されにくくなるからです。
その結果、自分の本当の充実した人生が送れるからです。
日本では、明らかな支配者階級というのは存在しません。過去に武士が支配者階級として存在していましたが、日本の場合は、武士は修身を旨とし、非支配者階級から搾取をしませんでした。
欧米では、搾取は当然のことであり、そのために争いをしてまで権力を取りに行きます。欧米では、争いは当たり前であって、負ければみじめになりますし、勝てばしたい放題になり、それが認められます。
ということから、グローバル資本主義の世界では、日本的な日本人はまともに競争すれば、人が良すぎて負けてしまいます。
また、そういう意味からも世界の中で日本のように平等で平和な国もあまりみかけません。
ですから日本では、他人を疑わない、自分が生きるためであっても人を裏切らない、全体のなかで自分が生かされているのだという考え方をします。
しかし今の日本では、経済大国になってしまっているので、世界の基準が欧米である以上、その中でやっていかなければなりません。
そうしますと、日本の中に日本的なものと欧米的なものが混在し、何が何だか分からなくなるのです。
何が正しいかの判断が、まちまちだと組織や共同体は、なかなかまとまりがつかないのが、現在の日本の状況を表しているのではないでしょうか。
でもそれを強制的にまとめるわけにはいけません。それは、歴史が許しません。
そういう状況であることを認識することが重要で、その中でさまざまな経営をしていくということが現代の経営の特徴でしょう。
テーマ:日本人のルーツ(2)
再度、なぜ、日本人のルーツを知ることが必要なのでしょうか。
それは、自分が何者かを知り、世界の中で自分らしさを生かして社会に貢献するためです。
また、自分を知り、自分の特性を常に発信していると相手からもわかりやすく、誤解されにくくなるからです。
その結果、自分の本当の充実した人生が送れるからです。
日本では、明らかな支配者階級というのは存在しません。過去に武士が支配者階級として存在していましたが、日本の場合は、武士は修身を旨とし、非支配者階級から搾取をしませんでした。
欧米では、搾取は当然のことであり、そのために争いをしてまで権力を取りに行きます。欧米では、争いは当たり前であって、負ければみじめになりますし、勝てばしたい放題になり、それが認められます。
ということから、グローバル資本主義の世界では、日本的な日本人はまともに競争すれば、人が良すぎて負けてしまいます。
また、そういう意味からも世界の中で日本のように平等で平和な国もあまりみかけません。
ですから日本では、他人を疑わない、自分が生きるためであっても人を裏切らない、全体のなかで自分が生かされているのだという考え方をします。
しかし今の日本では、経済大国になってしまっているので、世界の基準が欧米である以上、その中でやっていかなければなりません。
そうしますと、日本の中に日本的なものと欧米的なものが混在し、何が何だか分からなくなるのです。
何が正しいかの判断が、まちまちだと組織や共同体は、なかなかまとまりがつかないのが、現在の日本の状況を表しているのではないでしょうか。
でもそれを強制的にまとめるわけにはいけません。それは、歴史が許しません。
そういう状況であることを認識することが重要で、その中でさまざまな経営をしていくということが現代の経営の特徴でしょう。