アンゴルモアの大王は現れず、ミレニアムにわいていた世間の陰で
あるハードメーカーと一冊の雑誌が臨終の時を迎えつつありました。
奮闘を続けてきたネオジオフリークは2000月11号を最後に
本屋の棚からその姿を消しました。
またSNKは21世紀を迎えることができましたが、実質的には
ネオジオフリークが休刊となった時期に、パチンコメーカー
アルゼの子会社となっており、ゲームメーカーとしての使命は
終えていました。
かつてドリームキャストマガジンという雑誌がありました。
この雑誌も名前の通り、ドリームキャストの専門誌でしたが
湯川専務の奮闘むなしく、ドリームキャストはあえなく生産中止に。
ドリームキャストマガジンも廃刊に…と思いきや、名前をドリマガに
改め、総合ゲーム情報誌に生まれ変わり、生き長らえました。
ネオジオフリークもそのように立ち回れれば、延命できたのかも
しれません。
しかしネオジオフリークはとにかくネオジオ一本槍。
そんな生き方を拒否したのでした。
時は2000年、話題の乏しさはいかんともしがたく、誌面の構成に
困窮していることは、読者の私にも伝わってきていました。
そんな危機的な状況において登場した新連載に、私は度肝を
抜かれました。
その連載は「ネオジオフリークのできるまで」
ゲームにはなんの関係もない、雑誌の編集作業がテーマなのです。
またそれも実に細かく、Macを使ってのページ割りから始まり
写真のサイズを調整して、文章を書き入れ…と、間違いなく
ネオジオフリークを読んでいるはずなのに、いったいなんの雑誌を
読んでいるのか、分からなくなるほどの充実ぶり。
ネオジオゲームの話題が無いとは言え、ここまで徹底するとは
驚きつつも意地を感じました。
しかしここまでゲームに関係のない話題を持ってくるより
毎号中程にカラーで2ページをさいていた、読者投稿のキャラコス
写真掲載を拡大し、序々にそちらの路線に移っていけば良いのにと
素人ながらに思いましたが、そういう生き方も誇りに反したのでしょう。
もっともこんな連載を続けられるわけもなく、2回ほど掲載された後
ネオジオフリーク自体が休刊となりました。
もてる力や運、全てを出し尽くした末の結果のように感じます。
謎な企画、繰り返される話題など、普通の雑誌とすれば、欠けている
点も多かったですが、ネオジオ一本槍という困難な課題に挑み続けた
この精神を私は忘れません。
願わくは、近年SNKがSNKプレイモアとして蘇ったように
ネオジオフリークも復刊していただきたいものです。
ついでにADKも。
あるハードメーカーと一冊の雑誌が臨終の時を迎えつつありました。
奮闘を続けてきたネオジオフリークは2000月11号を最後に
本屋の棚からその姿を消しました。
またSNKは21世紀を迎えることができましたが、実質的には
ネオジオフリークが休刊となった時期に、パチンコメーカー
アルゼの子会社となっており、ゲームメーカーとしての使命は
終えていました。
かつてドリームキャストマガジンという雑誌がありました。
この雑誌も名前の通り、ドリームキャストの専門誌でしたが
湯川専務の奮闘むなしく、ドリームキャストはあえなく生産中止に。
ドリームキャストマガジンも廃刊に…と思いきや、名前をドリマガに
改め、総合ゲーム情報誌に生まれ変わり、生き長らえました。
ネオジオフリークもそのように立ち回れれば、延命できたのかも
しれません。
しかしネオジオフリークはとにかくネオジオ一本槍。
そんな生き方を拒否したのでした。
時は2000年、話題の乏しさはいかんともしがたく、誌面の構成に
困窮していることは、読者の私にも伝わってきていました。
そんな危機的な状況において登場した新連載に、私は度肝を
抜かれました。
その連載は「ネオジオフリークのできるまで」
ゲームにはなんの関係もない、雑誌の編集作業がテーマなのです。
またそれも実に細かく、Macを使ってのページ割りから始まり
写真のサイズを調整して、文章を書き入れ…と、間違いなく
ネオジオフリークを読んでいるはずなのに、いったいなんの雑誌を
読んでいるのか、分からなくなるほどの充実ぶり。
ネオジオゲームの話題が無いとは言え、ここまで徹底するとは
驚きつつも意地を感じました。
しかしここまでゲームに関係のない話題を持ってくるより
毎号中程にカラーで2ページをさいていた、読者投稿のキャラコス
写真掲載を拡大し、序々にそちらの路線に移っていけば良いのにと
素人ながらに思いましたが、そういう生き方も誇りに反したのでしょう。
もっともこんな連載を続けられるわけもなく、2回ほど掲載された後
ネオジオフリーク自体が休刊となりました。
もてる力や運、全てを出し尽くした末の結果のように感じます。
謎な企画、繰り返される話題など、普通の雑誌とすれば、欠けている
点も多かったですが、ネオジオ一本槍という困難な課題に挑み続けた
この精神を私は忘れません。
願わくは、近年SNKがSNKプレイモアとして蘇ったように
ネオジオフリークも復刊していただきたいものです。
ついでにADKも。