やんやんブログ

ゲームって、なぜこう面白いのでしょう

ブルーオーシャンに今はこぎいでな

2007-04-24 23:44:47 | ゲームにまつわるコト
昨日テレビ東京のワールドビジネスサテライトを
拝見していましたら、任天堂のWiiと共に
「ブルーオーシャン」なる言葉が語られてました。
うーん「ブルーオーシャン」ね、平仮名で書くと
「ぶるーおーしゃん」何だかフェリーの名前
みたいですね。直訳すれば青い海、白い砂
まだまだ続くよ夏休み、たーのしーなー
…で無いことは確か。
早速調べてると、簡単に見つかりました。
「ブルーオーシャン」とはマーケティング用語で
競争者のいない、無限の可能性を秘めた市場
と言うことらしいです。
リンク:ブルーオーシャン戦略

はぁはぁふんふん、なぁるほど。
私この言葉と意味を聞きまして、その昔読んだ
西原理恵子さんの漫画で、担当の青ちゃん、K氏
コータリンで囲まれた、かっぱぎイケスのことを
思い出しました。確か「まぁじゃんほうろうき」の
3巻くらいのお話だったと思います。
私のイメージからすると「新雪」って感じですが
ばくち打ちの方々は、海の方がお好みですかね。
ちなみに「ブルー」の反対は「レッド」となります。
激しい競争が繰り広げられる、血みどろの海。
「鉄火場」なんて言葉もありますが、やはり激しい
競争状態では、「赤」がしっくりきますね。

さてここから本題に。
上でも書きましたように、テレビではWiiを
取り上げ、これを「ブルーオーシャン」に例え
られていました。
確かに、Wiiはその他の新世代機たちとは
一線を画し、斬新なWiiコントローラーで
独自の道を歩んでおります。
この先には今の時点では追随者さえもおらず
まさしく競争の無い「ブルーオーシャン」に
あると言えるでしょう。
しかし、ハードとしてはブルーオーシャンに
飛び出したとは言え、Wiiのソフト市場は
今はブルーでも、いずれは血で血を洗う
レッドオーシャンに様変わりするでしょう。
何しろ、恐ろしいリヴァイアサンが潜んで
いますからね。

さてブルーもあれば、レッドもあるわけですが
Wiiだけが一人、ブルーオーシャンに舵を
切ったのだと、私は思えません。
確かにライバルであるPS3は、これまでの
高性能路線を踏襲し、競争を繰り広げている
ように思えます。
しかし同じ路線で競争をしそうなのは、もはや
Xbox360だけであります。しかもPS3
には圧倒的なマシンパワーがあります。
この路線の愛好者には、全く迷う必要はないの
ではないでしょうか。そう考えれば、もう既に
それぞれのハードが、ブルーオーシャンにあるの
ではないでしょうか。
ただ、それが死海であったり、アラル海で
あったりするわけで…。